修行は毎日同じことの繰り返し
体調と精神面も最高の状態で出発しても
なぜか噛み合わない場合もある
そんな時は、いい意味で開き直って
姿勢を正し、呼吸を整える
すると、自然に精神が集中して、いつもの流れになってくる
逆に、調子が悪いということに執らわれていると
呼吸が乱れ、集中出来ず
どんどん歩みが遅くなり、体力を消耗してしまう
山の行も里の行も基本は同じ
迷ったら、基本にかえれ
塩沼亮潤(しおぬま りょうじゅん) 慈眼寺住職
昭和43年宮城県生まれ。61年東北高校卒業。
62年吉野山金峯山寺で出家得度。平成3年大峯百日回峰行満行。
11年吉野・金峯山寺1300年の歴史で2人目となる大峯千日回峰行を果たす。
12年四無行満行。18年八千枚大護摩供満行。
現在、仙台市秋保・慈眼寺住職。大峯千日回峰行大行満大阿闍梨