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二十三皿目 沖縄旅めし(竹富島初上陸編)

2008-06-22 | 旅めし
二十三皿目 沖縄旅めし(竹富島初上陸編)

さて、一日目の宿泊地『竹富島』に向かう為、那覇空港から一路石垣島へ
着陸寸前に竹富島が見えました!
おぉ!翼よ!あれがパリの灯だ!(大げさ)

薄い島!これが竹富島、山が無いから真っ平らなんですね。

転じて先を見れば石垣島です。
おぉ!思っていたよりかなり大きい島です。
街も大きいし、なによりこんなに高い山があるなんて知らなかったです。

石垣空港到着です。
石垣島空港は滑走路が短く、普通は副操縦士にも許可されている
離着陸の操作が、機長しか許されていないのです。
(石垣空港の滑走路は規定より短く1500m(規定では1800m以上)しかありません。)
この悪天候ではなおのこと着陸が難しかったのではと思います。
滑走路が短いため、着陸直後に急ブレーキをかけるので荷物が飛ばされないように
しっかり持っておくように事前に聞いていたのですが、
荷物は飛ばされなかったもののホントに急ブレーキでした。

今夜の目的地である竹富島に行く為には、『離島ターミナル』まで行かなくては
いけません。
ガイドブックを見るとタクシーで15分・900円程度と書いてあり
実際、空港前のタクシー乗り場は到着した乗客でにぎわっています。
わたしもその列に加わろうと歩いていたら一台のバスが到着しました。
運転手さんに『離島ターミナル』に行きますか?とたずねた所、
『近くまでは行きます』との事だったのでバスにしました。
(料金が200円だったのです・・)
ところが、このバス、あまり使い勝手がよろしくない。
一応飛行機の時間に合わせているようなのですが、
それでも結構待たされます。また市街地へ直行するわけでもなく、

空港→全日空ホテル→港→バスターミナル(市街地にある)→日航ホテル→空港
と循環しています。

わたしもバスに乗り15分以上は待ったでしょうか。
タクシーに乗り換えようか本気で考え始めた頃に出発です。

早速、竹富島行きの船に乗り込みました。
竹富島行きの船は、八重山観光フェリーと安栄観光から出ており、
石垣島からわずかの 距離であることから、1日に相当数(夏期シーズンで40便以上)の便が出ています。
さぁ、出発です!
と、そこへ外国船籍と思われる巨大客船を発見。
でけー!


それに引きかえ(?)わたしの乗った船はご覧のとおり小さめの船。
10分ほどの船旅だし、30分おきに出ているしこのぐらいでちょうどいいのかも。

と、思いきや!この船相当な高速で疾走します!
この写真では分かりづらいかもしれませんが船尾のこの白波!
体感的にはチョロQに10円玉をはさんでのウイリー走行を思い出しました。

ホンの10分程度の船旅で目的地、竹富島に上陸です。
竹富島桟橋はとても綺麗でした。
そして、離島ターミナルから今夜の宿に到着時間を電話で伝えていたので
車で桟橋まで迎えに来てくださってました。

今夜の宿、『泉屋』さんです。
沖縄好きの友人から竹富島に行くなら絶対ここがいいよ。と聞いていたので
今回予約をさせてもらいましたがこの通り非常に素敵な民宿でした。

お部屋はこんな感じです。到着後、すぐに若女将さん(かな?)が挨拶に
着てくださり設備の説明をしていただいたのち、
お茶と黒糖を出していただきました。
一服した後、すぐに散策に出かけました。
明日の朝には石垣島に戻る慌しい日程の為、バタバタです。
しかもこの時点で夕方でしたので(焦)




これが竹富島の町並みです。
天気が悪かったのは残念ですがこれほど美しい町並みとは思いませんでした。
もちろん行く前はガイドブックの写真などを見て知ってはいたのですが
やはり自分の目で見る町並みは格別です。
この美しい町並みを維持されるために住んでいる方々は
非常に努力されていると聞きました。

島では、昔ながらの街並や文化を保存しようとする意識が非常に高い、
その例として

・新しく家を建てる場合は必ず許可を得てから、
平屋の赤瓦の家(カーラヤー)を建てなければならない。
ただし、赤瓦を葺く場合は補助金が支給される。
・窓ガラス等は見えにくいようにすだれなどで隠す。
・建物の外に看板などを露出させることは原則禁止。
・大規模リゾート開発を目的とした土地買収には応じない。
・珊瑚を砕いた白砂の道は、住民の毎朝の掃除によって美しい状態に
維持されている。また白砂はアスファルトと違い、雨や台風が来るたびに、
少しずつ海に流れていってしまう。
そのため、住民は砂浜で白砂を集めてきて、定期的に道を補修している。

などが挙げられる。これらの島民たちの努力の成果により、
沖縄の原風景とも言える赤瓦屋根の集落が現在でも残っており、
それがそのまま観光資源として生かされているのです。



道の向こうから水牛車がのんびりとやってきました。
今回は乗らなかったけど、次回は水牛車に乗っての~んびりとするのもいいかなぁ。

これは『なごみの塔』といいます。
この塔が島の中で一番高い建物?とのこと。
コンクリート製の展望台で良くパンフレットなどで赤瓦の家並の写真が
載せられている事がありますが、その多くはこの塔から撮ったものです。

この塔、一見そんなに高くない?と思えるんですが、
いざ登るとき少し恐怖。
いや、雨も降っていたのでかなりの恐怖!
人が1人やっとの幅の階段は、傾斜もきつくて
人間工学的ではない手すりにつかまって登るにしても、スリル満点です。


なごみの塔からの景色です。
この辺りの角度で見る町並みが写真やポスターによく使われます。

散策を続けていると水牛の散歩(かな?)に遭遇しました。
牧歌的で癒されます。この水牛は仕事が終わったのかもしれませんね。

さて、竹富島にはまだ上陸したばかりです。
まだ竹富島編が続きます。
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あれっ!?今回は食べ物載せてないや(汗)




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ARAKI☆)
2008-06-22 15:34:28
長旅お疲れ様でした。
更に、飛行機、フェリーと乗り換えがあったんですね。
でも、そんな旅の疲れも吹き飛んでしまいそうなくらい、素敵なところですね♪
町並みを維持するために、島民の方が大変な努力をされているとは知りませんでした。
家が建ち並んでいる感じも意外(?)でした。
結構、密集してるんですね!

のどかな町並みと風景が長閑で、見ているだけでも癒されますね♪

また続きを楽しみにしてます!!
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ARAKI☆さんへ (かっしー)
2008-06-22 17:34:16
ありがとうございます。
島民の方々が努力してくださって
この美しい町並みが維持されているのですから
感謝ですね!

行く前にはガイドブックで町並みを見たはず
なんですが、いざ現地に行ってみると異次元空間のように非日常で、写真の中に自分が立って
いるような凄く不思議な感じでしたよ。

天気が悪かったのが玉に傷でしたが梅雨の真っ只中でしたからね、しょうがないです(笑)
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