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凡庸な国 2/2

2019-07-20 20:50:34 | 政治

>それは、ライフスタイルの変化であり、考え方の変化である。 >これらの社会的要素が総合的に結びついて起きた現象なのだ。 >このような出生・育児奨励政策を採って最終的に効果が出たフランスやスウェーデンといった国家も、これらの結果が出るまでの過程は非常に緩やかで、しかもコストもかかっている。

そうでしょうね。

>  日本人という民族は非常に素晴らしい特質を持っている。>2011年に東日本大震災が発生した際、日本人がどのように対応したのか我々は目撃している。>パニックにならず、混乱もせず、あらゆる人がプライドを保ちながら、突然襲った災難に対して尊厳をもって対応していた。>日本人たちはお互いに助け合い、困難をともに共有した。>これに対して世界中が驚きと尊敬の念を抱いた。

序列人間には、序列による協力が半ば義務化されていますからね。今更、特別な判断力は要しません。

>  世界上で、こんなにも恐ろしい破壊力に直面し、こんなにも悲惨な巨大震災によってもたらされた被害に対し、これほどまで落ち着いて、冷静さや秩序を保てる民族は他のどの国もないだろう。 > (中略) >  個人の場合、中国人や韓国人も日本人とほぼ同じレベルのことはできる。>しかし、集団となれば、中国人や韓国人も日本人には及ばない。

そうですね。中国人も韓国人も、序列人間による序列協力にはかないませんね。

>おそらく、これこそが日本民族の強みであり、以前は私に日本人が人口問題の厳しさに気づきさえすれば、すぐに手を打って解決するだろうと誤解させたところだ。 >日本の隣国である中国が大きく発展しつつある中、日本だけが自ら何ら有効な対策を採ることもなく、ゆっくりと萎縮しつつある。 >このことが、本当に理解できない。

そうですね。何事も序列メンタリティが関係しているでしょうね。

>  私はすでに日本社会が人口問題をめぐる困難を突破し、勇敢に解決することに対し、何ら希望がないと考えている。 >しかも、こんなに長い時間が経過しても、日本人はいまだに何もせず手をこまねいている。 >  私は、日本はすでに凡庸な国になりつつあるという見方をしている。

わが国は、無為無策の国ですね。意思のあるところに、方法 (仕方) がある。Where there’s a will, there’s a way. 意思 (will) は、未来時制の文章内容であるが、日本語文法には時制 (tense) というものがないので、日本語脳裏には未来時制は存在しない。だから、日本人には意思がない。日本人は、優柔不断・意志薄弱に見える。
 
>もちろん、一般の日本の人々の生活水準は今後もしばらくの間、明らかに低下することはない。 >一部の欧米の先進諸国とは異なり、日本政府の外債は非常に少ない。 >日本の科学技術は以前同様進んでおり、国民の教育レベルも非常に高い。 >  これらすべての要素は日本にある猶予期間を与えることはできる。 >しかし、人口問題が最終的にもたらす影響からは避けようがない。

そうですね。日本人には、行き着く先の内容が明確に把握できていませんね。

>もし私が若い日本人であれば、おそらく外国に移民することを選ぶだろう。

そうでしょうね。しかし、序列人間は、万世一系の天皇の国から逃れることは難しいでしょうね。人間序列の存在が、日本人の帰属意識をいやが上にも高めています。排他的な感情が、特権意識につながっているのかもしれません。

>なぜなら、日本にいても、未来が見えないからだ。

日本語では、未来の内容は見られませんね。
日本語は、写生画の為の言語です。その内容は、実況放送・現状報告に限られています。
非現実 (考え) の内容は、時制のある文章内容になります。英語には、時制 (tense) があるので、非現実 (考え) の内容は、それぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) に分かれて存在します。それぞれの世界の内容は、限りなく展開が可能ですが、日本語には時制がないので、日本人には、非現実の世界の内容を展開することは不可能です。未来に関する内容は、いつまでたっても日本人には想定外になっています。
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