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すべての仮説は検証しないと古代妄想かも知れません!新しい発想で科学的に古代史の謎解きに挑戦します!

箸墓が「鶴は千年、亀は万年」の由来だった?(*^^)v

2020-06-01 17:46:54 | 古代史
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鶴や亀がそんなに長生きできるわけがないので、本当に長生きする生物なのかなと思い調べてみると、以下のような説明を見つけました(^_-)-☆

長寿を祝う言葉として有名な「鶴は千年、亀は万年」。ツルもカメもここまで長生きではないのは何となくわかるものの、実際の寿命ってどのくらいなんでしょう?動物・生物の寿命についてみていきたいと思います。

それでもカメの寿命は長かった!~ツルとカメの寿命~
みなさんがイメージされるツルといえば、おそらく国の特別天然記念物でもあるタンチョウ。平均寿命は20~30年です。ツルの仲間で一番寿命が長いものはアフリカに生息するカンムリヅルで50~60年とされています。

出典:http://www.zooing.net/

一方のカメ。ペットショップなどで良く売られているミドリガメはミシシッピアカミミガメの子どもで、寿命は25~40年だそうです。カメの中で一番長生きなのはガラパゴスゾウガメ。平均寿命は100歳以上で、脊椎動物の中では最も寿命が長いそうです。

いずれも1000年には届かなかったものの、野生動物のなかでは比較的寿命が長いほう。人の平均寿命をゆうに越してしまうカメは、やはり長寿のシンボルといえますね。
鶴は千年、亀は万年? 世界で一番長生きな動物・生物は… より)

シナで縁起の良い生き物は龍・鳳凰・麒麟ですから、鶴と亀は日本特有のものでしょう( ^)o(^ )
確かに、goo辞書では、「淮南子 (えなんじ) 」説林訓の「鶴の寿は千歳」などから長寿で、めでたいことのたとえ。とシナ由来のように書いてあるようですが、
実は、鶴と亀は以前に悲劇の女王台与のはなし(その4)でカゴメ歌の謎解きをしました。

鶴は石見一宮物部神社の神紋が「日負い鶴」ですから大国主を滅ぼしたヤマト勢を意味します。

出雲大社の神紋は、亀甲紋の中の剣花菱、剣を持った花が大国主に閉じ込められた神功皇后のモデル台与を表しているようだ。篭の中の鳥は前回見たとおり、鳥の姿の姫巫女台与のことで、一体いつになったら台与は解放されるのだろうかと嘆いているようだ。というのがその意味でしょう(^_-)-☆



そして、大国主はトビヘビだった(^◇^)で箸墓の被葬者が女王台与という話をしました。

箸墓の伝承では、大物主大神の正体が可愛いオロチ(蛇)だとわかったので驚いて尻もち着いたところ、大事な所に箸が刺さって死んだヤマトトトビモモソヒメということですから、大国主の妻で女王台与ということです。姫の名の「トビ」は言うまでもないですね(^_-)-☆

そうなんです。

箸墓の被葬者は伝承では倭迹迹日百襲姫(ヤマトトトビモモソヒメ)です。第七代孝霊天皇皇女で巫女的な存在です。鬼退治して吉備津彦の名前を退治した鬼からもらったイサセリヒコと同母姉弟ということになっていますが、大物主大神の妻ですから大国主の妻の台与のことなのです。吉備津彦は皇祖神天照大御神ニギハヤヒのことです(^_-)-☆

この姫の名前の「ヤマト と トビ」は「物部氏と大国主」のことです。
カゴメ歌の「鶴と亀」と同じものです。
つまり、日本では鶴と亀がセットなのですよ。
そして、「百襲(モモソ)」は百回重ねるの意味ですから

倭迹迹日百襲姫は千年も万年も永く続くよう国家安泰を祈って

「鶴・亀」の文句を何度も何度も言って神憑りし、

大神の神託を告げる姫君ということです。


そういえば、能の「鶴亀」は天下泰平、国家の長久を祈念し、祝福するという、おめでたい内容です(Wiki「鶴亀」より)。


現在の能を大成した室町時代初期の観阿弥・世阿弥親子ですが、伝承では、猿楽の祖秦河勝の子孫です。

秦氏は謎の多い氏族ですので、別の機会に少し詳しくやりたいのですが、実は「日本書紀」で隠された日本建国の真相を伝えたくてムズムズしている一族です。

ちなみに、「古事記」を世に出した多人長(おおのひとなが)は太安万侶(おおのやすまろ)の一族で、秦氏のようです。「古事記」では「日本書紀」で隠された「大国主命」の神話を載せて歴史の真相を伝えています。日本の最初の神も「天之御中主神」として紹介しています。また、「宋史 王年代紀」を宋の太宗に献上したのも東大寺の僧奝然(ちょうねん)で俗姓は秦氏と知られています。

そういえば、能の「羽衣」も天女の正体は女王台与です。

カゴメ歌も秦氏が広めたものではないでしょうか?

そういえば、能「鶴亀」に「月宮殿の白衣の袂」という文句が出てきますが、「月宮殿」は能「羽衣」にも出てきます。本当は怖い七福神の謎(;一_一)で述べましたが、羽衣の天女は女王台与のことなのですよ。

かぐや姫の「こんな汚い世の中とおさらばして月の都に帰りましょう」というラストシーンの月の都が「月宮殿」でしょう。藤原不比等のやり方を風刺するのがかぐや姫の物語のテーマのようです。かぐや姫も天女でしたね!作者は不詳ですが、大伴家持との噂もあるようです。万葉集も歴史の真相を暴露するために家持や憶良らによって作られたと万葉集研究家の渡辺康則さんが突き止めています。

最初に戻りますが、歴史の真相は目出度い話ではないのですが、ヤマトに恨みをもって亡くなった貴人たちの怨霊が天変地異を引き起こすと信じられていましたので、福を呼ぶ七福神と同様、暗い話を明るい話に変える魔法の言霊の力で「鶴・亀」と何度も唱える習俗になったのでしょう!

こんなポジティブ指向の国民は日本以外にないでしょう(*^▽^*)

いやいや地震や雷や疫病を何とかしてご先祖様に抑えて頂こうという日本国民の切実な願いをちゃかしたら天罰が当たりますよね。そのつもりは無かったのですが、そう思われたらすいません(´・ω・`)。畏れ多いですが、国家安泰・国民安寧を天皇陛下・ご皇族と共に、わたしたちも神社や自宅の神棚でお祈りしましょう。


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