みどころ
1983年の放送当時、お茶の間に衝撃を与えたドラマ。回を追うごとに視聴率が上昇し、最高視聴率45.3%を記録した。子を持つ親の間に大きな波紋を投じた俳優・穂積隆信の同名手記をドラマ化。非行に走った一人娘・由香里(ドラマ内では香織里)さんとの壮絶な闘いの日々、更正するまでの血のにじむような努力を綴った実録を、当時アイドル絶頂期の高部知子らが体当たりで演じ、社会現象にもなった作品。極限状態の中でも、最終的に親と子は他人とは違う、血の愛で結ばれている。形は変わっても“親子の情”はいつの時代にも変わらないことを伝えたい。もう一つは、本作は決して“子育てもの”ではないということ。むしろ“親育てもの”といった方がふさわしい。親は常に一貫性を持って、毅然として子供に対するべき。この親子の戦いが如実にそれを物語っている。
あらすじ
昭和42年12月、俳優・穂高信彦(前田吟)と、妻・三枝子(小川真由美)の間に長女・香織里が誕生した。三枝子は自分が被爆者であることから、香織里の成長に神経質になりがちだったが、香織里はスクスクと成長した。だが、4歳の時、香織里は腹部腫瘍で長期入院。このことで三枝子はいっそう過保護になり、香織里を外に出たがらないわがままな少女にさせた。信彦も仕事が忙しく、香織里と十分な交流が計れない。寂しさや外の世界への恐れから香織里は反抗的な態度が多くなっていった。やがて中学生になった香織里(高部知子)は、病気の時の薬で髪が少々赤いため、女番長に難クセをつけられたあげくに殴られる。「こんなことで殴られるのなら、殴る方へまわってやる」と香織里は少しずつグレていった。
上記 TBSのサイトより http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/d0085.html
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