川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

凱旋? 変遷?

2005-12-28 21:29:38 | サッカー
フェイエノールトの小野伸二選手のボルトンへの移籍話が浮上しているそうです。まあ、正直眉唾という部分もありますが、同選手が浦和への復帰を拒否して、欧州リーグのチームへの移籍を模索しているのは確かなようで、その中でボルトンの名前が出てくることは不可思議ではありません。
個人的には今シーズンのフェイエが好調なだけに、できれば残留してタイトル目指してがんばってほしいと思うのですが、浦和復帰のシナリオを自分と関係ないところで決められてしまったがゆえに同クラブとの和解は難しいのかもしれません。抵抗感は浦和に対しても同様に抱いているような気がします。
ただ、仮にボルトン移籍が実現したとしましても、今シーズンそれなりに結果を出しているボルトンでどれだけ出番が与えられるかは疑問という気がします。プレミアのサッカーに順応する前にシーズンが終わっていて、ゴタゴタした状態でワールドカップに至る、なんてこともありえそうです。
感情の行き違いを元に戻すのは難しいと思いますが、フェイエ残留か浦和復帰の選択が今後を見据えれば有効という気はするのですが…

一方、バルセロナに所属するヘンリク・ラーションが今シーズン終了後、母国スウェーデンに戻ることを示唆しているそうです。こちらは完全にエトーにポジションを奪われてサブに降格しており、チームに貢献できないのなら母国に戻った方がいいと考えているのだとか。
セルティックで輝ける実績を残し、バルサに移籍したラーション。期待通りの船出だったのですが、負傷による長期離脱が痛かった。現在34歳のラーションにとってはベンチ入りで得るものも何もなく、残された時間をピッチで過ごしたいという気持ちは痛い程分かります。
ラーションはキャリアの大半をフェイエノールト、セルティックで過ごしているわけで、バルサ移籍は自分のキャリアの最後をビッググラブで飾りたいという側面があったそうです。バルサに2年属したことでその願望は半分以上叶いました。代表レベルでも94年ワールドカップの3位という実績がありますし、これ以上をスウェーデン代表に望むのはさすがに中々難しい。
ラーションがサッカー界で成すべきことを全てやり遂げたと感じたとしても決しておかしくはありません。となると、最晩年は母国でというのも不思議ではない話です。

私がサッカーに興味を持ち始めたときから、ラーションは既にスウェーデンのエース的存在で、現在はスウェーデンの(おそらくセルティックでも)生きる伝説という選手です。
個人的には、ラーションのプレーを一日でも多く、長く見たい。
彼がどんな選択を選んだとしても、ラーションを見ることができるのであれば、それ以上望むことはありません(それはつまり母国帰還ならユールゴーデンやマルメあたりから欧州カップ戦に出てきてほしいということを意味するわけですが)。
スウェーデンの今後を背負って立つ若手のいい模範になってほしいと思います。

年末年始

2005-12-28 12:30:29 | ブログ関連
朝、何か書こうと思っていたんですけど、起きたら11時近くで時間がありませんでした(笑)。
これから帰省します。実家は大阪だったりします。
向こうにはPCがありません(笑)。
私の場合、今時デスクトップを使っていますので持ち帰りもままなりません(笑)。
とりあえず、年内PCからの更新はこれで終了します。
明日以降は携帯から一日一つ、何とか更新していければと思っています。携帯からだとカテゴリが一番上になる上、おまけに改行も微妙なので読みづらい部分もあるかと思いますが。

コメント・TBを頂いても返事が遅れる可能性があります(コメントについては携帯からもできるようなので、何とかしようとは思っていますが、TBについては多分無理です:直前にこちらからTBを貼らせていただいたものもあり、こちらについては大変身勝手な対応で本当に申し訳ないです)。
遅くとも1月5日には返事させていただくと思いますので、「あいつ返事出さないぞ」とお怒りにならず、気長にお待ちいただくようお願いいたします。

開設三ヶ月超、色々な方にお世話になりました。ありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願いします。

それでは皆様、よい年末、よいお年を。

ベトナム代表が八百長 他

2005-12-27 20:38:35 | サッカー
う~む、この年齢で八百長をやられると…
ベトナム・オリンピック代表のエースストライカーとMFが八百長疑惑で逮捕されたそうです。
ミャンマー戦で1-0勝利を求められた二人は要請に応じ、試合で適度にさぼって1-0勝利を実現させたそう。ミャンマーはベトナムより明らかな格下だそうで、試合後はこの二人の動きが悪かったと批判されていたそうです。
と、そこまでは良かったのですが、この二人、代表の他の選手にも協力を要請したところ、一部の選手が反発して幹部に打ち明けていて、それで発覚して御用ということになったそうです。
「明日は手を抜こうぜ」と言うエースは嫌ですね。

しかし、国内リーグでなら分かりますけど、代表の試合でそういうことをするとはねぇ。もし動きが悪くて点取られたらどうするんでしょうか。
それとも二人とも守備だけは必死にやっていたのでしょうか。
いえ、誰かさんのようにとか別にそういうことは言いませんよ(笑)。
どちらにしましても完璧な非国民。生卵や水では済まない話ですね。

しかしまあ、こういう黒い話はあまり聞きたくないものです。

…そういえば、クロアチアも結構マフィアとかの力が強いという話がありますね。
…いえ、別に変なことを企んだりはしていませんが(笑)。しても、あくまで計画しかできないです。金も権力もないので(苦笑)。


他に見つけた面白い話。
ユヴェントスを応援する106歳のお婆さんがいるそうです。1899年生まれのこのお婆さん、何と1905年の初優勝を含めて、ユーヴェの全部の優勝を観ているのだとか。
現在はデル・ピエロを応援しているそうです。下手なクラブ幹部などの誰よりもユーヴェの生ける伝説といえそうなこのお婆さん。そんな伝説からの応援を受けたアレの復活を期待したいですね(ちなみに、私的にデルピエロのことをデルピーと呼んでます。もちろん本人の了承もなく、勝手にそう呼んでいるだけですが)。
ユベントス一筋106歳お婆ちゃん「試合は欠かさず見てる」

ユナイテッドはセルビア・モンテネグロ代表のDFビディッチを獲得するそうです。移籍金は14億くらいとどこかで見ましたが。
ディフェンス陣のテコ入れがこれで図られるのでしょうか。個人的にはDFよりも中盤の再生が先という印象があるのですけどね。

犯罪被害者等基本計画

2005-12-27 19:11:17 | 犯罪・刑事関係
犯罪被害者等基本計画。何か被害者をどうこういじくるような印象で嫌な名前ですね。救済基本計画とかそういう名称にできなかったんでしょうか?
ここで改めて犯罪被害者の実名報道の判断を警察が行うことが確認されました。
が、メディアはもちろん、被害者の中にも反対される方がいるそうです。

<犯罪被害者計画>匿名判断警察に 被害者遺族から懸念の声

私は以前、被害者、実名報道で匿名発表によって受ける不利益は、メディアが被害者の駆け込み寺のようなものを作ることで解決できると考えました。

が、考えが変わりました。

メディアを信用できるものとは思いませんが、被害者の実名は公表すべきだと思います。

被害者救済案は生活活動を行うことができる被害者がいることが前提となっています。
しかし、実際にはそういう人が一人もいないという事態がありうるわけですね。
たとえば一人暮らしのアパートでそこに住むご老人が変死体で発見されたとしましょう。警察は当初自殺と見、遺族もいないようなので匿名ということにしておきましたが、実は強盗殺人か何かで、しばらくして類似の事件が近くで起こって初めて最初の事件が…ということなどがありえます。
あるいは、家族の中で一人が疎んじられていて殺害されたなんて場合に、加害者であり遺族である人達が「自殺だ」と言って、これまた非公表になってしまった場合は?

警察が陰謀とか悪意をもっていなくとも、こういう困った事例などが出てくるわけですね。下手に被害者を匿名発表ということにされ、その時点で取材活動などが打ち切られてしまったとすれば、関係ない第三者がいわれのない被害を被る可能性があるわけで、そう考えると適当とは思えません。
まあ、大メディアであれば、それでも何とかするでしょうけれど、フリーライターなどは匿名で打ち切られると事件に切り込みようがありません。

というか、後者については似たような事件が麻生外務大臣の関係者のところで起きたようですけど。
<傷害致死>外相元秘書の長男逮捕、公表せず 福岡県警
警察がどういう意図で非公表にしていたのか知りませんけど、「麻生大臣の関係者ということで発表を差し控えたのではない」なんて言われると「絶対嘘だろ」と良識ある人間なら思うものでしょうね。普通に公表していたとして、麻生大臣の元秘書は子供と仲が悪かったんだねという程度で済んだものだと思うのですが…
あるいは、保守派の論客として現代の教育論は間違っていると持論を訴えているくせに、腹心の秘書がこともあろうに息子と喧嘩して死んでしまったというのが、自分の教育論に傷をつけるとでも思ったのでしょうか(あるいは警察が配慮した)?
ともあれ、亡くなった後も腫れ物のように扱われていた元秘書の方はお気の毒でした。ご冥福をお祈りいたします。
関係ないですけど、昨日仙台市で暴走した阿呆男も52歳、この親を傷害致死にさせた男も52歳ですね。たまに現代の17歳とか今は12歳がと少年を危険視する論調などかありますけど、その視点からいくと52歳の人間も危険みたいですね。

もちろん、現状のままの報道姿勢がいいものとは思いません。
が、現状のままで貫くのは、逆に言えばそういう姿勢でも見る人間がいるからです。こちらの方が問題なわけですね。
したがって、被害者の過熱報道が明らかに倫理的におかしい場合には見なければいい。視聴率を下げればいい。抗議の手紙を書けばいい。2ちゃんで文句を言えばいい。ブログで批判すればいい。
多チャンネル化を促進して、適性な倫理判断のできる報道機関を作ればいい、ということになります。
民間は信用が利益に関わるので、信用をなくすことを恐れます(だからまあ隠蔽もするわけですが)。
公的機関は信用がなくなっても利益に関係ありません。

努力を放棄して、黙らせるために手っ取り早く強権を使おうというのは、よくよく考えると穏当ではない気がします。

辞退者続出・WBC

2005-12-27 16:46:22 | 野球
野球のWBC。予想通り松井秀喜選手が辞退しました。
それに続くかのように、正捕手になりたいと言っていたはずの阿部捕手まで辞退すると言ったようです。
MLB組でも「出る」と言っていた井口選手がトーンダウン、大塚投手はチームが変わったことで出てくる余裕もなくなってきたでしょうし、日本代表が大分スケールダウンしてしまいそうです。

もっとも、日本だけに限らず、A・ロッドも出ないことにしたそうですし、キューバは国自体が出られないようですし、WBC自体が大きくスケールダウンしています。一体どんな船出を迎えるか、船出するのかすら怪しくなってきました。

まあ、結局のところは主導権を握っているMLBの意識にあるのでしょう。
彼らは野球が国際スポーツになろうとなるまいとどうでもいいと思っているんでしょうね。もちろん、普及できるに越したことはないでしょうけど、それはあくまで最終的にMLBの利益に還元されるという前提で、と考えているんだと思います。国威発揚の舞台としての野球は考えていないのだと思います。

ただ、実は本音としては私もそんなところ。
野球自体は好きですし、素晴らしい競技だとも思うのですが、この競技が国際的になるべきものかといわれると正直疑問と考えています。
何と言いますか、フィジカルコンタクトの類がなく、またプレー時に攻防の人数が不均衡であるため「国のために」という思いなどがプレーに垣間見にくいと思うんです。
魂を込めた一球はありますけど、魂をこめたスイングってあまり聞かないですし。技術的要素の大きい競技だけに、あまり愛国心などと絡めてどうこうというのは向かないと思うんですよね。伝統的にいい遊撃手が育つ国、とかそういうのもピンと来ないですしね。

おまけに用具とか競技場が特殊で、金がかかるのもポイント。むしろこちらの方が大きいですね。
以前、中央アジアのレスリングの選手が「自分はサッカーかレスリング、どちらをしようか悩んだが、サッカーはボールがいるけど、レスリングは地面があればいいのでレスリングに決めた」なんてことを言っていた番組を見たことがあります。こんな国で野球がスタンダードになることはありえないでしょう。
子供の時から野球ができるというのは、特別な環境が必要で、そうした特別な面々だけを集めて国の代表というのはちょっと違和感があるんですよね。

いきなりマンガの話になって恐縮ですけど、例えば「キャプテン翼」。
医者の子供の三杉君には野球はできたでしょうけど、貧しい家庭に育った日向君がグローブやバットを買って野球をするのは難しかったんじゃないでしょうか?
プレーする人を選ぶ競技で国の代表云々というのは難しい部分があると思います。

大抵の子供が野球のできる日本では中々分かりにくい話かもしれませんけどね。

追記:別の方のところで野球とサッカーとで国を背負うことの重みが違うことについて以下のようにコメントしました。
国を背負うことの重みが違うのは、アメリカ発祥の軍隊競技(野球・アメフット)と英国4協会発祥で元々国別対抗が予定されていた競技(サッカー・ラグビー)との違いがあるのかもしれませんね。

ベアーズ・プレーオフ展望

2005-12-27 16:10:52 | NFL
16週終了時点でのNFC上位の成績は以下のようなものです。

2敗:シーホークス
4敗:ベアーズ
5敗:ジャイアンツ、パンサーズ、バッカニアーズ
6敗:カウボーイズ、レッドスキンズ
シーホークスの1位とベアーズの2位は決まっています。
よって、残りチームの序列などが問題になるわけですが…

最終週の相手は以下のようになっています。
ジャイアンツ:@レイダース
パンサーズ:@ファルコンズ
バッカニアーズ:セインツ
カウボーイズ:ラムズ
レッドスキンズ:@イーグルス

勝敗的に微妙なのはパンサーズ@ファルコンズでしょうか。ファルコンズはPOがなくなって士気が下がっているでしょうけれど、侮れない相手です。デロームが決して安定しているわけではなく、ランも確実といえないのでアウェーで不覚をとる可能性は多いにあり。まあ、ヴィックが意地を見せてパンサーズは負けると仮定しましょう。
他は4チームとも勝つものと思われます。
となると、5敗でジャイアンツとバックスが並び、この両チームはPO進出は確定。で、順位となるとこれはバックスが同地区対決で上。
6敗のチーム同士となるともうルールを読んでいても本当に自分の考えが正しいのか疑問ですが、多分パンサーズが脱落すると思います。
となると、③バックス、④ジャイアンツ、⑤レッドスキンズ、⑥カウボーイズ

パンサーズが勝った場合は
③バックス、④ジャイアンツ、⑤パンサーズ、⑥レッドスキンズのはず。

まあ、どっちでもいいんです。
POのワイルドカードは3位チーム、4位チームのホームで③vs⑥、④vs⑤となります。
で、バックスが勝ってくれれば何の問題もありません。
POのシステムは上位チームに有利なようにできていますので、シーホークスは順位が一番下のチームと当たることになります。つまり、3位のバックスが勝てば、2位のベアーズの相手は自動的にバックスになります。
これは楽。既にシーズン内で一度勝っている相手です。バックスは攻撃に決め手を欠き、守備重視で勝ってきたチーム。要はベアーズと同じです。
単なる守りあいなら、ベアーズに勝機あり。

バックスが負けた場合はやや厄介です。はっきり言いますが、強いはずの3位チームに勝ってほしいというのがベアーズ(を応援する者)の願望です。
バックス負けということは、勝つのは6位のチームですから、必然こちらがシーホークスと対峙します。ということで、④と⑤の勝者がベアーズの相手となります。
パンサーズが残ってくれた場合でパンサーズが勝てば何の問題もありません。バックスと同じく守り合いで勝てるからです。
そうでない場合はジャイアンツかスキンズとなります。
これは厄介。スキンズにはRSで負けてますし、ジャイアンツは強いです(順位が下のチームに対して言う台詞じゃないですけど…[苦笑])。

まだしも楽なのはレギュラーシーズンで負けているスキンズの方でしょうか。開幕戦であったがゆえに敗戦自体はさほど参考になりません。ポーティス、モスと攻撃の核となる選手も存在しますが、ブルネルとラムジーのどちらが出るかという部分で一悶着ありそうで、またベアーズ同様対戦相手が弱かったという部分にも付け入る隙がありそうな印象があります。

それよりはバレス、バーバー、ショッキーを擁するジャイアンツの方が怖いですね。スティーラーズ戦を見ていても分かるようにランのプレーメーカーがいるとさしものベアーズ守備陣も苦労します。
そうなるとバレスの高さが生きるなんてことも。ショッキーに蹴散らされるなんてことも。
ジャイアンツとやる場合はとにかく若いQBイーライ・マニングにプレッシャーをかけて、ミスを誘う路線で行くしかないでしょう。

今年のNFL関係はこれで終わりです(アメフット関係はもう一個あり、にしようかと思いましたが、撤回します)。
来年もいい年でありますように。

Boxing Day

2005-12-27 10:23:23 | サッカー
英国サッカー恒例の年末超過密日程がやってきました。
ボクシング・デーと銘打ち(本当は伝統とかあるんですけど)、6日間に3試合をするという、労働法違反すれすれの過酷な期間。
可哀相な労働者達は何とか選手層を厚くするなどしてワークシェアリングを行い、自衛の手段を打つしかないのですが。
ちなみに、この献身的な労働者精神を身につけるボクシングデーの趣旨に大いに賛同し、高校サッカーも年末に過酷な日程で行われるのです。

嘘です。

でも、ボクシングもこのくらい短い間隔でビッグマッチがあれば、毎週楽しめるのに…

馬鹿話はさておき。
上位クラブはボルトンを除いて勝ちました。
オーウェンがどういう態度で迎えられるかという点も含めて注目していたアンフィールドのレッズ-マグパイス戦。オーウェンについてはほとんど何もありませんでした。「おまえはもう他人だよ。全部が終わったんだ、俺達は明日を生きている。おまえはおまえで好きにすればいいさ」という感じの非常に理性的、なんか冷淡な態度でした。いやま、私も似たようなものですけどね。オーウェンはスーパーでしたけど、結果的に彼がいなくなってから良くなった部分もありますし。
無視の態度が応えたか、オーウェンはほとんどプレーに絡めず。彼は今どういう気持ちでレッズを見ているのでしょうか…
俺達のオーウェンをシカトしてんじゃねえよ、と怒ったわけではないでしょうがボウヤーが代わりに試合を(違う意味で)熱くしてくれました。強烈タックルで乱闘騒ぎを引き起こし、レッドカードで一発退場。
試合を普通に面白くしていたのはギブン。何度も好セーブを繰り出し、試合の興味をつないでくれました。そのギブンを2度打ち破ったレッズは帰ってきたばかりとは思えない程調子が良かったですね。

首位のチェルシーはフルアム相手に勝っています。直接対決があるとはいえ、このチームがここから勝ち点9差をひっくり返させてくれるとは思いません。レッズの連勝記録もいつかは止まるでしょうしね。

とはいえ、今後を期待させてくれる試合でした。

ユナイテッドはWBAを一蹴。稲本は外れていたみたいですが、彼の場合は信頼をなくしたのはなく、単に休養なんでしょうね。ただ、WBAはこれからトテナム、レッズと続くのでちょっと厳しいですね。
↓のチーム同様、強いチームに連敗しても自分を見失わずに済むでしょうか?

個人的に大プッシュしているウィガンはロバーツとカマラの活躍もあって、シティに勝ちました。強敵5連戦を5連敗で終えましたが、それはあくまで力負け。そのあときちんと中堅チームから勝ちをおさめているのは立派です。
まあ、こういう好対照がプレミアシップの貧富の拡大を指し示していると見て取れないこともないですけど。
ロバーツとカマラは来季引き抜き攻勢に遭うかもしれませんけど、ビッグクラブで今のやり方をさせてくれるチームがどれだけあるかは正直疑問ですね。

さくらブログとライブドア

2005-12-26 22:14:50 | ブログ関連
プロゴルファーの横峯さくらさんのブログが移籍するそうです。
現在は日刊スポーツで書いているということなのですが、こちらの方は年内で終了し(既に終了済)、来年からはあのホリエモンのライブドアでブログを書くのだとか。
ニュースを見て初めて経緯と彼女がブログを持っていた(女子のトッププロとしては初めてだそう)ということを知りましたが、何でも彼女は忙しくてほとんどPCに向かうための時間が取れず、携帯からの投稿に終始していたのだそうです。内容もワンパターン化していたこともあって、手抜きみたいに思われる部分もあったそう。
そんな中途半端な状態でブログを続けさせるくらいなら、ということで名乗りをあげたのがライブドア。彼女のツアーにスタッフを同行させていたことと、持ち前のITサービス力を生かしてサポートしようということだそうです。
日刊とは年内までの契約なので、これを更新せずにライブドアに移るのだとか。

しかし、サポートがあれば書けるというものなのでしょうか?
元々忙しいことが原因で書けていないのなら、どこを利用していようと結局多忙で書けないような気がするのですが。日刊スポーツでブログを書くことが大きな苦労を伴うもの、というわけでもないでしょうし。
同伴しているライブドアのスタッフが彼女の口述などを移して書き写すとかそういう方法でもとるんですかね?
それなら別に日刊でも出来る気はするんですけれど…
まあ、とりあえず年明けに彼女のブログを一応確認してみるという楽しみはできましたけどね。どこがどうスケールアップしているのかなと。
ちなみに、『川の果ての更に果てに』は年が明けても決してスケールアップしませんのでご了承ください。といいますか、年末年始は携帯からの手抜きになりますので(苦笑)。

まあ、それはさておきましてライブドアブログ。
私も一時期、ちょっと別館でも作ろうと利用してみましたが、たまたまかもしれないんですけど、やたらとアダルトTBが来るんですね。こっちにまで派生してきたので、もう止めだということで強制閉鎖しました。あまりいい思い出はないです。
あくまで個人的な話であって、実際はそんなことはないのでしょうけれど。

そういえば、ライブドアは利益をあげているのにずっと無配だそうですね。
M&Aの実行のために会社に資金が必要ということのようですが、そもそも株主の権利行使(ここでは利益配当などの共益権ですけど)を認めてこその株式会社、という気がするのも確かです。
まあ、ホリエモンの月収1000万円以上は「そんなものかな」という気はしますが。

佐藤寿の出番は?

2005-12-26 19:31:30 | サッカー
今日はサッカーネタなし、と思っていたのですが、来年1、2月に活動する日本代表のメンバー

が発表されました。ジーコ、もうブラジルに帰ってませんでした? 帰国前に代表リストを提出していたのでしょうか?

まあ、それは別にいいんですけど。

1,2月は国内組だけで乗り切るつもりだそうで、2月のアメリカ遠征、あとはフィンランド戦もこのメンバーでいくのかもしれないですね。

というか、プレミア勢のいないフィンランドと、国内組の日本の試合ってすごい薄っぺらなものなのでは…? 何の参考になるの? 試合会場調べてないですけど、日本代表として
は例のないくらい盛り上がらない試合になってしまうのでは…?

まあ、それはさておいて選出された人達は以下。
GK:土肥、川口、曽ヶ端
DF:田中誠、村井、宮本、三都主、坪井、中澤、加地、茂庭、駒野
MF:福西、小笠原、本山、遠藤、阿部、長谷部
FW:鈴木、久保、巻、佐藤寿

しかし、佐藤選手や長谷部選手、もちろん選出されるに値する選手達ですが、現実問題として彼らがどこまで使われるのかなという疑問があります。

以前選出された箕輪選手が結局ほとんど出番もないまま忘れ去られたのと同様、ただ呼んでみただけ、という感じになってしまうのでは…、

これは巻選手も同様かなぁ。正直、2点、3点取るくらいの活躍を米国遠征でしてくれないと、海外組が帰ってくれば当然のように外されると思います。

まあ、両者ともまだ若いですし、吸収できるものは吸収して、今後に生かしてくれればいいんですけどね。

というより、何で鈴木選手が…?

リーグ戦後半、復帰に値するくらいの活躍をしたわけでもないのですが…

羽越線・特急脱線事故

2005-12-26 16:36:25 | 日々のニュース
羽越線の特急「いなほ14号」の脱線事故。
先頭車両に閉じ込められた4人の死亡が確認され、車両内の捜索は打ち切られたそうです。あとは車両の下敷きになった乗客がいないか確認するためにクレーン車で車両を引き上げる方針なのだとか。

事故現場となった最上川の鉄橋上付近では、事故当時風速20メートルの風が吹いていたそうですが、JR東日本のルールに照らせば、運転士が橋を直行したこと自体は問題なかったそうです(風速25メートル以上で徐行、30メートルで停止)。
また現場の積雪状況も脱線に至る程度のものではなかったということです。

ただ、現実としては横からの風では20メートル程度では大丈夫でも、下からの風では全く別物として考えるべきということがあり、また、風速計が少し離れた場所に置いてあったということもあり、突風が本当に20メートル程度だったかは分からない、という側面もあるようです。

そのあたりは、風速計の置き場を変えるくらいで解決できる問題とも思えません。その場にいる運転士の勘と判断に任せるしかない部分もあるでしょう。

ただ、非常に難しいと感じるのは。
仮にマニュアルの条件では行ける状況ながら、運転士が「今は危険だ」と思って電車を止めた場合、その運転士は乗客の安全を考えている信頼できる運転士と賞賛されるのかということ。
多分されないでしょうね。
ダイヤを勝手に乱すなと会社に怒られるのはもちろんのこと、運転士が助けたつもりの乗客も多分「おまえが勝手なことをしたから遅れたじゃないか」と文句をつけるだろうと思います。
そして、運転士としてみれば実際に事故が起こらなかった以上は、全部自分の責任として負わざるを得ない。
今回もJRの責任を求める意見などはでてくるでしょうし、実際ある程度の責任はあると思いますが、ただ、根本的な問題として、乗客が時間を求めるからこそ、鉄道会社は時間を急ぐという部分も否定できない気がするんですよね。

仮に鉄道会社が絶対安全重視という発想の転換をして、遅くて目的地到達までの時間がかかるけれど、テロ対策・考えられる大半の事故対策設備を備え、なおかつ医療スタッフも中にいるという新型車両を開発したとしましょう。
毎日利用する人はどれくらいいるでしょうか?
あまりいないんじゃないかなぁ…

考えてみれば、私にしてもタクシーなどに乗ると「急いでほしい」と言うときなどありますし、仮に車両規制とかされていて止められたりすると止めた人に文句を言いたくなるときだってあります。
運転手が「いやお客さん、山間の道は風が強くて危険ですし遠回りしましょう」と言われたとして、「そうか、そんなものか」と納得できるものか甚だ疑わしい。

行き(生き)急ぐことは死に急ぐこと。
お寺かなんかでこういう話を聞いたことがありますが…

最後に。
大雪に悩む北日本で更に追い討ちをかけるような事故が起き、本当に残念です。
亡くなられた方のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。