容量の認識gは、数年前と比較すると相当変化していると思うのですが、
どうでしょうか?例えば、ケータイのメモリーにしても最近では1GBとか
でも結構安価になっていますが、このメモリーの単位が一つしたのMB単位
だった時期は結構長かったように思います。そして、パソコンでは、HDD
などのストレージもGB単位でしたが、現在はTBへとシフトしており、500
GB程度のドライブだと外付けで1万円台で購入できる程安価になっていま
す。
こうして見てみると、どのストレージにも共通して、時間の経過と共に
大容量化が計られていると言えます。
光学メディアも例に漏れず、CD-RからDVD-Rが登場しコンシューマでの
DATAのバックアップにおいて便利になっていますし、メディアがまだ流通
量の関係から安価ではないのですがBDドライブなどもあり、最大50GBと言
う容量を一枚のメディアに残せるようになっています。
そんな光学メディアへの記録ですが興味深い内容が出ていました。
それは、
「 従来のCDやDVDメディアにスタンパー方式で9倍の容量を
記録する事が可能になるテクロノジー 」
と言うモノのようです。
このテクロノジーではV型のピットを用意する事により従来の9倍の容
量を記録できると言う事です。
読み込みピックアップまで同一と言うモノではないですし、既存ライ
ンを少し変更すると言う部分がありそうなので、
「 既存ドライブで大容量 」
とはなりそうもないですが、面白いテクノロジーだなと思います。
ただ、BDも大容量になる可能性もありますし、これが実用化されたか
ら即、移行とはならないのも事実だと思います。(とりあえず、普及し
ているメディアからの撤退となると難しい部分がありますし、ハード込
みで売り込むとなると次世代DVDと同じような難しい状況が生まれます。)
多分に、赤色レーザーを使い同一のスタンパーの入れ替えで作れると
いう優位性を市場で生み出すとすれば、同一ピックアップでの下位互換
性がある事が重要(既存ドライブにファームウェアのアップデートで対
応できるなど)で、そうでない場合は、メディアの安さを売りにしてい
く戦略になるので、ハードウェアを赤を切りながら売ると言う厳しい販
売戦略を要するかと思われます。
ただ、応用範囲で考えると広そうなテクノロジーですから興味深いモ
ノだと感じます。