■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ スペインGP:決勝はハミルトンがポール・トゥー・フィニッシュ。メルセデス1-2(F1)

2014年05月15日 | □● MoterSports ●□

F1スペインGP開催中!


F1はバーレーンを経てスペインへとやってきました。今秋から戦いの舞台を
アジアからヨーロッパに写しヨーロッパラウンドが開催となるのですが、その最
初のレースがスペインGPとなります。

中国GPを終えて、ドライバーズポイントはメルセデス勢力が1-2状態で、連
勝を重ねるルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が79pでトップ。そして、
4ポイント差でニコ・ロズベルグせ選手(メルセデスAMG)が続いています。

3位には中国GPで今季初ポディウムを獲得となり、今回が凱旋レースとなる
フェルナンド・アロンソ選手(フェアーリ)が並んでいます。

4番手にはニコ・ヒュルケンベッルグ選手(フォースインディア)が入り、5番手
には、王者セバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)が36pで並び、6番手に
はダニエル・リカルド選手が24pで並んでいます。

コンストラクターズは、ドライバーが首位にいるメルセデスAMGが154pでト
ップ。そして、レッドブルが57pで2位に着けており、3位のフォースインディア
が54p、4位のフェラーリが52p、マクラーレン46p、ウィリアムズ38p、トロロッ
ソ8pと並んでいます。

今回の舞台はカタロニア・サ-キット。このサーキットでは風向きが変わるこ
とも多く挙動を乱すマシンが出る事もあります。

 抜きにくいコースであることから、予選が非常に重要になるのもこのレースの
特徴で、2001年からはほぼ毎年、ポールポジションを獲得したドライバーがそ
のままレースに優勝を果たしています。
現役ドライバーでは


■キミ・ライコネン選手
2005年・2008年

■フェルナンド・アロンソ選手
2006年・2013年

■フェリペ・マッサ選手
2007年

■ジェンソン・バトン選手
2009

■セバスチャン・ベッテル選手
2011年

■パストール・マルドナド選手
2012

が優勝を果たしており、昨年はフェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)が母国GP
で優勝を飾り、3ストップ作戦でキミ・ライコネン選手(当時ロータス)が2位に入って
いるているのですが、2012年にはパストール・マルドナード選手(当時ウィリアムズ)
がピット戦略で初優勝を飾りウィリアムズが優勝を飾りベネズエラ人初優勝を果たした
場所でもあります。



今回スペインGPですがピレリのプレビュー動画がが出ていました。




今年もピレリがタイヤの解説の動画をアップしているようです。

ピレリ:2014年 F1タイヤ解説


ピレリーのタイヤですが、
ドライタイヤ
種類
スーパーソフト  
ソフト  
ミディアム  
ハード  
レインタイヤ
種類
ウェット  
インターミディエート  


となっているのですが、今回は、タイヤへの負荷が高いカタロニア
サーキットなので、

・オプション:ミディアム(白)
・プライム:ハード(オレンジ)

が持ち込まれているようです。特にこのサーキットは左側に負荷が来る
のですが、左側にかかる負荷はシーズン中2番目に大きなものになっ
ています。また、このサーキットでは左リアのトラクションが求められる感
じです。

このサーキットのDRSゾーンですが、

■DRSゾーン:9コーナーから10コーナーへと続くバックストレート
■検知ポイント:8コーナーと9コーナーの間

■DRSゾーン:ホームストレート
■検知ポイント:15コーナーと最終16コーナーの間

の二か所に設置されています。


今年も、新レギュレーションがあるのですが、一時出て 来た段差
とは違い形状が変わったノーズ今年のマシンの特 徴となっているの
ですが、レッドブルによるレギュレーシ ョンの解説動画がYouTube
にアップされていました。
レッドブル:2014年 F1レギュレーション解説



初日のセッションですが、マクラーレンやフェラーリが上位に来る
など、マシンが改善しているチームもあり、ヨーロッパまでの状態とは
少し変わった印象があるのですが、やはり、メルセデス勢は速く、午前
・午後のセッションともにルイズ・ハミルトン選手(メルセデスAMG)
がトップタイムをマークしています。
初日のセッションでは、ケータハムのマシンが厳しいようでマルシャと
の差が出ていた感じで、王者セバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)
はニューシャーシの導入となりましたが、マシントラブルで午後のセッシ
ョンをキャンセルする状態になっていました。
セッション終了間際にピットからコースに入ったジャン・エリック・ベル
ニュー選手(トロ・ロッソ)のマシンの右リアタイヤが外れ、マシンをコ
ース脇に止めるシーンがあったのですが、これが罰則対象になり、
3万ユーロの罰金と、10グリッド降格の処分が下っています。
速さを見せています。
前日の予選前のセッションではニコ・ロズベルグ選手(メルセデ
スAMG)がトップタイムをマークしており予選では、ルイス・ハミル
トン選手がppでニコ・ロズベルグ選手が2番手タイムとメルセデス
がフロント・ロウ独占となっています。




機能の予選を終えて、予選時にギアボックストラブルが出た王
者セバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)ですが、ギアボックス
交換のため、5グリッド降格となっており、最終11列目からはフリ
ー走行2回目で安全義務違反があったとして、本来は予選16番
手でしたがグリッド降格ペナルティーを受けたジャン-エリック・ベ
ルニュ選手(トロ・ロッソ)が21番手から、22番手から予選Q1でク
ラッシュしてタイム計測を行えなかったパストール・マルドナード
選手(ロータス)がスタートします。

セッション開始時のコンディションは

気温:24℃
路面温度:37℃
湿度:46%
風速:秒速3.6m

となっています。フォーメーションラップを終えマシンがグリッド
に戻り、シグナルアウトの時を待ちます。そして、ブラックアウトと
ともにレースはスタートします。

レースがスタートするとメルセデスAMG勢はグリッドの順で1コ
ーナーを抜けバルテリ・ボッタス選手(ウィリアムズ)が3番手に上
がりました。ダニエル・リカルド選手(レッドブル)は4番手でその
あと追いかけます。

小林可夢偉選手(ケータハム)は18番手に順位を上げています。

スタート直後ケビン・マグヌッセン選手(マクラーレン)がコースオフ
し大きく順位を落としています。

1周目を終えての順位は、



と並んでいます。


第一スティントでは、ミディアムを履いたマシンが多く、トップで抜けたメルセ
デス勢が会長にラップを刻み、その後方で、バルテリ・ボッタス選手(ウィリアム
ズ)とダニエル・リカルド選手(レッドブル)が3位争いをしている状態となり、徐
々にトップの二台と3番手以降のギャップが広がっていきます。

序盤から激しい三番手争いが展開されるのですが、抜きにくいカタロニアサーキ
ットなので、追い抜く事ができません。

今回、最後尾スタートのパストール・マルドナード選手(ロータス)はオープニ
ングラップでの接触で5秒ストップのペナルティーが出ています。

ギアボックストラブルでグリッドが降格となった王者セバスチャン・ベッテル選
手は序盤からオーバーテイを繰り返し、順位を上げています。そして、今回後方か
らのスタートと言う事で、早い段階でピット作業を行い、3ストップ作戦を取って
います。ミディアム=>ハードに交換し、これでタイヤを各1セットづつ使うノル
マを早々に消化し、20番手でコースに復帰しています。


そして、4位走行のダニエル・リカルド選手(レッドブル)も早期にピット作業
を終えています。


今回のアップデート後も厳しいケータハムですが、リアが安定しない状態で、
マシンが走れていない状態に見えます。


徐々に一度目のピット作業に向かうマシンが増える中、小林可夢偉選手(ケータ
ハム)は走行を続け16番手で走行を続けます。

24周目の順位は



となっており、王者セバスチャン。ベッテル選手(レッドブル)が9番手に浮上し
ています。そして、この周回に小林可夢偉選手(ケータハム)がピット作業を終え
ています。

そして、フェラーリ勢がロマン・グロージャン選手(ロータス)のマシンを捉え
順位を上げてい行きます。


レースは、メルセデス2台が別次元の速度で走行する展開となり、その後方でバ
トルが展開になります。トップを走るルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)
に対し、ハードタイヤでもマージンが広がらない状態でニコ・ロズベルス選手(
メルセデスAMG)がその後方を走行しています。


レース中盤に王者セバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)が二度目のピッ
ト。ミディアムタイヤを履いて14番手でコースに戻っています。


40周目になると、メルセデス勢力の二台と3位以降のタイム差が開き





という順位になります。スペインに入り、フェラーリも速くなったのですが、ウ
ィリアム勢も速くなっているようで、いい走りを見せています。


金曜日は好調だったマクラーレンですが、決勝レースでは厳しい展開になって
いるようです。


44周目に上位陣がピット作業を終えると、2ストップ勢力はこのまま最後まで
走り切る状態となるのですが、3ストップを選択した王者セバスチャン・ベッテ
ル選手(レッドブル)と母国GPのフェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)は
もう一度ピット作業を行う事になります。

2度目のピット作業を終えた段階の順位は


と続いています。


その後、メルセデスの二台のマシンがファステストを出しながら続々とマシン
を周回遅れにしていきます。そして、ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)
の後方から追い上げているニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)がファステ
ストを出しながら、タイム差を縮めていきます。

そして、3ストップの王者セバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)は53周
目にミディアムタイヤに交換してコースに戻り、フェルナンド・アロンソ選手(
フェラーリ)は54周目にユーズドに交換してコースに復帰しています。


王者セバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)のタイヤはミディアムのフ
レッシュ。ファステストをたたき出しながら追い上げます。


レース終盤、タイム差を削っていたニコ・ロズベルグ選手(メルセデス)の
マシンの視界にルイス・ハミルトン選手(メルセデス)のマシンが入り始め、
そのギャップはさらに縮まっていきます。

後方では、2ストップのキミ・ライコネン選手(フェラーリ)と3ストップの
フェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)のバトルが展開され、フェルナン
ド・アロンソ選手(フェラーリ)が前に出ます。

メルセデスの2台のマシンはバトルを展開しつつ、後続を周回遅れにしてい
く展開になり、そのマシンが7番手のキミ・ライコネン選手(フェラーリ)の
後方まで迫ってきます。


そして、残り周回が少なくなった64周目。ニコ・ロズベルグ選手(メルセデ
スAMG)との差は1秒以内となり、DRSが利用可能となり、更に追い上げていき
ます。

65周目に3ストップ作戦で追い上げている王者セバスチャン・ベッテル選手
(レッドブル)が4位に順位を上げています。


ファイナルラップに突入すると、先行するルイス・ハミルトン選手(メル
セデスAMG)がタイム差を縮めるのを許さず、そのまま最終コーナーを立ち
上がります。そして、二台のマシンがホームストレートに戻り、ルイス・ハ
ミルトン選手(メルセデスAMG)がチェッカーを受け今季4勝目、通算で26勝
目となる優勝を果たしています。2位には安定した速さを見せたニコ・ロズベ
ルグ選手(メルセデスAMG)が着け1-2フィニッシュとなっています。

3位にはダニエル・リカルド選手(レッドブル)、4位には3ストップ作戦で
オーバーテイクを繰り返し順位を上げた王者セバスチャン・ベッテル選手(
レッドブル)が14番手スタートから驚異的な追い上げで4番手に着け、メルセ
デス勢力に続いて3-4フィニッシュとなっています。

ウィリアムズのバルテリ・ボッタス選手(ウィリアムズ)は5番手、母国GP
のフェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)は6番手、キミ・ライコネン選
手(フェラーリ)は7番手と、フェラーリ勢が並び、8番手にロマン・グロージ
ャン選手(ロータス)9番手にセルジオ・ペレス選手(フォースインディア)、
10番手にニコ・ヒュルケンベルグ選手(フォースインディア)とフォースイ
ンディア勢力がダブル入賞となっています。


マクラーレン勢は厳しいようで、ジェンソン・バトン選手(マクラーレン)
は11番手、ケビン・マグヌッセン選手(マクラーレン)は12番手となってい
ます。


今回のレースは5秒ストップとかあって厳しかったはずのパストール・マル
ドナード選手(ロータス)は7ポジションアップの15番手となっています。


今回アップデートがうまく機能していない厳しい状態だった、小林可夢偉
選手(ケータハム)は残念ながらブレーキトラブルで途中リタイアとなって
います。




ポイントランキングはドライバーズのトップが逆転し、ルイス・ハミルト
ン選手(メルセデス)が100pでトップ。ニコ・ロズベルグ選手(メルセデス
AMG)が97pで2位に着けています。

3位にはフェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)が49pt並び、4位には
王者セバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)が45ptで着けています。

そして、F1の放送ですが、3年ぶりに地上波にF1が帰ってきます。

フジテレビでは、年に3-4回の放送になるのですが、ダイジェスト番組を
放送する事を発表しています。ただ、関東ローカルなので地方では見れない
のですが、第1弾は6月1日(日)深夜1時10分から関東ローカルで放送が予定
されており、開幕戦オーストラリアGP~第6戦モナコGPまでのダイジェスト放
送になるようです。

次戦は世界三大レースのモナコGP。25日に決勝レースが開催となります。



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