もう、気分だけフライングしてしまい
【 出てしまった 】
と言いたくなってしまいそうな 【 WINDOWS 7 】 ですが、各地で
お祭り騒ぎ必至、そして、週末まで 【 WINDOWS 7 一色 】 にな
りそうな雰囲気さえあるのですが、リスクを犯してRC版を使っている
人もそうそう居ないと思うので、フツーは製品版に変える人が殆どじゃ
ないかな?と思います。
VISTAのように
【 あんた古過ぎるからムリ 】
とOSから戦力外を通告されてしまうような恐ろしい状況だったモノとは
違い、ある程度の時期の製品までだと緩和されているのがWINDOWS 7の
特徴なんですが、
【 自分の環境って動くのか? 】
と言う疑問を感じる方もいらっしゃるかと思います。
VISTAの時に、環境をチェックするソフトウェアとして
【 WINDOWS VISTA Upgrade Advisor 】
と言うソフトがマイクロソフトから配布されていたのですが、今回も
そのツールの配布が始まっています。
米Microsoft Corporationは19日(現地時間)、現在利用している
PCが次期OS 【 Windows 7 】 との互換性をどれだけ満たしている
かを診断できるツール
【 Windows 7 Upgrade Advisor 】(フリーウェア)
を正式公開しています。
このソフトは、Windows XP/Vista/7に対応しており、現在同社のダウ
ンロードセンターから日本語版をダウンロードできます。
なお、動作には.NET Framework 2.0以降が必要となります。(このソ
フトは、WINDOWS UPDATEの項目から追加する事が出来ます。多分に、新
規でインストールすると、セキュリティーパッチを別途充てることになる
ので、もう一度 UPDATEの項目でチェックすると、セキュリティーの項目
が増えているのでそれも同時にインストールしておくといいと思います。)
本ソフトは、ウィザード形式で手軽に
【 Windows 7導入時の問題点を診断できる 】 ツール
で、5月に英語ベータ版が公開されていたのですが、今回公開された正式
版ではユーザーインターフェイスが日本語化されているほか、32bit版だ
けでなく64bit版Windows 7への移行に関しても同時に診断できるようにな
っています。 診断内容は、
【 システム 】
Windows 7の動作に必要なハードウェア要件を満たしているかを
チェックする
【 デバイス 】
PCで利用中のデバイスがWindows 7でも動作するかを検証する
【 プログラム 】
インストール済みのアプリケーションとWindows 7との間にある
既知の互換性問題を調査する
の3つとなっています。
また、互換性の有無のほかにアップグレードの際の簡単な注意点も
表示してくれるほか、診断結果はIEで閲覧や印刷ができるMHT形式で保
存することも可能となっています。
【 関連サイト 】
■ ダウンロードの詳細 : Windows 7 Upgrade Advisor
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?
familyid=1B544E90-7659-4BD9-9E51-2497C146AF15&displaylang=ja
■ .NET Framework デベロッパー センター
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/
default.aspx
とりあえず、今回のWINDOS 7ですが、
【 パッケージ版 】
32bit版と64bit版が同根
【 DSP版 】(パーツと購入することで安価に買えるモノ)
32bitと64bitは別売。ショップPCのBTOも基本的にはDSP版
を使っているのでパッケージ版とは異なる。
となっており、アップグレードですが、
【 WINDOWS XPからのアップグレード 】
最初に、USB-HDDなどにマイドキュメントなどに置いている
DATA全てのバックアップを取り、その後、WINDOWS 7をクリ
アインストールし、必要なソフトウェアをインストールする
【 WINDOWS VISTA 】
上書きアップグレードが可能なので環境をそのまま維持し、
WINDOWS 7への移行が可能となっています。
当然、クリアインストールも可能です。
アップグレード版の場合、VISTAもしくはXPのライセンスがないと
アップグレードは不可能で、新規にインストールするような場合、
(Linuxしか使っていなかった人がWINDOWSを使うとか、マルチブー
トや仮想化の環境でWINDOWS 7を使うなどの場合)だと通常版を選
択しないと新規にVISTAかXPを買う羽目になりますから、注意が必
要です。
自作の場合だと、DSPで必要なバージョンを新規に買うと言うの
がセオリーなんですが、今回はパッケージ版も面白いモノになって
いるので、結構幅広くユーザーが選択可能な状況になっているよう
に思います。