■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ iPodで録音

2008年07月22日 | ○ Audio-Visual
 iPodには、専用のマイクなんてモノもありますが、サードパーティー製の

モノで面白いモノが結構あります。

 例えば、 フォーカルポイントコンピュータ株式会社から出ている、


 『 UNEWEAR Stereo Sound Recorder for iPod 』


と言う製品は、ボイスメモ画面をワンタッチで呼び出せる


  『 クイックレコード機能 』


や、本体内蔵マイクからの録音だけでなく、3.5mmピンジャックからの取

り込みが可能な製品で、 


  ・ iPod classic 80GB/160GB(クイックレコード機能のみ使用不能)
  ・ 第3世代iPod nano 4GB/8GB(クイックレコード機能のみ使用不能)
  ・ iPod 5G 30GB/60GB/80GB
  ・ 第2世代iPod nano 2GB/4GB/8GB


に対応しているレコーダとなっています。

 接続は、ドックコネクタに刺すだけの簡単接続となっています。

また、iPodがサポートする、


 『 16bit 44.1KHz STEREO 』( 直販価格 : 6,980円 )


のリニアPCMでの録音をサポートしており、容量を食いますがCD音質クラス

となる高音質ソースを得る事が可能となっています。

 モードには、


   高 : 16bit 44.1KHz STEREO 
   低 : 16bit 22.051KHz MONO


があり、用途に応じて使い分けることが可能となっています。また、本体に

はオートゲインコントロール機能があり過入力による音の歪みを防ぐ機能も

あります。

 また、ロジテックからは、 DiALiVEブランドの


  LIC-iREC01 : 6,080円(AMAZON.com参照)

 
と言う製品も、本体にステレオマイクを搭載し3.5mmピンジャックからの入

力を可能にした製品となっています。

 この製品もWAV録音(リニアPCM)が可能で、

   高音質 : 16bit 44.10kHz STEREO ( 1411kbps )
   低音質 : 16bit 22.05kHz MONO ( 352kbps )


となっています。

 また、この製品も


 ・ 音量スイッチ
 ・ オートゲインコントロール(AGC)機能


などを搭載しているので、基本的に音量に合わせて録音すれば大丈夫な部分

があるような作りになっているようです。

 こうしてみてみると、iPod関連で


 ・ リニアPCM 16bit 44.1KHz STEREO ( CD音質 )


で記録できるオプション製品を見てみると、6,000円強と言う価格帯で存在

してるようです。(ちなみに、無指向性のマイクですから、指向性が必要な

場合、3.5mmのジャックから外部マイクを使う必要があります。)

 ポータブルレコーダでもそうなのですが、HDDの場合容量的に優位な反面

駆動時のノイズを噛むので


 ・ ガタつかないような衝撃吸収材料の上に置いて録音する

 ・ 本体と外部マイクの距離を十分にとり、外部マイクが本
   体の音を拾わないように工夫する

 ・ 素直に指向性のある外部マイクを使い、ポイントで音を
   拾う


と言う感じになるかなと思います。おりあえず、メモリーを記録媒体に

している製品の場合、録音時にノイズがないのでメリットがあると思わ

れます。

 流石に、4~6万円のポータブルタイプのレコーダ製品のように


 ・ 24bit 96KHz
 ・ DSD


と言う、高音質なマルチビットのリニアPCMや高音質ソースでの記録は無理

ですが、CD音質クラスで録音と言うのは、既に可能であると言えます。

 ただ、オートゲインコントロールなどがあるように、録音時には


   『 フツーに音と距離とかを考えながら録らないと
     酷いモノを持ち帰ることになる 』 


ので、いくら高音質と言ってもテキトーでもどうにかなると言うモノでは

ありません。

 ただ、元の音自体が高音質ソースの場合、上下の周波数をカットしてダ

イナミックレンジを狭くしても、音の劣化が少ないのでそういう面でのメ

リットがあると言える訳です。

 ただ、


 ・ 空間の音
 ・ 単体の音


で録り方が違うので、何を撮るかで変わってくるのも音だと思います。
 
 音の場合、そのままダイレクトに使うと言うのはありえないので、NRだ

ったり、ダイナミックレンジの調整だったりと幾つかの処理は居れますか

ら基本的に高音質で持ち帰れるメリットのほうが大きいと言える訳です。

 例えば、ボイスレコーダで録音したモノが不可逆圧縮で低ビットレート

のMP3だったとしましょう。この場合、音が分からない場合音の抽出作業

が鬼のように難しいモノとなります。(ノーマライズして音を整えて特定

のパターンを削除しクリアにして、その後に、EQなどで音を判断しやすく

し、最後にコンプで音圧変更し活舌をよくすると言う、既にボーカロイド

で歌の調整でもしてるのか、捜査でもしているのか?と言う感じになりま

す。)つまり、元の音を


 『 加工が少ない状態で高音質の意図した音にする 』


と考えた場合、音単体の場合だと、圧縮コーディックと言う選択肢はなく

なると言えます。

 付加機能なので、専用機材と比較すると見劣りする部分はあるのですが

プラスアルファの出資で高音質ソースを持ち帰れると言うのは便利かなと

思います。





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