■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ モナコGP:決勝はロズベルグが二年連続ポール・トゥ・フィニッシュ、メルセデス1-2(F1)

2014年05月31日 | □● MoterSports ●□

F1モナコGP、明日から開幕

F1は前戦のスペインGPを終えてモナコにやってきました。カタロニアサーキッ
トで開催されたスペインGPですが、ヨーロッパラウンドに入りアップデートが加わ
る事でマシン御戦闘力が変わり速度差も変わって来る感じなんですが、シーズン序
盤の速さが変わらないのもここ数年のF1の状態ですから、レッドブル無双の時のよ
うに今年はメルセデスが頭一つ抜けている印象がありました。今年は先割れノーズ
を導入している(メルセデスとマクラーレン)状態があるのですが、スペインGPで
は、速度差があるモノの他のチームも速くなってきている状態がありました。

レースは、メルセデスAMGの1-2と言う状態はヨーロッパに入っても変わらず、レ
ース終盤はルイス・ハミルトン選手とニコロズベルグ選手のトップ争いとなってい
ました、その後方では、レッドブル、フェラーリがヨーロッパに入り徐々に状態が
変わってきている感じがありました。

スペインGPでは、ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)がポール・トゥー・
フィニッシュを飾っており、ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)が2位に着け
1-2フィニッシュとなっています。

そして、今回のモナコGPですが、世界三大レースの一つとしても有名です。


■モナコGP
■インディー500
■ルマン24時間


がそれに該当するのですが、今週末はどうもインディー500とモナコGPが重なるよう
で二大レースがアメリカとヨーロッパで同時開催と言う凄い内容になっています。

ちなみに、IRLと言うと日本人最高位は昨年の佐藤琢磨選手が獲得した日本人初優
勝と言うのが最高位で、インディーやチャンプカーの歴史上初の日本人優勝となって
います。

モナコと言うと、小林可夢偉選手が日本人最高位を記録している場所なんですが、
ここは、ストリートコースで、サーキットの景観ではなく、街中をフォーミュラー
カーが駆け抜けるスリリングなレースとなっています。

現役ドライバーでこのサーキットでの優勝経験者は


■キミ・ライコネン選手(フェラーリ)
2005年

■フェルナンド・アロンソ選手

2006年、2007年

■ルイス・ハミルトン選手
2008年

■ジェンソン・バトン選手
2009年

■セバスチャン・ベッテル選手
2011年

■ニコ・ロズベルグ選手
2013年


となっています。

2005年からの結果を見ると、フェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)が2勝
を上げて最多となっています。

昨年のレースでは、ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)がポール・トゥー
・フィニッシュを飾り、ケケ・ロズベルグ氏の優勝記録と共に30年越しに親子二
代で優勝を果たしています。

スタ-リング・モスがモナコマイスターだった時代は違うのですが、過去10年
のモナコGPを見てみると、10戦中9戦がポール・トゥー・フィニッシュとなってお
り、予選が重要なサーキットと言われています。

抜けないモナコと言われていますが、近年はオーバーテイクシーンが見られるよ
うになっており、海辺のトンネルを抜けた後にブレーキ勝負でマシンをオーバーテ
イクするなど、白熱した場面もみられます。

ただ、カタロニア同様にモンテカルロも抜きにくいサーキットであり、予選の重
要性が高いサーキットだったりします。



今回モナコGPですがピレリのプレビュー動画がが出ていました。



今年もピレリがタイヤの解説の動画をアップしているようです。

ピレリ:2014年 F1タイヤ解説


ピレリーのタイヤですが
ドライタイヤ
種類
スーパーソフト  
ソフト  
ミディアム  
ハード  
レインタイヤ
種類
ウェット  
インターミディエート  


となっているのですが、今回のモナコGPでは、グリップ力のある 柔らかいタイヤが持ち込まれており、

・オプション:スーパーソフト(赤) ・プライム:ソフト(黄)

が今回のレースでは使用されるようです。スーパーソフトは今シー ズン初導入となります。

今年も、新レギュレーションがあるのですが、一時出て 来た段差
とは違い形状が変わったノーズ今年のマシンの特 徴となっているの
ですが、レッドブルによるレギュレーシ ョンの解説動画がYouTube
にアップされていました。
レッドブル:2014年 F1レギュレーション解説
初日の午前のセッションであるFP1が行われルイス・ハミルトン選手
(メルセデスAMG)がトップタイムをマークしており、2番手タイムは昨年のウ
ィナーニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)となっており、メルセデスAM
Gが1-2タイムをマークしています。

午前のセッションはドライコンディションだったのですが、午後のセッション
はウェットとなりました。このセッションでは現役ドライバーでは唯一二勝を挙
げているフェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)がトップタイムをマークしてい
ます。

土曜日のセッションですが、FP3はルイスハ・ミルトン選手(メルセデス)がトップタイムをマークしており、

予選では、ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)がポールポジションを獲
得しました。ロズベルグのポール獲得は今季2回目、通算6回目です。予選2番手は同じメルセデスAMGの
ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)となっており、今季メルセデスAMG勢がフロントローを独占
したのは第3戦バーレーンGP、第5戦スペインGPに続いて3度目となります。

昨日は予選終了後にニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)が審議対象となるハプニングがありました。
予選Q3終盤、ロズベルグが暫定トップタイムをマークした状態で各ドライ
バーが最後のアタックラップに臨んでいきました。

メルセデスAMG勢はニコ・ロズベルグ選手、
ルイス・ハミルトン選手の順で計測ラップに入
りましたが、ニコ・ロズベルグ選手がミラボーと呼ばれるタ
ーン5に向かうところでミスを
犯し、タイヤをロックさせてエスケープゾーンへクルマを入れてしまいます。
そのときその
区間に黄旗が振られました。

 黄旗が振られているときにはそこを通過するドライバーには減速が義務付けられています。
そのため、ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)の後ろから自己ベストタイムを更新し
ながらアタックを行っていたルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)や、その後ろのド
ライバーたちはそこでアタックを中止するしかなく、その時点でロズベルグのポールポジシ
ョン獲得が確定しました。

その後、ロズベルグが後続車のアタックを妨害するためにわざとミスを犯していたのでは
ないかとの疑念の声が上がり、競技委員会による審議の対象となったものです。

競技委員会がロズベルグのクルマのテレメトリーやビデオ映像を検証した結果、故意にミ
スをしたという証拠はないとして、ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)のポールポジ
ションが正式に確定しましたが、多少後味の悪い予選となったことは否めません。

 最前列を独占したメルセデスAMGに続いて2列目にはダニエル・リカルド選手(レッドブル)
とセバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)のレッドブル勢が並びました。

予選ではエネルギー回生システムであるERSに不調を訴えていたセバスチャン・ベッテル選
手(レッドブル)が、決勝でどういうレース展開に持ち込むのかも注目です。

現役ドライバーでは唯一二勝を挙げているフェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)と
キミ・ライコネン選手(フェラーリ)が並び、上位3列はメルセデスAMG、レッドブル、フェ
ラーリのマシンが2台ずつ並ぶという形になっています。

モナコという特殊なサーキットだけに、これまでのサーキットよりは各チームの差が接近し
てきています。メルセデスAMGの優位性は動かないものの、スタートで順位が入れ替わるよ
うなことがあれば、その後のレース展開も変わってくる可能性があります。

日本の小林可夢偉選手(ケータハム)は、予選では21番手でした。その後19番手だったジュ
ール・ビアンキ選手(マルシャ)がギアボックスを交換したことにより、決勝は20番手から
のスタートとなります。

レース開始時のモナコの天候はくもり。気温20℃。路面温度28℃となっています。

前日の予選のときと比べると路面温度がだいぶ低くなっているため、タイヤの熱
入れがさらに難しくなり、滑りやすくなることが考えられますのでいっそう慎重な走行が
必要となりそうです。

トルクが増大した今年のF1カーでは、かなりホイールスピンが発生し、コーナーでも横
滑りするマシンがかなり見受けられます。決勝レースでもミスをしてクラッシュするドラ
イバーが出る可能性も高く、それがレース展開に影響を及ぼすことも十分に考えられます。

このモナコではDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を使用できる区間である
DRSゾーンはホームストレートの1か所のみとなります。前車との間隔を計測する検知ポイ
ントは16コーナーを立ち上がったところに設けられます。


決勝では、いきなりパストール・マルドナード選手(ロータス)のマシンがストップし
ピットスタートになり、スタート前から波乱の展開となり、スタートできずそのままリタ
イアに...。そして、スタート直後にセルジオ・ペレス選手(フォース・インディア)も
クラッシュを喫し、序盤からセーフティーカーが導入されています。

日本人最上位フィニッシュの小林可夢偉選手(ケータハム)はスタート直後に15番手を
走行しています。

現時点での順位は



というトップ10となっています。


セーフティーカーは3周目にピットに戻りローリングスタートでレースは再開されます。
しかし、王者セバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)のマシンがスローダウン。順位
を落としていきます。ピットに戻るも状況は改善されず、リタイアとなりました。

予選からトラブルが出ていましたが、決勝でも残念な結果に終わっています。

序盤からメルセデスが1-2体制でレースを先導する展開になり、昨年のモナコマイスタ
ーのニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)がトップ、その後をルイス・ハミルトン選
手(メルセデスAMG)が追いかける展開になり、9周目には3番手のキミ・ライコネン選手
(フェラーリ)との差を4秒に広げます。レッドブル勢力は厳しいレースになっているよ
うで、ダニエル・リカルド選手(レッドブル)もペースが上がらずその後方3秒遅れで走
行しています。


モナコグランプリでは、特定の上位集団移行が団子状態になる事があるのですが、今
回も11周目でそうした状態になっています。


今年のモナコGPはサバイバルレースの様相を呈しており、13周回目にダニール・クビ
アト選手(トロ・ロッソ)のマシンがガレージにマシンを止めています。


22周目に、トップ快走のニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)のタイヤにグレイ
ニングが発生して言います。後方では小林可夢偉選手(ケータハム)は順位を上げて
ながら走行をしています。
そして、この周回からバックマーカーが出始めています。


26周回目エイドリアン・スーティル選手(ザウバー)がトンネルを抜けたあとのシケ
インでコントロールを失いクラッシュを喫し再びセーフティーカーが導入されます。

このタイミングで続々とピットへとマシンがなだれ込んでいます。
29周目にキミ・ライコネン選手(フェラーリ)が破片を踏んだようで緊急ピットイン。
順位を13番手まで落としています。

ラップ29現在の順位は、



というトップ10になっています。

30周目にレースは再開され、ケビン・マグヌッセン選手(マクラーレン)がジャン・
エリック・ベルニュー選手(トロ・ロッソ)をかわしてポジションを上げています。

しかし。その後、ケビン・マグヌッセン選手(マクラーレン)のミスによって発生
した隙をついてジャン・エリック・ベルニュ選手(トロ・ロッソ)とニコ・ヒュルケ
ンベルグ選手(フォース・インディア)がパスしていきます。

緊急ピットインにより、小林可夢偉選手(ケータハム)の後方にキミ・ライコネン
選手(フェラーリ)が入り、後方で激しいバトルが展開されています。

ピットでの接触の恐れがあったジャン・エリック・ベルニュ選手(トロ・ロッソ)
にドライブスルーペナルティーが出ており、38周目に消化しています。

39周目のトップ10は、



です。

序盤から順位を上げていた小林可夢偉選手(ケータハム)ですが、タイムが落ち始め
ています。

レース終盤、52周目にジャン・エリック・ベルニュ選手(トロ・ロッソ)が、52周目に
8位走行バルテリ・ボッタス選手(ウィリアムズ)がエンジントラブルでリタイアをして
います。
更に62周目にエステバン・グティエレス選手(ザウバー)がリタイアとなっています。

サバイバルレースとなったモナコGPですが、ジュール・ビアンキ選手(マルシャ)が
10番手を走行しています。このまま走行するとマルシャが初ポイント獲得の可能性が出
てきました。

65周目小林可夢偉選手(ケータハム)がピットに向かいスーパーソフトを履いてコー
スに戻っています。

66周目、ジュール・ビアンキ選手(マルシャ)に5秒ストップのペナルティーが出てい
ます。

終盤ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)を追うルイス・ハミルトン選手(メルセ
デスAMG)のマシンがスローダウ。4秒差が出る状態に。無線で目が見えないと語ってい
ます。

レース終盤、一旦ペースを落としたルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が速度
を取り戻し追い上げる中、後方からファステストでダニエル・リカルド選手(レッドブ
ル)が追い上げる展開に。

そして、後方では、キミ・ライコネン選手(フェラーリ)の接触によって止まってい
たケビン・マグヌッセン選手(マクラーレン)が順位を落としています。

レースは、ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)が昨年に続きポール・トゥー・フ
ィニッシュを飾り、現役ドライバーだと初の記録を残しています。2位にはルイス・ハミ
ルトン選手(メルセデスAMG)が着けメルセデスが1-2フィニッシュを飾っています。

3位には、ダニエル・リカルド選手(レッドブル)が着けポディウム獲得となっていま
す。

4位には、二度のモナコマイスターになっているフェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)
、5位にはニコ・ヒュルケンベルグ選手(フォースインディア)、6位には、終盤順位を上
げていたジェンソン・バトン選手(マクラーレン)、7位には、フェリペ・マッサ選手(ウ
ィリアムズ)、8位には、ジュール・ビアンキ選手(マルシャ)、9位にはロマン・グロー
ジャン選手(ロータス)、10位には、ケビン・マグヌッセン選手(マクラーレン)が着け
マクラーレンがダブル入賞となっています。

終盤タイムが落ちていた小林可夢偉選手(ケータハム)はサバイバルレースを生き残り
13位でレースを終えています。



次戦はヨーロッパから北米へと向かい、来月第一週のカナダGPとなります。

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