風の子広場

特別な意味はありません。近くの広場です。
考えごとをするのに最適な場所です。
エッセーを中心に書いてゆくつもりです。

女児殺害

2005-11-30 21:50:43 | 何でもシリーズ
自宅室内で犯行か 広島の小1女児殺害 (共同通信) - goo ニュース

なぜ殺さねばならなかったのか不思議です。
偶発的な犯行の線が強いとは言え、あまりに
短絡的な犯行です。

幼児に異常な興味を示す変質者は想像以上に
多いのでしょう。大人の女性は相手にしてく
れないので、しかたなしに小さな女の子を
狙うのでしょう。

こういう犯罪は、なかなかなくなることは
ないでしょう。容疑者の生い立ちを調べて
どういう風に育てられると、幼児に異常な
興味を示すようになるかを調べる必要があ
ると思います。

犯人を捕まえる、第二の犯行を食い止める
ことも重要ですが、この種の犯行を未然に
防ぐには、異常性愛への過程を調査してみる
必要があると思います。

どんな犯罪にも「傾向と対策」があります。
その傾向を掴まない限り、対策は立てること
はできない。

入歯

2005-11-29 20:19:40 | 健康シリーズ
以前からグラグラの前歯が抜かれてしまった。
新しく入れ歯を入れた。まだ麻酔が効いている
ので、何も食べれない。

歯の手入れは大切です。ほったらかしにして
おいた付けが、回ってきただけかもしれない。
この際、直せる範囲で時間をかけて、直して
しまおうと思っている。

抜いてしまった歯はもう戻ってこない。
いまさら悔やんでみても、どうしようもない。
ない。まさか入歯をするなんて考えたことも
ない。

自分自身の老化は、なかなか認められないのが
、人間の本来の姿なのかも知れない。


ゲノムは平等

2005-11-28 21:49:25 | 21世紀の人間
PHP文庫「遺伝子の謎を楽しむ本」より。
ゲノムは「生命の設計図」と言われています。
興味深く読み終えました。この本の終わりに、
こんなことが書かれていました。

「人間のゲノムや遺伝子は、みんな違うのと
同時に、みんな平等であって優劣などない」
ということです。

「みんな同じ」なのではありません。
これらはゲノム(と環境要因)が生み出す
「個性」です。そして個性はゲノムの変化・
多様性がもたらす必然の産物であり、また、
たった一個の塩基の偶然に違っただけで生
じるものですらあるのです。

やはり、ゲノムから見れば平等に人間を
作ったのだろう。ゲノムの研究が進めば進む
ほど、何らかの意図的に操作している「力」
が働いているようにしか考えられない。

ここでも、「神」の存在の証明が成り立つ
のかも知れない。私も、なかなか「神」の
存在を信じられない性格ですが、数学の
確率では、限りなく0%あり、裏を返せば、
存在証明にもなるのかなーと思うようにな
りました。

耐震偽装

2005-11-27 20:56:06 | 何でもシリーズ
木村建設、全社員を解雇「破産手続きの一環」 耐震偽装 (朝日新聞) - goo ニュース

耐震偽装のあげくは、企業を維持できなくなり
全社員解雇、破産ですか。
もうすぐ12月だというのに、解雇される社員
とその家族のことを考えると、胸が痛みます。

構造上の欠陥は、今後全国に及ぶでしょう。
一企業だけの問題ではなく、役人がだらしない
せいだと思います。日本は役人天国で、一度
役人になれば、定年まで役人の身分を保証され
るところに問題がありそうです。

役人の試験は難しいが、一旦入ってしまえば、
もう勉強をしなくなります。努力もしなくなり
ます。自己研鑚しなくなった役人は、もう始末
悪い。出世をあきらめた役人ほど、始末の悪い
ものはありません。

そろそろ、公務員試験のあり方も考え直す時期
になっていると考えます。今までの、公務員の
数は維持できなくなっていると思うのですが。




高知旅行後記(6)

2005-11-25 21:12:36 | 何でもシリーズ
ひさしぶりに、飛行機に乗ったせいもあって、
飛行時間は、とても短く感じた。
子ずれとか、赤ちゃんを抱いたお母さんが目に
ついた。きっと里帰りしていたんだ。

私は相変わらず、乗るのは最後、降りるのは
最初と決めているが、久しぶりのこともあって
か、下りる時に、出遅れてしまった。ただ、
禁煙継続時間の短縮が目的なだけだが。

羽田に着くと、また忙しい時間に戻ってしま
った。どうも田舎と都会は時間の流れがかなり
違う。たまに旅行するのも、ゆったりとした
時間の流れに身を任せるのも、良いことだと
思います。

何もお湯につかることだけではない。豪華料理
と露天風呂なんていう贅沢はできない。ただ、
その土地の、新鮮な食べ物を味わうことに、
無常の喜びを感じていることはたしかなこと
です。

鉄筋減らせ

2005-11-24 21:39:46 | 何でもシリーズ
「鉄筋量減らせと指示」 姉歯建築士が聴聞で弁明 (共同通信) - goo ニュース

鉄筋量を減らせという指示があったようだ。
パソコンに入力する時に荷重を減らしたの
だろうと、想像がつく。

パソコンソフトは入力する数値を間違えれば
出力も当然間違えた結果がでる。今の世の中
コンピュータ万能の神話が確立している。
入力しているのは、ミスを平気で犯す人間
なのに。

図面の見方もわからない人間が、構造計算書
をチェックしているのだから、震度5強で
あえなく、崩壊する建物が平気でできあがって
しまう。

人間はもう一度、いや何度でも基本にかえって
自分の仕事を見つめ直す必要がある。

高知旅行後記(5)

2005-11-24 21:24:23 | 何でもシリーズ
相変わらずスリルのある旅行でした。
羽田空港で、手荷物検査を難なくパスしてから
係員にATMはありませんかと聞いた。
「このなかにはありませんよ。一度外にでない
とありませんよ。」とつれない返事。

時間がないので、まあ、高知に着けばATM
くらいあるだろうと、楽観的に考えていた。
そのときの手持ちの現金は200円足らず。

高知空港について、空港案内に聞いて見ると、
もうしまっていますという意外な返事。
まだ、8時すぎたばかりだよ。いくらなんでも
早すぎる。コンビにも近くにはないみたい。

バスに乗る金もない。タバコをすうにも、
ライターも忘れてきた。仕方ないから、地元
の人らしき人に火を貸してくださいと言ったら
マッチをくれた。それが、坂本竜馬のイラスト
でデザインされていた。明日、銅像と対面する
のに。

さて困った。仕方がないから、タクシーに乗る
ことにした。このタクシーの運転手も会社も、
ATMがどこにあるのかもわからない。高知駅
の近くまで来て、四国銀行のATMコーナーが
あいているのを見つけたときは、8時55分
を回っていた。

さすがに、あせりました。教訓?旅行には現金
をもっていかないこと。ひさしぶりに飲んだ酒
の味はあまりうまくなかった。久しぶりの鯨の
味は、いまいちでした。

竜馬は当時の日本人としては、背の高い方で、
175近くはあったはずです。南国育ちという
よりか、海の幸を食べてスクスク育ったのかも
しれないと思いました。

高知旅行記(4)

2005-11-23 21:50:44 | 何でもシリーズ
静岡からやっと戻ってきた。
お袋も想像していた以上に元気だった。
亡くなった親父が夢枕に立たないかと聞いたら
、まだお招きはないみたいで、安心しました。

高知の話ですが、日曜市をのぞいてみました。
まあ何でもそろっているという感じでした。
空腹に負けて、買うのは断念しましたが、地方
の元気の源は、日曜市から始めると良いと思い
ました。

南国特有の明るさが経済も明るい方向に牽引
してほしいと思いました。もうすでに、鯨が
沖合いに遊びに来ているようです。


高知旅行後記(3)

2005-11-22 21:31:25 | 何でもシリーズ
高知旅行中に第一報が入ってきた。
田舎のお袋が、鼻の下を何かにぶつけて、
寝込んでいたのを、病院に連れて行ったと。

21日のMRIの検査では、脳血栓らしいこと
がわかった。まさか、高知に遊びに行っている
とも言えず、楽観視していたのだが。もう86
になるのだから、仕方ないといえば、それまで
だが。

左手の麻痺は治る見込みはなく、生涯麻痺は
残ることがわかったのは、昨日の話です。後は
リハビリでどこまで回復するのかだけです。
明日は静岡にお見舞いに行くつもりです。

静岡駅の南口に、徳川家康のこんな遺訓があり
ます。

「人の一生は重き荷を背負って遠き道を行くが
 ごとし。」

また、五木寛之の「養生の実技」の中に、
こんな言葉があります。

「ガンをふくめて、すべての病気は治らない。
まして老化に関係のあるすべての人体の故障は
、決して完治したりすりことはない。」



高知旅行後記(2)

2005-11-21 20:26:52 | 何でもシリーズ
19日は坂本竜馬記念館に行きました。
竜馬の残した手紙の多さに感心しました。
自分の思いを手紙と言う、記録媒体にして
残しておきたかったかのようです。

昔の手紙は、直接に読むことはできませんが、
司馬さんの小説の中では、対話をしているかの
ような手紙を書いているようです。

脱藩してからの竜馬は実に精力的に動き回って
いる。竜馬は、最大の影響を受けた勝海舟と
めぐり合えたことが、人生の大きな転機に
なったようで、もう誰にも止められなかった。

 世の人は われをなにとも ゆわばいへ

      わがなすことは われのみぞしる

竜馬の生誕地も訪れてみた。記念碑の隣のビル
は病院になっていた。