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すべての仮説は検証しないと古代妄想かも知れません!新しい発想で科学的に古代史の謎解きに挑戦します!

日本人はもともと「和の精神」だった!(その3)

2023-02-11 00:00:22 | 古代史
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この良渚古城の遺跡から土木技術や組織された軍隊まで持っていたと考えられますので、伝説の禹王が黄河中流域に進出し、夏王朝を建てたと推理できます。倭人や同系統の、後に殷(商)王朝を建てた人々を統率していたと考えています。禹王の子孫が周王朝や春秋の呉を建てました。紀元前473年に呉が滅んで、王族の一部が倭人に助けられて半島南部に逃亡しました。さらに紀元前四世紀初頭に、南下して福岡市早良平野の吉武高木遺跡に移り住んだ初代奴国王の天御中主です。中はナーガ(奴)=龍蛇神を意味し、龍蛇神を信奉する海人族の王という名前なのです。

第十七代王伊弉諾尊が縄文海人ムナカタ族の伊弉冉尊と結婚し、二人の子スサノヲが王位を継ぎますが、宮廷楽師師升らの反乱で殺され約500年間続いた奴国が滅びます。しかし、クーデターを逃れたスサノヲの弟ニギハヤヒが吉備を平定し、奴国を再興し、その子孫が纏向遺跡でヤマト政権を建てました(「纏向遺跡は卑弥呼に敵対する狗奴国だった」参照)。ニギハヤヒと同時に逃れたスサノヲの子イタケルは、北部九州の倭国を除く九州、山陰から北陸などを根拠地とするムナカタ族の王となり、スサノヲ大王の縁故で半島南部の鉄の交易ネットワークを築いて旧奴国勢力を隆盛にしました。その子孫が三輪山の大物主大神(大国主久々遅彦)の神託により祭祀王としてニギハヤヒの子孫(記紀の崇神天皇)によって纏向遺跡に呼ばれて、初代ヤマトの大王応神天皇に即位しました(詳細は文末の図参照)。

日向三代の神話では初代神武天皇の母玉依姫や祖母豊玉姫がワニの一族の姉妹だったとして貶めていますが、本当の初代応神天皇はムナカタ族のイザナミを母系とする女王台与(近江・北陸を根拠地とする息長宿禰王の姫巫女、神功皇后のモデル)が母ということを示唆しているのです。応神天皇の本当の父は仲哀天皇ではなく、神功皇后の傍らで常に助けた三百歳の老人武内宿禰とされたムナカタ海人族を束ねる大国主久々遅彦だったのです。狗奴国(旧奴国)王族と縄文海人ムナカタ族との婚姻関係で生まれた高貴な方々が現在のご皇室の先祖だと考えています(注)。

「倭(やまと)」の文字は八世紀ころ「大和」と変えたと伝わっています。国号の「日本」は八世紀初頭の遣唐使が国号変更を伝えたのですが、建国時代を不比等が作った日本神話にしたので、シナ人から信用されず、旧唐書では日本は倭の別種の国とされました。上で述べたとおり、十世紀の宋の太宗に王年代紀を献上して、ようやく、「日本は古の倭の奴国」と認識されて、その後の中国の歴史書で倭国から日本という国号に変更されました。ですから何度でも言いますが、日本神話の神代が奴国の時代で、高天原は北部九州のことだったと朝廷が告白したことを意味する王年代紀を留学僧に持たせたと推理しています。

それでは日本に神話がないかというと、ちゃんとあったのです。上で述べたように日本人の祖先は禹王の一族です。禹王は下の図のような蛇の化身と考えられています。そして禹王の祖先が中国の三皇神話に登場する、天皇伏羲・泰(人)皇女媧です。地皇神農は伏羲が没してから治めた農業や医薬の神で、交易を人々に教えました。諸説あるようですが、シナ人の祖先と考えています(「中国神話は日本人の神話だった?」参照)。人類の始祖神である伏羲・女媧は洪水神話の後に現れる人面蛇体の夫婦の神ですから、原始夏人と呼ぶ良渚文化の担い手だった最初の龍蛇神(ナーガ)なのです。



ですから、アマテラス女神も高天原神話も不比等の創作ですが、

日本人の本当の神話は中つ国(龍蛇神国)神話だったのです。

伏羲・女媧の末裔である天皇陛下を戴く倭人と混血した縄文人も、古代日本に帰化した人々もみんな同じ中つ国神話を持つ日本民族なのです。半島から帰化して日本人になった百済人・新羅人・高麗人はたぶん正体は倭人ですよ!シュメール人もユダヤ人も「和の精神」は持たないでしょう(*´Д`)

日本人はもともと「和の精神」を持つ民族なのですよ(^_-)-☆。




最後に、昨年令和4年11月15日に永眠された著名な外交評論家加瀬英明先生の記事をご紹介します。
「和」と「心」という言葉は世界中で日本にしかない。
それが意味するところとは

いま誇るべき日本人の精神 第8回 加瀬 英明 2016.10.11

「日中友好」が熱心に唱えられていたあいだ、私はよく「中国人も同じ人間だから、心が通じ合うはずだ」と聞かされて、辟易したものだった。「心を通じる」とか、「心を分かち合う」という表現が、外国語にないことを知らないのだ。

 日本以外の国に、「和」は存在していない。日本では、心を分かち合っているからだ。
 世界は二十一世紀に入ったというのに、戦乱や、虐政が絶えることがない。
 世界平和は、日本の心と和の文化が、世界にひろまることによってのみ、もたらされることになろう。


お願いですから、平和ボケの日本で平和活動してないでください!
核ミサイルで日本を狙っている反日独裁者や戦争好きのディープステートに
日本人の心と和の精神をしっかり理解させてください!

日本建国は武力だけではできなかったのです!
仕上げはトビ(龍蛇神・大国主大神)の呪力なのですから!

神々に護られた、こんなすごい国どこにありますか?(;^ω^)
ある意味、核ミサイルより怖いぞ!
中つ国神話を持つ「和の精神」の日本人の心が世界のリーダーをとりこにすれば、
地球は平和な星になりますね!
そう考えると、世界をリードした安倍元首相を失ったのは人類の大きな損失ですよ!(*´Д`)
地球が消滅する前に、安倍さんに代わる確かな人物を日本国民が担いで、世界平和を実現しましょう!
それまでは、とにかく日本が滅亡しないように、日本国民がしっかりするしかないですよ(^_-)-☆


(注)三世紀の魏略逸文に、倭人は呉の太伯の後裔とあるのですが、陳寿は西晋建国の基礎を作った司馬懿の功績を称揚するのが目的で三国志・魏志倭人伝を編纂したと分かっていますので、倭国は呉の王族が建てたという伝承は編纂目的に合わないために意図的に隠したと考えています。しかし、最後の呉王夫差の子が日本に来て松野連(まつののむらじ)の祖とする松野連系図が残っています(「松野連系図は正しいのか?」参照)。その中で奴国を滅ぼした師升の一族の伊都国男王難升米や履中天皇から雄略天皇までの倭の五王などが書き入れられていますので(「空白の世紀と倭の五王の謎(その3)」参照)、後世の人が、松野氏が由緒あるものと見せるために作った偽の系図と判定できます。もしも松野連が倭の五王などの末裔ならば何らかの物証があるはずですので、それが出てくれば事実かどうかまた判定します。物証のない、このような系図は歴史書の知識がある人物によって簡単に作れますので、後世の造作という結論になります。

なお、wiki「松野氏」によれば『諸系譜』(国立国会図書館と静嘉堂文庫所蔵)に松野連の祖が呉王夫差とあり、おそらく、松野連に何らかの伝承があったのか、あるいは藤原氏が意図的に、天皇家の祖先が呉王族であることを隠すために、松野連を呉王夫差の末裔としたのだと推理しています。

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刮目天はチャンネル桜三橋貴明さんのマクロ経済学を勉強させていただきました。チャンネル桜が立ち上げた「新党くにもり」が一番信頼できる政党です。その代表の前自民党衆議院議員で、積極財政派の党内若手のリーダーだった、「政府の赤字はみんなの黒字」を提唱した安藤裕さんの大ファンです。経済のカジ取りをやって欲しい素晴らしい人物です。是非、番組をご覧ください!国民のために罪務症緊縮派勢力と戦っている自民党の高市早苗さん・西田昌司さんもファンです。この方たちが日本を引っ張っていって欲しいと思います。

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