川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

小泉首相、ロシアに評価される

2005-12-29 21:13:06 | 日々のニュース
今年の10大ニュース1位の衆院選での自民党圧勝。
世界の目から見ても大きな印象を残したということでしょうか。
<小泉首相>露紙「今年の政治家」 1面トップに
まあ、今年大きく取り上げるべき事跡を残した政治家っていうと確かに小泉さんかもしれませんね。もちろん世界中の政治家が何をしたかを一々調べたりはしていませんけれど…
ブッシュさんはどちらかというとカトリーナなどの怠慢で話題になった以外は、概ね前年やっていたことの繰り返しみたいなところがありますし。プーチン大統領も特段何かしたわけでもない。
ドイツの女性首相メルケルさんも話題にはなりましたが、まだ何かをしたというわけでもないですし、イギリスのブレア首相も特に何かしたわけでもない。ロンドンでテロが起きましたし、選挙では負けていましたかね。フランスのシラク大統領も暴動でイメージダウンさせた以外に何かしたわけでもないですしね。

イスラエルでシャロン首相が離党して新党を立ち上げたのも、これも見方によっては小泉首相の二番煎じとも見て取れますし。
ローマ法王も変わりましたが、彼も彼で今のところ活発に何かしているというわけでもないようですし。クリスマスの商業主義を批判したりしていたくらいでしょうか。

結局、相対主義では小泉さんが浮上してくるということなのかもしれません。色々と首相への批判はありますけど、他国の政治家と並べて通信簿をつけてみると全然変わった見方ができるのかもしれませんね。

特に外交が巧みという評価は注目に値するのかも。小泉さんのやり方で日本はどんどん孤立しているという評価も国内ではありますけど、ロシアから見るとそういうことはないらしい。米国、欧州などとは巧くやっているという評価が下されているのかもしれませんね。
あとはまあ、隣の芝は青く見えるのかもしれません。
これは日本・ロシア共通ですね(笑)。

天皇杯決勝は…

2005-12-29 20:10:04 | サッカー
決勝のカードは大宮-C大阪…
の逆ですね。

どちらも延長までもつれこむ展開。まあまあ見ごたえもあったのではないでしょうか。
清水は巧く戦ったという印象でした。特に終盤は左サイドから何度もチャンスを作っていました。チェ・テウク、山西らが組み合うのは非常に好印象。市川が戻ってくるであろう決勝は両サイドの攻防が見所になりそうです。
逆にセレッソはもう一つ決め手を欠きましたかね。西澤がやや機能していなかった感がありますが、まさか故郷の清水相手で遠慮していたということもないでしょうし、清水が巧く封じたということなのでしょう。
セレッソは結局、いいところまで行きつつ無冠。噂される西澤離脱が実現すると痛いかもしれませんが、ある程度整備された守備組織を生かせれば。あとは左Hでしょうか。酒本は右で使ってこそ生きる選手という印象があります。

浦和は最後の最後地力の差を見せ付けましたかね。特に長谷部は自分がどうして代表に選ばれたのか、プレーでその理由を雄弁に示してくれました。
マリッチはこの大会で5得点。日本に慣れていることを考えれば獲得を検討すべき選手といえるでしょうね。もちろん、年俸の課題が克服できればという前提がつきますけれど。
それにしても、三都主は日本に残って頑張っているのに闘莉王はさっさとブラジルに帰郷。彼が代表に選ばれないのは、このあたりの姿勢にあるのかなと思ったりしなくもない…。あるいはジーコに選んでくれと直訴しているのかもしれませんが(苦笑)。
敗れた大宮も後半終了間際に意地を見せました。守備重視ながらも何とか食いつく姿勢は賞賛すべきでしょうね。

話題は海外に変わり。
スウェーデン代表が5月にフィンランドと親善試合をするそうです。
はっきり言って、何を意図しているのかさっぱり分かりません。この時期にそんなところと親善試合をしても得るものはないでしょう。日本の時と違い、多分フィンランドはある程度の選手を揃えてくれるでしょうけれど、それでも本選で戦うイングランドやパラグアイとのシミュレーションになるかというと、かなり疑問の残る相手です。>
チーム状況は分かっており、選手達も本番での戦い方を知り尽くしているということなのでしょうけれど、それでも正直不安の残るマッチメークです。

オーストラリアは「もう一人のヨハン」ことニースケンスをスタッフに迎え入れたそうです。確か少し前までオランダの中堅チームを指揮していたはずなのですが、そこをクビになったということなのでしょうか(笑)。
ニースケンスの勤労精神がオージールーに植え付けられると厄介かもしれませんね。

前半戦を終えて

2005-12-29 11:09:12 | サッカー
英国圏は31日に試合がありますけど、それを書くのはおそらく翌年になるでしょうから、個人的には今年の海外サッカーは今日の時点で終わりました。
ウインターブレイクまでの前半戦を振り返る方も多いと思いますけど、他の方と同じことをしていたのではひねくれ者の名がすたるということで、ここでは各国リーグの得点ランキングのみに注目してみようかと思います。

まずはセリエ。
序盤「あまり調子良過ぎると往々にして大怪我することも」というくらいに絶好調だったルカ・トーニが16で足踏みを続けています(チームは依然好調ですけど)。その間に上がってきたのはダヴィド・トレゼゲで15点。
フランス代表の面々は大抵嫌いな私ですが、彼だけは別。何となく情けない顔をしていながらも狡猾にゴールを奪い、やっぱり何となく情けない表情で喜んでいる姿が大好きです(悪意はありませんよ。本当ですので)。
その後をジラルディーノ、アドリアーノ、シェフチェンコ、トッティといったお馴染みの面々が追い、ベテランキエーザ、新鋭タヴァーノも2番手グループにつけています。
あとはレッジーナで俊輔とやっていたボナッツォーリがいますね。
1点も取れていない柳沢は鹿島に戻りたいと言っているそうですが、それならそもそも完全移籍するべきではなかったのでは、という気がします。

プレミアこれまた最初飛ばしていたランパードが若干停滞気味。まあ、彼は中盤の選手ですから、この時点で12得点で2位につけているというだけですごいでしょう。
そのランパードと最初から競り合っており、現在はやや突き放しているのが15点のファン・ニステルローイ。オレンジファンは得点王の好調そのままにドイツに乗り込んでほしいと思っているのではないでしょうか。
二番手グループにはアンリ、ルーニーといった大物とビッグネームではないものの驚異的なアイェグベニ。新鋭のベントが続いています。
ウィガン躍進を支えるカマラもギリギリ2番手グループ。ロバーツは3番手あたりでしょうか。英国人かと思っていたロバーツは実はグレナダ国籍なんですね。これすなわち国際的な大舞台には出られないということでしょう…
現在1得点のヒデはこの後数字を伸ばすことができるのでしょうか?

スペインはエトーが17点で独走の気配。ネーションズカップで離れることを考えたとしても、怪我がなければこのまま行きそうですね。
おかげでラーションはスウェーデンに戻るかもしれないわけで…
続くのは同じバルサのロナウジーニョ。バレンシアで更にブレークしたビジャで10点。9得点のロナウド、トリスタンまでがピチーチ候補なのではないでしょうか。
ピチーチといえば昔、彼の本名は何とかいうサッカー・カルトクイズみたいなものがありましたね。私、ピチーチがビルバオの選手で確か6文字くらいの名前だということまでは覚えてましたけど、それ以上まではさすがに。
正解はラファエル・モレノ・アランサディ
個人的にはディエゴ・ミリートの6得点がうれしい。ミリート兄弟揃って活躍してほしいですね。

ブンデスではクローゼ(16得点)が好調ですね。2位のアルティントップ(13得点)はラウテルンを出ると息巻いているようで、彼のゴールを見るにつけ、ラウテルンサポーターは複雑な思いをしているのでしょうね。3位はスモラレク。彼あたりが頑張れば、来年ポーランドも結構やるかも。というか、彼が頑張らないと厳しいかも。

エールディビジでは前半好調だったグルジアのベテランアルベラーゼがやや停滞気味(13得点)。かわってヘーレンフェーンのフンテラールが凄まじい勢いでゴールを量産しています(14試合16得点)。
フェイエのエース、カイトが第二グループ。ホーヘンドルプ、PSVのファルファン、コーンが続いています。PSVは毎年のようにいい選手を出してきます。

フランスはアゾレスの鷹・パウレタが12得点で1位。カズン(8得点)、ピエローニ(7得点)あたりはさすがに分かりません。リュインドゥラは移籍して正解だったということでしょうか。
松井大輔は出場機会が多いので、もう少し点を取ってほしいところです。個人的には代表で彼をFWとして使うのもアリだろうと思ってますので。

ポルトガルはヌノ・ゴメス。今年はシモンがやや得点が少ない。レッズ移籍が直前で覆されたことでやる気が低下しているのかもしれませんね。

前半戦好調の誰かがそのまま得点王の称号を手にするのか、あるいは数年前のジラルディーノのごとく、後半突然大爆発する選手がでてくるのか。
チームの戦いもさることながら、個人の戦いも見ものです。