川天使空間

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新インフルエンザ薬 ゾフルーザ

2018年03月29日 05時44分42秒 | 小児科
一昨夕、はじめて内服したゾフルーザ。
この小さな20mgの錠剤を2錠飲めば、治療完結。

療育センターで突然の寒気と発熱で、喉を見たらインフルエンザの初期が疑われた。
ノロも怪しいけれど嘔気はなかったし、ノロに効く薬はない。
本読みを中止してクリニックに戻り、ゾフルーザを内服。
発熱2時間後だったからか、この時点でインフルエンザ迅速検査は陰性。

その頃はまだ37度台だったが、帰宅すると39度台に。
夢うつつで、
「あ、気管が燃えるように熱いな。やっぱりインフルエンザだ」
「喉の痛みもこの顔のほてりもインフルエンザだ」
「ゾフルーザ君、がんばって」
と、ウィルスと薬の戦いを冷静に観察していた気がする。

タミフルやリレンザは、細胞内で増えたウィルスが細胞から外に出るのを疎外する。
ゾフルーザは細胞内のウィルスそのものの増殖を抑制するお薬。
インフルエンザウィルスが消えるまで、タミフルは72時間なのに、
ゾフルーザは24時間というデータがある。

朝になって平熱になったが、身体の節々は痛いし、ぼうっとしていて。
それでもジジの皮下点滴もやったし、洗濯機も回して、6時半頃には家を出た。
けれど、うなされているときに、iPhoneをマナーモードにしてしまったらしく、旦那様からの電話に気づかず。
「ブログも更新していないし電話にも出ない」
と心配した旦那様が車を飛ばして秋田まで来てくれ、申しわけなかった。

クリニックで迅速診断してもし陽性だったら、潔く5日間休もうと思っていた。
結果は、陰性。
ゾフルーザ恐るべし。

マスクをして外来診療をしたけれど、時々ぼうっとするし、
看護師さんに「先生、鳥肌たってます」と言われてカーデガンを着たりで。

しばらくは、おとなしくしていよう。
ま、ある程度免疫があったから、すぐ治ったのだと思うけれど。
感染症最前線の小児科医はこうして免疫をつけていくのだけれど、皆様は真似なさらないように。

童話塾のチラシができたとの連絡。
気持ちが引き締まる。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント (2)
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