■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 従来のDVDに9倍のDATAを記録するテクロノジー  ( 東北大学 )

2008年06月24日 | ○ Technology.

 容量の認識gは、数年前と比較すると相当変化していると思うのですが、

どうでしょうか?例えば、ケータイのメモリーにしても最近では1GBとか

でも結構安価になっていますが、このメモリーの単位が一つしたのMB単位

だった時期は結構長かったように思います。そして、パソコンでは、HDD

などのストレージもGB単位でしたが、現在はTBへとシフトしており、500

GB程度のドライブだと外付けで1万円台で購入できる程安価になっていま

す。

 こうして見てみると、どのストレージにも共通して、時間の経過と共に

大容量化が計られていると言えます。

 光学メディアも例に漏れず、CD-RからDVD-Rが登場しコンシューマでの

DATAのバックアップにおいて便利になっていますし、メディアがまだ流通

量の関係から安価ではないのですがBDドライブなどもあり、最大50GBと言

う容量を一枚のメディアに残せるようになっています。

 そんな光学メディアへの記録ですが興味深い内容が出ていました。

それは、


 「 従来のCDやDVDメディアにスタンパー方式で9倍の容量を
   記録する事が可能になるテクロノジー 」


と言うモノのようです。

 このテクロノジーではV型のピットを用意する事により従来の9倍の容

量を記録できると言う事です。

 読み込みピックアップまで同一と言うモノではないですし、既存ライ

ンを少し変更すると言う部分がありそうなので、


 「 既存ドライブで大容量 」


とはなりそうもないですが、面白いテクノロジーだなと思います。

 ただ、BDも大容量になる可能性もありますし、これが実用化されたか

ら即、移行とはならないのも事実だと思います。(とりあえず、普及し

ているメディアからの撤退となると難しい部分がありますし、ハード込

みで売り込むとなると次世代DVDと同じような難しい状況が生まれます。)

 多分に、赤色レーザーを使い同一のスタンパーの入れ替えで作れると

いう優位性を市場で生み出すとすれば、同一ピックアップでの下位互換

性がある事が重要(既存ドライブにファームウェアのアップデートで対

応できるなど)で、そうでない場合は、メディアの安さを売りにしてい

く戦略になるので、ハードウェアを赤を切りながら売ると言う厳しい販

売戦略を要するかと思われます。

 ただ、応用範囲で考えると広そうなテクノロジーですから興味深いモ

ノだと感じます。

  

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