川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

ベトナム代表が八百長 他

2005-12-27 20:38:35 | サッカー
う~む、この年齢で八百長をやられると…
ベトナム・オリンピック代表のエースストライカーとMFが八百長疑惑で逮捕されたそうです。
ミャンマー戦で1-0勝利を求められた二人は要請に応じ、試合で適度にさぼって1-0勝利を実現させたそう。ミャンマーはベトナムより明らかな格下だそうで、試合後はこの二人の動きが悪かったと批判されていたそうです。
と、そこまでは良かったのですが、この二人、代表の他の選手にも協力を要請したところ、一部の選手が反発して幹部に打ち明けていて、それで発覚して御用ということになったそうです。
「明日は手を抜こうぜ」と言うエースは嫌ですね。

しかし、国内リーグでなら分かりますけど、代表の試合でそういうことをするとはねぇ。もし動きが悪くて点取られたらどうするんでしょうか。
それとも二人とも守備だけは必死にやっていたのでしょうか。
いえ、誰かさんのようにとか別にそういうことは言いませんよ(笑)。
どちらにしましても完璧な非国民。生卵や水では済まない話ですね。

しかしまあ、こういう黒い話はあまり聞きたくないものです。

…そういえば、クロアチアも結構マフィアとかの力が強いという話がありますね。
…いえ、別に変なことを企んだりはしていませんが(笑)。しても、あくまで計画しかできないです。金も権力もないので(苦笑)。


他に見つけた面白い話。
ユヴェントスを応援する106歳のお婆さんがいるそうです。1899年生まれのこのお婆さん、何と1905年の初優勝を含めて、ユーヴェの全部の優勝を観ているのだとか。
現在はデル・ピエロを応援しているそうです。下手なクラブ幹部などの誰よりもユーヴェの生ける伝説といえそうなこのお婆さん。そんな伝説からの応援を受けたアレの復活を期待したいですね(ちなみに、私的にデルピエロのことをデルピーと呼んでます。もちろん本人の了承もなく、勝手にそう呼んでいるだけですが)。
ユベントス一筋106歳お婆ちゃん「試合は欠かさず見てる」

ユナイテッドはセルビア・モンテネグロ代表のDFビディッチを獲得するそうです。移籍金は14億くらいとどこかで見ましたが。
ディフェンス陣のテコ入れがこれで図られるのでしょうか。個人的にはDFよりも中盤の再生が先という印象があるのですけどね。

犯罪被害者等基本計画

2005-12-27 19:11:17 | 犯罪・刑事関係
犯罪被害者等基本計画。何か被害者をどうこういじくるような印象で嫌な名前ですね。救済基本計画とかそういう名称にできなかったんでしょうか?
ここで改めて犯罪被害者の実名報道の判断を警察が行うことが確認されました。
が、メディアはもちろん、被害者の中にも反対される方がいるそうです。

<犯罪被害者計画>匿名判断警察に 被害者遺族から懸念の声

私は以前、被害者、実名報道で匿名発表によって受ける不利益は、メディアが被害者の駆け込み寺のようなものを作ることで解決できると考えました。

が、考えが変わりました。

メディアを信用できるものとは思いませんが、被害者の実名は公表すべきだと思います。

被害者救済案は生活活動を行うことができる被害者がいることが前提となっています。
しかし、実際にはそういう人が一人もいないという事態がありうるわけですね。
たとえば一人暮らしのアパートでそこに住むご老人が変死体で発見されたとしましょう。警察は当初自殺と見、遺族もいないようなので匿名ということにしておきましたが、実は強盗殺人か何かで、しばらくして類似の事件が近くで起こって初めて最初の事件が…ということなどがありえます。
あるいは、家族の中で一人が疎んじられていて殺害されたなんて場合に、加害者であり遺族である人達が「自殺だ」と言って、これまた非公表になってしまった場合は?

警察が陰謀とか悪意をもっていなくとも、こういう困った事例などが出てくるわけですね。下手に被害者を匿名発表ということにされ、その時点で取材活動などが打ち切られてしまったとすれば、関係ない第三者がいわれのない被害を被る可能性があるわけで、そう考えると適当とは思えません。
まあ、大メディアであれば、それでも何とかするでしょうけれど、フリーライターなどは匿名で打ち切られると事件に切り込みようがありません。

というか、後者については似たような事件が麻生外務大臣の関係者のところで起きたようですけど。
<傷害致死>外相元秘書の長男逮捕、公表せず 福岡県警
警察がどういう意図で非公表にしていたのか知りませんけど、「麻生大臣の関係者ということで発表を差し控えたのではない」なんて言われると「絶対嘘だろ」と良識ある人間なら思うものでしょうね。普通に公表していたとして、麻生大臣の元秘書は子供と仲が悪かったんだねという程度で済んだものだと思うのですが…
あるいは、保守派の論客として現代の教育論は間違っていると持論を訴えているくせに、腹心の秘書がこともあろうに息子と喧嘩して死んでしまったというのが、自分の教育論に傷をつけるとでも思ったのでしょうか(あるいは警察が配慮した)?
ともあれ、亡くなった後も腫れ物のように扱われていた元秘書の方はお気の毒でした。ご冥福をお祈りいたします。
関係ないですけど、昨日仙台市で暴走した阿呆男も52歳、この親を傷害致死にさせた男も52歳ですね。たまに現代の17歳とか今は12歳がと少年を危険視する論調などかありますけど、その視点からいくと52歳の人間も危険みたいですね。

もちろん、現状のままの報道姿勢がいいものとは思いません。
が、現状のままで貫くのは、逆に言えばそういう姿勢でも見る人間がいるからです。こちらの方が問題なわけですね。
したがって、被害者の過熱報道が明らかに倫理的におかしい場合には見なければいい。視聴率を下げればいい。抗議の手紙を書けばいい。2ちゃんで文句を言えばいい。ブログで批判すればいい。
多チャンネル化を促進して、適性な倫理判断のできる報道機関を作ればいい、ということになります。
民間は信用が利益に関わるので、信用をなくすことを恐れます(だからまあ隠蔽もするわけですが)。
公的機関は信用がなくなっても利益に関係ありません。

努力を放棄して、黙らせるために手っ取り早く強権を使おうというのは、よくよく考えると穏当ではない気がします。

辞退者続出・WBC

2005-12-27 16:46:22 | 野球
野球のWBC。予想通り松井秀喜選手が辞退しました。
それに続くかのように、正捕手になりたいと言っていたはずの阿部捕手まで辞退すると言ったようです。
MLB組でも「出る」と言っていた井口選手がトーンダウン、大塚投手はチームが変わったことで出てくる余裕もなくなってきたでしょうし、日本代表が大分スケールダウンしてしまいそうです。

もっとも、日本だけに限らず、A・ロッドも出ないことにしたそうですし、キューバは国自体が出られないようですし、WBC自体が大きくスケールダウンしています。一体どんな船出を迎えるか、船出するのかすら怪しくなってきました。

まあ、結局のところは主導権を握っているMLBの意識にあるのでしょう。
彼らは野球が国際スポーツになろうとなるまいとどうでもいいと思っているんでしょうね。もちろん、普及できるに越したことはないでしょうけど、それはあくまで最終的にMLBの利益に還元されるという前提で、と考えているんだと思います。国威発揚の舞台としての野球は考えていないのだと思います。

ただ、実は本音としては私もそんなところ。
野球自体は好きですし、素晴らしい競技だとも思うのですが、この競技が国際的になるべきものかといわれると正直疑問と考えています。
何と言いますか、フィジカルコンタクトの類がなく、またプレー時に攻防の人数が不均衡であるため「国のために」という思いなどがプレーに垣間見にくいと思うんです。
魂を込めた一球はありますけど、魂をこめたスイングってあまり聞かないですし。技術的要素の大きい競技だけに、あまり愛国心などと絡めてどうこうというのは向かないと思うんですよね。伝統的にいい遊撃手が育つ国、とかそういうのもピンと来ないですしね。

おまけに用具とか競技場が特殊で、金がかかるのもポイント。むしろこちらの方が大きいですね。
以前、中央アジアのレスリングの選手が「自分はサッカーかレスリング、どちらをしようか悩んだが、サッカーはボールがいるけど、レスリングは地面があればいいのでレスリングに決めた」なんてことを言っていた番組を見たことがあります。こんな国で野球がスタンダードになることはありえないでしょう。
子供の時から野球ができるというのは、特別な環境が必要で、そうした特別な面々だけを集めて国の代表というのはちょっと違和感があるんですよね。

いきなりマンガの話になって恐縮ですけど、例えば「キャプテン翼」。
医者の子供の三杉君には野球はできたでしょうけど、貧しい家庭に育った日向君がグローブやバットを買って野球をするのは難しかったんじゃないでしょうか?
プレーする人を選ぶ競技で国の代表云々というのは難しい部分があると思います。

大抵の子供が野球のできる日本では中々分かりにくい話かもしれませんけどね。

追記:別の方のところで野球とサッカーとで国を背負うことの重みが違うことについて以下のようにコメントしました。
国を背負うことの重みが違うのは、アメリカ発祥の軍隊競技(野球・アメフット)と英国4協会発祥で元々国別対抗が予定されていた競技(サッカー・ラグビー)との違いがあるのかもしれませんね。

ベアーズ・プレーオフ展望

2005-12-27 16:10:52 | NFL
16週終了時点でのNFC上位の成績は以下のようなものです。

2敗:シーホークス
4敗:ベアーズ
5敗:ジャイアンツ、パンサーズ、バッカニアーズ
6敗:カウボーイズ、レッドスキンズ
シーホークスの1位とベアーズの2位は決まっています。
よって、残りチームの序列などが問題になるわけですが…

最終週の相手は以下のようになっています。
ジャイアンツ:@レイダース
パンサーズ:@ファルコンズ
バッカニアーズ:セインツ
カウボーイズ:ラムズ
レッドスキンズ:@イーグルス

勝敗的に微妙なのはパンサーズ@ファルコンズでしょうか。ファルコンズはPOがなくなって士気が下がっているでしょうけれど、侮れない相手です。デロームが決して安定しているわけではなく、ランも確実といえないのでアウェーで不覚をとる可能性は多いにあり。まあ、ヴィックが意地を見せてパンサーズは負けると仮定しましょう。
他は4チームとも勝つものと思われます。
となると、5敗でジャイアンツとバックスが並び、この両チームはPO進出は確定。で、順位となるとこれはバックスが同地区対決で上。
6敗のチーム同士となるともうルールを読んでいても本当に自分の考えが正しいのか疑問ですが、多分パンサーズが脱落すると思います。
となると、③バックス、④ジャイアンツ、⑤レッドスキンズ、⑥カウボーイズ

パンサーズが勝った場合は
③バックス、④ジャイアンツ、⑤パンサーズ、⑥レッドスキンズのはず。

まあ、どっちでもいいんです。
POのワイルドカードは3位チーム、4位チームのホームで③vs⑥、④vs⑤となります。
で、バックスが勝ってくれれば何の問題もありません。
POのシステムは上位チームに有利なようにできていますので、シーホークスは順位が一番下のチームと当たることになります。つまり、3位のバックスが勝てば、2位のベアーズの相手は自動的にバックスになります。
これは楽。既にシーズン内で一度勝っている相手です。バックスは攻撃に決め手を欠き、守備重視で勝ってきたチーム。要はベアーズと同じです。
単なる守りあいなら、ベアーズに勝機あり。

バックスが負けた場合はやや厄介です。はっきり言いますが、強いはずの3位チームに勝ってほしいというのがベアーズ(を応援する者)の願望です。
バックス負けということは、勝つのは6位のチームですから、必然こちらがシーホークスと対峙します。ということで、④と⑤の勝者がベアーズの相手となります。
パンサーズが残ってくれた場合でパンサーズが勝てば何の問題もありません。バックスと同じく守り合いで勝てるからです。
そうでない場合はジャイアンツかスキンズとなります。
これは厄介。スキンズにはRSで負けてますし、ジャイアンツは強いです(順位が下のチームに対して言う台詞じゃないですけど…[苦笑])。

まだしも楽なのはレギュラーシーズンで負けているスキンズの方でしょうか。開幕戦であったがゆえに敗戦自体はさほど参考になりません。ポーティス、モスと攻撃の核となる選手も存在しますが、ブルネルとラムジーのどちらが出るかという部分で一悶着ありそうで、またベアーズ同様対戦相手が弱かったという部分にも付け入る隙がありそうな印象があります。

それよりはバレス、バーバー、ショッキーを擁するジャイアンツの方が怖いですね。スティーラーズ戦を見ていても分かるようにランのプレーメーカーがいるとさしものベアーズ守備陣も苦労します。
そうなるとバレスの高さが生きるなんてことも。ショッキーに蹴散らされるなんてことも。
ジャイアンツとやる場合はとにかく若いQBイーライ・マニングにプレッシャーをかけて、ミスを誘う路線で行くしかないでしょう。

今年のNFL関係はこれで終わりです(アメフット関係はもう一個あり、にしようかと思いましたが、撤回します)。
来年もいい年でありますように。

Boxing Day

2005-12-27 10:23:23 | サッカー
英国サッカー恒例の年末超過密日程がやってきました。
ボクシング・デーと銘打ち(本当は伝統とかあるんですけど)、6日間に3試合をするという、労働法違反すれすれの過酷な期間。
可哀相な労働者達は何とか選手層を厚くするなどしてワークシェアリングを行い、自衛の手段を打つしかないのですが。
ちなみに、この献身的な労働者精神を身につけるボクシングデーの趣旨に大いに賛同し、高校サッカーも年末に過酷な日程で行われるのです。

嘘です。

でも、ボクシングもこのくらい短い間隔でビッグマッチがあれば、毎週楽しめるのに…

馬鹿話はさておき。
上位クラブはボルトンを除いて勝ちました。
オーウェンがどういう態度で迎えられるかという点も含めて注目していたアンフィールドのレッズ-マグパイス戦。オーウェンについてはほとんど何もありませんでした。「おまえはもう他人だよ。全部が終わったんだ、俺達は明日を生きている。おまえはおまえで好きにすればいいさ」という感じの非常に理性的、なんか冷淡な態度でした。いやま、私も似たようなものですけどね。オーウェンはスーパーでしたけど、結果的に彼がいなくなってから良くなった部分もありますし。
無視の態度が応えたか、オーウェンはほとんどプレーに絡めず。彼は今どういう気持ちでレッズを見ているのでしょうか…
俺達のオーウェンをシカトしてんじゃねえよ、と怒ったわけではないでしょうがボウヤーが代わりに試合を(違う意味で)熱くしてくれました。強烈タックルで乱闘騒ぎを引き起こし、レッドカードで一発退場。
試合を普通に面白くしていたのはギブン。何度も好セーブを繰り出し、試合の興味をつないでくれました。そのギブンを2度打ち破ったレッズは帰ってきたばかりとは思えない程調子が良かったですね。

首位のチェルシーはフルアム相手に勝っています。直接対決があるとはいえ、このチームがここから勝ち点9差をひっくり返させてくれるとは思いません。レッズの連勝記録もいつかは止まるでしょうしね。

とはいえ、今後を期待させてくれる試合でした。

ユナイテッドはWBAを一蹴。稲本は外れていたみたいですが、彼の場合は信頼をなくしたのはなく、単に休養なんでしょうね。ただ、WBAはこれからトテナム、レッズと続くのでちょっと厳しいですね。
↓のチーム同様、強いチームに連敗しても自分を見失わずに済むでしょうか?

個人的に大プッシュしているウィガンはロバーツとカマラの活躍もあって、シティに勝ちました。強敵5連戦を5連敗で終えましたが、それはあくまで力負け。そのあときちんと中堅チームから勝ちをおさめているのは立派です。
まあ、こういう好対照がプレミアシップの貧富の拡大を指し示していると見て取れないこともないですけど。
ロバーツとカマラは来季引き抜き攻勢に遭うかもしれませんけど、ビッグクラブで今のやり方をさせてくれるチームがどれだけあるかは正直疑問ですね。