交野市立第3中学校 卒業生のブログ

中高年の

皆さ~ん  お元気ですか~?

塩沼亮潤大阿闍梨の今週のことば

2012-10-14 21:41:24 | 徳育 人間力

修行は毎日同じことの繰り返し
体調と精神面も最高の状態で出発しても
なぜか噛み合わない場合もある
そんな時は、いい意味で開き直って
姿勢を正し、呼吸を整える
すると、自然に精神が集中して、いつもの流れになってくる
逆に、調子が悪いということに執らわれていると
呼吸が乱れ、集中出来ず
どんどん歩みが遅くなり、体力を消耗してしまう
山の行も里の行も基本は同じ
迷ったら、基本にかえれ

 

 

塩沼亮潤(しおぬま りょうじゅん) 慈眼寺住職
昭和43年宮城県生まれ。61年東北高校卒業。
62年吉野山金峯山寺で出家得度。平成3年大峯百日回峰行満行。
11年吉野・金峯山寺1300年の歴史で2人目となる大峯千日回峰行を果たす。
12年四無行満行。18年八千枚大護摩供満行。
現在、仙台市秋保・慈眼寺住職。大峯千日回峰行大行満大阿闍梨


二宮金次郎(尊徳)の名言

2012-10-14 21:37:24 | 建て直し

┌───今日の注目の人───────────────────────┐



         二宮金次郎(尊徳)の名言を
        7代目子孫・中桐万里子さんが説く


                『致知』2012年10月号
                 特集「心を高める 運命を伸ばす」より


└─────────────────────────────────┘




 ◆自然は偉大であっても荒れ地しかつくれない。
  田畑は、人間と自然がともに力を尽くし、
  協同することでしか実らない。

  これこそ二宮金次郎が荒れ地(自然)から学んだことでした。



 ◆二宮金次郎は
  「荒れ地は荒れ地の力で開闢(かいびゃく)する」
  「異変を前提として定め、異変への工夫をする」
  という言葉も残しています。

  荒れ地や異変を破壊力でなく「徳」として受け取り、
  その力を活かす工夫を尽くす場所にこそ人道はあると金次郎は考えたのです。



 ◆「貧困の原因が何かを突き詰めれば、
  貧困には所詮限りがあることが見えてくる。

  貧困が無限に続くことはない。
  むしろ無限なのは実りのほうである。
  実りは必ず倍々で増えていく。貧しさが無限だと思うのは、
  妄想にすぎない」(二宮金次郎)


 
 ◆「名を残さず、行いを残せ」という遺言は
  二宮金次郎の人柄を端的に象徴しています。

  人間は所詮無一物で生まれ無一物で土に帰っていく存在なのだから、
  名利に汲々とするより、人々や世の中の役に立つことを実践するほうが
  よほど価値あることだ、と伝えたかったのでしょう。