うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

伯爵

2009-07-07 00:51:27 | 読書
今夜も「エロイカより愛をこめて」でお送りします(^^;)

『エロイカより愛をこめての創り方』を読んで、
知れば知るほどすごいマンガです。

リアルな現実社会を舞台にするのも凄いけど、
登場人物もすごく個性的…だけど、ほんとにいるいる、こういうヒト…
みたいに親近感が涌くんですよね(^^;)

それは少佐にしても伯爵にしても、完璧で近寄り難いようでいて
どこか憎めない欠点的な部分があるので、
ひたすら英雄(エロイカ)になりすぎず、親しみが持てるんだと思います♪

少佐の部下も伯爵側のジェイムズ君やボーナムさんも
サブキャラなくせにすごい存在感で、いないと寂しいし(^^;)

ストーリーもキャラも緻密な設定があるからなのでしょうね。
改めて漫画作家さんの仕事を尊敬せずにいられません。

私は名作を言われる少女漫画を、大学生~社会人になって
たくさん読んだのですが、中学生頃に読んでおきたかったな~と
思いました。

エロイカはちょっと違うけど、
作品の登場人物と同じ世代の時に読んで、
同じ目線で作品を感じてみたかったですね~。

その世代を過ぎてからだからこそ、感じることもあるし、
むしろ過ぎた世代のノスタルジー的なよりせつない気持ちになったりもしますが。

久々にこの分野のアタマの引き出しを引っ張り出して楽しかった♪
明日からはまた日本史の世界に戻る予定(^^;)




コメント
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