川天使空間

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新型コロナ発生届が手書きだなんて

2020年04月25日 06時08分53秒 | 小児科

新型コロナが発生した時の届出用紙(厚労省HPからダウンロードしたもの)。



これが手書きだなんて。
(その後議員さんに窮状をtwitterで訴えられていた

医療現場の負担を少なくすると政府が言っているのに、完全に逆行している。
これ、なんとかならないものか。
感染者がいる病院から紙媒体で郵送されるわけで、それだけでもリスクあるのに。

今、流行は収まったが、うちのクリニックで百日咳の子をたくさん診た。
去年、秋田市保健所に、31名ぶん届出した。



一日に何人もいると作業が大変。
しかも記入欄が小さすぎてFAXするたびに「読めません」との連絡が。

保健所に、
「ネットで送付とかできませんか?」と問い合わせた。
が、「この様式になっているのでこの用紙に書いてください」と。

仕方なく、医院名や医師名は最初から書いておいて、必要事項を記入。
それでもワクチン歴など記入欄の小さすぎるところはどうしようもなく、
「ワクチン歴は別紙に記入」として、ワクチン歴は看護師さんに書いてもらい、



このような別紙とともに提出していた(最初FAXで後ほど用紙を郵送)。

ワクチン歴は製造会社・ロットナンバーまで記載が必要だった。
「母子手帳のコピー添付でも良いですか」と聞いたが、ダメだった。

新型コロナでも、ロットナンバーはないけれど、まだこんな前時代的なことをやっているらしい。

昨日、秋田市保健所に新型コロナの届出も手書きなのかと問い合わせてみた。
「ワードの届出用紙もありますが、やっぱり書いて郵送です」とのこと。
これ、絶対なんとかしないと、と思うのだけれど。

ワードで書かれた表に○をつけたり日付を入れるのは大変。
せめて入力フォームにしてくれれば、記入が楽なのに。
PDFで出力して郵送でも今よりずいぶん楽。
それにそのほうが統計処理もしやすいだろうし…。

あ、日本の統計解析がダメなのは、こういう理由もあったんだと、ちょっと納得。
でも、ぜったいなんとかして欲しいな、感染症届出用紙。

井川町の乳幼児健診は、集団継続。
私が感染を持って行くリスクのほうが高いので、二重マスクとゴーグルをして、
ひとり診るたびに手を消毒していたが、予想通り「ちょい密」だった。
クリニックでもサージカルマスクが底を突き、明日からどうしようと相談していたら、

2箱だけ届いて息がつけた。
本院の今村病院も少なくて、週1枚で使っている人も多いらしく。

今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)

コメント
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