今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

涼風きもの

2011年06月29日 23時20分02秒 | きもの

お暑うございます。
今日も湿気ムンムン、太陽まで照って。
文句なしに夏日だった。

イエーイ。


それではきもので
涼風を吹かせましょうぞ。

まず姐さんから。





胡粉で地紋染めした絽のきものに
(地紋飛んじゃって見えないけど)
銀糸の刺繍で、流れ星の一つ紋。
流れ星って・・・! twinkle, twinkle 
このきもの、大すき。



帯は、友禅手描きで熱帯魚のこれも絽。
熊崎センセの作。
『二十四節気ときもの』にも掲載されているパターン。

この帯は大人気で、比佐子さん、姐さん、ワタシと
みんな持っているという(笑)
当然、比佐子さんのを真似っこしたんだけど。

ただし、まるで同じではなく、
生地、柄、地の色、構図が少しずつちがっている。
熊崎センセだって、同じのを作るのは
きっとつまんないはずだからよかったと思う。



お太鼓はこうなってる。
涼しそうでしょう?
この熱帯魚帯は超おすすめです。
お値段も手ごろ。
おすすめですぞー(エコー)。


お次はアヤコさーん。



ペパーミントグリーンの縞の夏結城。
入口から入ってきた瞬間、目がハート。
まるで風が吹いてきたかのよう、
ではなく、風かと思った!

淡い淡いペパーミントグリーンは、
写真ではやはりキャッチしきれていない・・・。
でも実際は見るからに涼しいのだ。




帯は生成りの絽つづれ。
柄は夏野菜のピーマンを意匠化したもの。
ぱっと見でそう見えないところがまた楽しい。

帯あげ、帯〆、胸元に入れた定期入れ、
どれも珊瑚ピンクでコーデ。
帯あげ、小さくピンクが絞ってあるのが
ちょこっと見えてかわいい。

これは「比佐子つれづれ」のときの装いだけれど、
この日はワタシ、アヤコさんにべったりで。
何をしていたかと申しますと、涼をとっておりました
(アヤコさんはおそらく暑苦しかったことだろう)。



さいごはリクエストに応えて。
「比佐子つれづれ」でお出ししたおやつを。
この前の皇居ご奉仕のときのお土産で、
菊の御紋のコインチョコ。
裏は二重橋になっている。

そして、出しただけで盛り上がったおやつ
というのは初めてだった。


というわけで。

清く、涼しく、夏きもの!


それではまた。