小田急線伊勢原駅からバスで約25分。彼岸花の里で知られている日向薬師の里へ
彼岸花を見に行ってきました。幸い穏やかな日だったのでゆっくり見学できました。
現場は今稲刈りの真っ最中でこの日も農家の方は収穫に追われていました。
自分たちだけがのんびりしているのが申し訳ないような気がしました。
花は今最高にきれいです。田んぼのあぜ道や果物の木の下に生えている
彼岸花が、ものの見事に咲きそろっています。
球根に毒があってねずみやモグラなどがあぜ道に穴を開けるのを防ぐために植えたのが
始まりだと聞いております。この里には4箇所ほど群生地があります。
人形の家には諸外国から集めたさまざまな人形が、所狭しと飾られています。
その国の特徴ある伝統工芸品などとともに珍しい人形があります。
人形の横には作られた国が表示されており、暑いとこから寒いところまで各地の珍しいものが
沢山展示されています。左からフィジー 、バヌアツ、 サモア。
民芸調のもありました。材料もシンプルです。思わず笑ちゃうのも沢山ありました。
これなどは工芸品ですよね。あまり手の込んでいない木彫りでした。
この作者の作風は生描写のようです。私は人形に関して丸っきりの素人ですからあまり
知ったかぶりはできませんが、子供の表情が生きている人間の表情そのものの感じがします。
どう見ても生の人間を写真で写したようにしか見えませんが、そう感じるのは私だけでしょうか?
和やかな表情をしています。気が滅入ったときなどこの表情を見ると気分がすっきりします。
後ろに鏡があって細かいところまで見えるようになっています。
子供の腕白振りが手に取るように分ります。
人形師の平田郷陽はこどもをテーマにした作品を数多く作り出していました。
そのあどけないしぐさに思わず微笑んでしまいます。
作品名は「熟柿」(じゅくし) これから食べようとしているのか嬉しそうな顔をしています。
}
「竹馬」の表題が出ていました。手にツバをつけてこれから挑戦しようとしている様です。
「名月」 盥の中の水に浮かんだ月に手を伸ばして触ろうとしています。
横浜人形の家では9月15日から10月21日まで人間国宝の平田郷陽の作品を
主体に、約30点ほど有名な作者の人形が展示公開されています。
これは郷陽の代表的作品「粧ひ」です。ガラスケースに入っているので
私の影が映ってしまい最悪でしたが、作品は素敵な表情をしています。
まるで生きているような姿をしています。17日に一度行ったのですが、
この人形をもう一度見たくて25日再度訪問してきました。
このほかにこどもの人形が沢山提示してありました。あどけない姿が
実物と見間違うくらいリアルに作られています。