あんどんカブのボアアップ。
今回使用したのは、キタコのライトボアアップキット75cc
型番 212-1013480
1970年式 C50-S・・・・・・にも取り付け可能のようです(これしか見つからなかった)
とりあえず、レッグカバー・マフラー・チェンジペダルを外します。
次にキャブレターは燃料ホース関係とアクセルワイヤーを外せばキャブレターを付けたままでも問題なし。
まー外してももちろんOK。
あんどんカブに付いている縦型キャブの場合、予備タンク燃料ホースとメインと2本のホースがキャブに繋がっております。
その後、シリンダーヘッド横(左側)のカムスプロケットカバー(丸)を反対側のプラグ横にあるボルトを緩めて外します。
次に、左側のジェネレーターカバーを外します。
するとこんな感じになる。
次はフライホイールのTマークと切カキが合い。
なおかつカムスポロケットの〇マークが左横の切カキに合う状態に、フライホイールを反時計方向にに回し合わせる。(これ重要)
そしてシリンダーヘッドにあるカムスプロケットを外します。その前に・・
重要(ここで現在の〇マークとチャーンの位置が組み付けた時同じになればタイミングも狂いません)
私はチェーン側にペンキで印をし、なおインシュリンクで固定してみました。
完全に外します。私のあんどんカブの場合、3本のボルトで固定されています。
普通に緩めようとすると、フライホイールごと回転してしまうので、フライホイールセンターのボルトにレンチを掛けた状態でカムスプロケットのボルトを外しましょう。
そうするとカムチェーン・ギヤが外せました。
次に、シリンダーヘッドの4本のボルトを外す。
4本の内、1本だけ違うボルトになっているので、組み込む時も同じ位置になるように。
ちなみにこの写真の上に見えるボルトを外すと、吸気側タペット調整・反対側(下側)のボルトを外すと排気側タペット調整ができます。
もちろん今回も0.005mで調整しまし。意外と重要?多分
タペット調整には、タペットアジャスターレンチとシックネスゲージ(0.004・0.005)の付いているものが必要ですがタペットアジャスターレンチが無くてもなんとかなりそうですが・・・
まー、こんな工具があれば特に簡単
いよいよシリンダーヘッドを外すため、このサイドボルトをスパナで外す。
シリンダーヘッドを引き抜きます。
これがヘッドのバルブ側・・・かなりのカーボンです。
私は紙やすりで掃除しましたが、できればドリルに取り付けた磨き用の工具で、磨けば綺麗になるのでは?
次にシリンダーを外すためのサイドボルトを外す。
そしてシリンダーサイドボルト横(左)にあるガイドローラーを固定しているボルトを外しガイドローラーを抜き取る。
チェーンの下、シリンダー内にちょっと見えるのがチェーンにテンションをかけるガイドローラーです。
いよいよ、シリンダーを抜き取る。
ヘッドもそうですが、古いバイクの場合固着しているので、プラハンマーで叩き外す。
ピストンが顔を出したので、片方側のピストンピンをラジオペンチで外しピストンを外す。
純正ピストン右側・キタコ75cc左側・・サイズが全然違います。
純正シリンダー右側・キタコシリンダー左側・・おー!
次に、シリンダーヘッド・シリンダーのガスケットをスクレーパーで掃除。
その後オイルストーンにオイルを付けて磨きます(ホームセンターにも売っています)
新しいガスケットを入れ、事前にピストンリングを取り付けておいた新ピストンをコンロッドに取り付けます。
重要(ピストンには上下があり↓マークがあれば下に排気側・IN・EXとあれば、もちろんIN吸気(上)EX排気(下)に取り付けます。
ピストンリングについては、基本はすべてのリングの切カキが同一線上にならないようの120度間隔でとりつけましょう。(オイル下がりを防ぐためらしい)
次に新しいシリンダー・ピストンにオイルをたっぷり塗りつけます。
そして新シリンダーにピストンを挿入。リングを押さえながら入れるとキタコのシリンダーの場合、テーパー上になっている為、意外と簡単に入りました。
次に抜いていた、ガイドローラーを入れシリンダー横から旧シリンダーから外したネジをいれ仮留する。
重要(シリンダーを取り付ける時は、ヘッド側・ギヤ側の2個づつノックピンがあるので同じ位置に差しましょう)今まで取り付けてあった物を再利用します。
シリンダーヘッドカバーも外し、新しいガスケットに交換。
あとは、ばらした時の逆にヘッドを組み付け、カムスポロケットをボルトで固定。
(オイルドレンボルト横左側にあるボルトをゆっくり外すとチェーンにテンションをかけるスプリングが外れるので、これを外すとカムスポロケットも取り付けやすいのでしょうか?)
最後に、純正フロントスポロケ13丁からお勧めの15丁に変更・・これは簡単です。
スポロケのボルトを外すときは、センタースタンドを外しタイヤを地面に設置した状態がいい。
もしくはチェーンにドライバーでも噛ませましょう。
あとはカバー類・マフラー・チェンジペダルを取り付けて完了。
・・・・私の失敗・・・・
すべて終了したあとは必ず、すべてのボルト・ネジのまし締めをしよう。
わたしは締めたつもりが、仮留めしておいたシリンダー横のガイドローーを固定するボルトだけ締め忘れていたために大惨事・・・走っている最中にガチャガチャ音が響き、バルブタイミングが狂ったせいかエンジン停止、なおかつキックも下りない状況になってしまいました。
もう一度ばらすと、バルブもなんとか大丈夫・・やれやれ!!
この特殊ボルトは代用できないので1971年式と1年新しい、もう1台のあんどんのシリンダーから移植。
ようやく走れるようになりました。
しかし交換終了から3日目、毎日乗っていると異音がします(カタカタ)これはどうやらコンロッドあたりからの音ではないかと(バイク屋のおっちゃん)古いバイクに75ccの負荷がかかったからなのか?わからない?
・・・・パワーの検証・・・・
トルクは断然アップ、2速発進で余裕・坂もぐんぐん登りますねー。
しかし最高速は、あまり変わらないです。って言うか全開走行するとガソリンが足らず、息つき症状になります。
まーあたり前のことですが、速度を上げるならメインジェット交換は必要ではないのでしょうか?
だれかあんどんカブの縦型キャブに合うメインジェットがありましたら教えてください(コメント願います)
まーしばらく乗ってみるか。
今回使用したのは、キタコのライトボアアップキット75cc
型番 212-1013480
1970年式 C50-S・・・・・・にも取り付け可能のようです(これしか見つからなかった)
とりあえず、レッグカバー・マフラー・チェンジペダルを外します。
次にキャブレターは燃料ホース関係とアクセルワイヤーを外せばキャブレターを付けたままでも問題なし。
まー外してももちろんOK。
あんどんカブに付いている縦型キャブの場合、予備タンク燃料ホースとメインと2本のホースがキャブに繋がっております。
その後、シリンダーヘッド横(左側)のカムスプロケットカバー(丸)を反対側のプラグ横にあるボルトを緩めて外します。
次に、左側のジェネレーターカバーを外します。
するとこんな感じになる。
次はフライホイールのTマークと切カキが合い。
なおかつカムスポロケットの〇マークが左横の切カキに合う状態に、フライホイールを反時計方向にに回し合わせる。(これ重要)
そしてシリンダーヘッドにあるカムスプロケットを外します。その前に・・
重要(ここで現在の〇マークとチャーンの位置が組み付けた時同じになればタイミングも狂いません)
私はチェーン側にペンキで印をし、なおインシュリンクで固定してみました。
完全に外します。私のあんどんカブの場合、3本のボルトで固定されています。
普通に緩めようとすると、フライホイールごと回転してしまうので、フライホイールセンターのボルトにレンチを掛けた状態でカムスプロケットのボルトを外しましょう。
そうするとカムチェーン・ギヤが外せました。
次に、シリンダーヘッドの4本のボルトを外す。
4本の内、1本だけ違うボルトになっているので、組み込む時も同じ位置になるように。
ちなみにこの写真の上に見えるボルトを外すと、吸気側タペット調整・反対側(下側)のボルトを外すと排気側タペット調整ができます。
もちろん今回も0.005mで調整しまし。意外と重要?多分
タペット調整には、タペットアジャスターレンチとシックネスゲージ(0.004・0.005)の付いているものが必要ですがタペットアジャスターレンチが無くてもなんとかなりそうですが・・・
まー、こんな工具があれば特に簡単
いよいよシリンダーヘッドを外すため、このサイドボルトをスパナで外す。
シリンダーヘッドを引き抜きます。
これがヘッドのバルブ側・・・かなりのカーボンです。
私は紙やすりで掃除しましたが、できればドリルに取り付けた磨き用の工具で、磨けば綺麗になるのでは?
次にシリンダーを外すためのサイドボルトを外す。
そしてシリンダーサイドボルト横(左)にあるガイドローラーを固定しているボルトを外しガイドローラーを抜き取る。
チェーンの下、シリンダー内にちょっと見えるのがチェーンにテンションをかけるガイドローラーです。
いよいよ、シリンダーを抜き取る。
ヘッドもそうですが、古いバイクの場合固着しているので、プラハンマーで叩き外す。
ピストンが顔を出したので、片方側のピストンピンをラジオペンチで外しピストンを外す。
純正ピストン右側・キタコ75cc左側・・サイズが全然違います。
純正シリンダー右側・キタコシリンダー左側・・おー!
次に、シリンダーヘッド・シリンダーのガスケットをスクレーパーで掃除。
その後オイルストーンにオイルを付けて磨きます(ホームセンターにも売っています)
新しいガスケットを入れ、事前にピストンリングを取り付けておいた新ピストンをコンロッドに取り付けます。
重要(ピストンには上下があり↓マークがあれば下に排気側・IN・EXとあれば、もちろんIN吸気(上)EX排気(下)に取り付けます。
ピストンリングについては、基本はすべてのリングの切カキが同一線上にならないようの120度間隔でとりつけましょう。(オイル下がりを防ぐためらしい)
次に新しいシリンダー・ピストンにオイルをたっぷり塗りつけます。
そして新シリンダーにピストンを挿入。リングを押さえながら入れるとキタコのシリンダーの場合、テーパー上になっている為、意外と簡単に入りました。
次に抜いていた、ガイドローラーを入れシリンダー横から旧シリンダーから外したネジをいれ仮留する。
重要(シリンダーを取り付ける時は、ヘッド側・ギヤ側の2個づつノックピンがあるので同じ位置に差しましょう)今まで取り付けてあった物を再利用します。
シリンダーヘッドカバーも外し、新しいガスケットに交換。
あとは、ばらした時の逆にヘッドを組み付け、カムスポロケットをボルトで固定。
(オイルドレンボルト横左側にあるボルトをゆっくり外すとチェーンにテンションをかけるスプリングが外れるので、これを外すとカムスポロケットも取り付けやすいのでしょうか?)
最後に、純正フロントスポロケ13丁からお勧めの15丁に変更・・これは簡単です。
スポロケのボルトを外すときは、センタースタンドを外しタイヤを地面に設置した状態がいい。
もしくはチェーンにドライバーでも噛ませましょう。
あとはカバー類・マフラー・チェンジペダルを取り付けて完了。
・・・・私の失敗・・・・
すべて終了したあとは必ず、すべてのボルト・ネジのまし締めをしよう。
わたしは締めたつもりが、仮留めしておいたシリンダー横のガイドローーを固定するボルトだけ締め忘れていたために大惨事・・・走っている最中にガチャガチャ音が響き、バルブタイミングが狂ったせいかエンジン停止、なおかつキックも下りない状況になってしまいました。
もう一度ばらすと、バルブもなんとか大丈夫・・やれやれ!!
この特殊ボルトは代用できないので1971年式と1年新しい、もう1台のあんどんのシリンダーから移植。
ようやく走れるようになりました。
しかし交換終了から3日目、毎日乗っていると異音がします(カタカタ)これはどうやらコンロッドあたりからの音ではないかと(バイク屋のおっちゃん)古いバイクに75ccの負荷がかかったからなのか?わからない?
・・・・パワーの検証・・・・
トルクは断然アップ、2速発進で余裕・坂もぐんぐん登りますねー。
しかし最高速は、あまり変わらないです。って言うか全開走行するとガソリンが足らず、息つき症状になります。
まーあたり前のことですが、速度を上げるならメインジェット交換は必要ではないのでしょうか?
だれかあんどんカブの縦型キャブに合うメインジェットがありましたら教えてください(コメント願います)
まーしばらく乗ってみるか。