うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

K君のお花。

2017-01-31 09:02:26 | つれづれ


青山フラワーマーケットで今回選んだのはラナンキュラス。

行動範囲に花屋がここしかないのがつまらない…(´・ω・`)

あとはスーパーの中くらい。

K君はお花も植物も好きだったからお花は絶やしたくないし、できればきれいなのを飾ってあげたいし。
(仏花は生前嫌っていたから…たぶん、死を連想させるものを避けていた)

でもお花を飾って、毎日お水をかえて生け花の栄養剤入れて

つぼみが開いた~とかしおれてきたな~とか、水の吸い上げが悪いな~とか一喜一憂するのって

K君の介護をしていたときにちょっと似ていて

懐かしいなと思ったりする。
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薬の開発。

2017-01-30 07:21:58 | つれづれ


皇居に沈む太陽!

冬の夕暮れです。

丸ビルホールで、日本医療研究開発機構主催の薬の開発や治験に対する理解を深めるフォーラムに参加してきました。

夕暮れはその帰り道。



薬の開発には人材と時間とお金と(治験に参加してくれる)協力者がとてつもなく必要だ!というのがとてもよく分かりました!

でもそれによって新しい薬が開発され、助かる命が、あるかもしれないですものね。

K君も薬が出来るのをずっと待ちながら手術で時間稼ぎをして、でも結局もう手術ができない体になってしまって…要は薬が間に合わなかったのです。

薬さえあれば、たとえ腫瘍をなくすことはできなくても、腫瘍が大きくなるのを薬で抑えることができれば…K君はそれを望んでいたのですけど。
病気と共存しながら生きるために。

だから複雑な気持ちで参加していたのですけど…

エイズ治療薬を開発した満屋先生や、アルツハイマー病治療薬を開発した杉本先生の講演は純粋に面白かったです。

薬の研究~開発~実際に使えるようになるまでには15~20年、諸々含めて1000億円ほどかかるそうで…

長い道のり。

そして日本は他の先進国に比べて政府からの助成金なども少ないようで…

以前、スポーツ関連でも日本は他国に比べて財政的に協力的でないことをニュースなどで聞きましたが…

日本は一体どこにお金つぎこんでいるのでしょ?

…素朴な疑問(´`:)

それはさておき

K君がいなくなってわたしが大きな病院にかかわる機会はなくなりましたが(今のところ)

K君も本当は癌センターに行った時に治験を希望したこともあって(参加できませんでしたが)

せっかく関わった世界の知識を深めておきたいな、と思い、フォーラムに参加した次第でした。
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大宴会。

2017-01-29 22:50:55 | つれづれ


週末は昔の会社の同僚が3人泊まりに来て宴会しました。

食事は事前にTちゃん(今や総務課長!)がピカールのフランス食材を注文しておいてくれ、

前日に我が家に届きました。

パッケージもオシャレでおいしそうです。

当日はサラダだけ作って、冷凍食材をひたすらオーブン調理するだけ(^^;)

でもクオリティ高くて美味しくて驚きました!



プチシューの生地にチーズの入ったおつまみ、

オニオンリング、

ミネストローネスープ(野菜たっぷり!)

エスカルゴ、

テーブルにのりきらず、レンジも順番待ちなので、この後ラザニアとチョコレートケーキが並びました(*^-^*)

ちなみにリゾットもあったのだけどお腹いっぱいになり、まだ我が家の冷凍庫に眠っています(>_<)

翌朝食べたクロワッサンは、生のクロワッサンをオーブンで25分焼くだけで、バターたっぷり、サクサクの焼きたてクロワッサンが食べられました!



パン屋でクロワッサン買うよりいいかも。

わたしだけ会社を辞めて、ブランクあるのにまたこうしてみんなでワイワイ出来て嬉しいです。

最近食べてばかりだけど(^^;)

K君ともかつてバーベキューとかした仲間なので、遊びに来てくれてK君も喜んでくれていることでしょう(^^)

そしてピカールの冷凍食品は今度自分でも買ってみようと思いました(*^^)v
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スタバ。

2017-01-28 19:03:47 | つれづれ


京都に行った翌日も休みをとっていたので(当初は1泊で行く予定でした)

雪の京都で冷え切った身体を温めようとスパ・ラクーアに行って来ました。

ヒーリングバーデの岩盤浴で汗をかいて身体の芯から温まりました(*^-^*)

帰りにスタバに寄りましたが席が空いていなかったのでリニューアルしたというスコーンのナッツと

ニューヨークチーズケーキを買って帰りました。

スコーンは生地が変わったのかな…?
ナッツのものは前はなかったので、たくさんナッツがのっていて食べ応えありました。

チーズケーキは前日に京都のイノダコーヒーで食べたらまた食べたくなってしまいました(^^;)

イノダコーヒーのは少し軽い感じだったので、わたしには少し物足りなかったです。

わたしの中では、スタバのも好きですが珈琲館のものが濃くて好きかも。

連休、充実して過ごせました。
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旅終えて。

2017-01-27 17:49:34 | 旅行・参拝


旅の最後は再び西本願寺に行ってお参りし、本願寺ブックセンターで関連書籍を買い…
早々と京都駅に戻ったわけです。

冬の旅、スタンプラリーで三カ所回ったので、京都駅の案内所で記念品のファイルをもらいました。



裏面。高台寺の蒔絵など。




なかなかステキですね。

何年か前にK君と2月にやっぱり日帰りで京都に来て、冬の旅のスタンプラリーをしたことを思い出しました。

あの時は妙心寺に行って、
高台寺あたりを歩いて

その時も雪がチラチラしていましたね。

スタンプラリーのご褒美で、コーヒーが1杯飲めたのでジュヴァンセルに行ってケーキを食べたのでした。

京都にもK君との思い出がたくさんあります。

わたしの好きな京都や奈良に一緒にたくさん来てくれてありがとう。

わたしの好きなものに興味を持ってくれて、一緒に楽しんでくれてありがとう。
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金戒光明寺からの景色。

2017-01-27 06:25:44 | 旅行・参拝


御影堂の手前から山門を見下ろすと

山門からもいつの間にかだいぶ高いところにいるな、と思うのと

ずいぶん山の上にいるんだな、というのに気づかされます。

この高低差はいつの間に?

幕府(会津藩)がこのお寺を選んだわけも、御所まで見通しがきいて監視できるからだと。

家康公の時代には大阪の方まで見えたと言いますが…。



平安神宮の赤い鳥居と、京都駅付近の京都タワーは見えますね。

帰る時に改めてこの景色を眺めていたら…

今までは山門の右手方面ばかりに気を取られていましたが



左手側、ウェスティン都ホテルが見えて、その上…、

ちょうど山門の屋根のあたりの山の上に見えているのは…

将軍塚の青龍殿ではないかと!(青蓮院門跡の)

三年前、青龍殿が完成し、青不動が公開された時に行きましたが、あの時将軍塚から俯瞰した京都市街の眺めが絶景~と思いましたが、金戒光明寺とそんなに高さ変わらないのでは…と思ってしまいました。

あの時はK君が入院中だったから、高いところが好きなK君といつか一緒に将軍塚来たいな~と思っていたのに叶いませんでしたね。

今はK君はもっと高いところにいるのだろうけど。

…とK君と出会った頃の旅で訪れた金戒光明寺、七年ぶりのお参りはなんとなく感慨深いものがありました。

またひとりになってしまったけど、もうあの頃みたいな気楽なひとり旅は、気分的にもう出来ない気がします。
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金戒光明寺のお庭。

2017-01-26 22:30:38 | 旅行・参拝


会津藩ゆかりの品、伊藤若冲の絵なと鑑賞した後は紫雲の庭へ。

法然上人の生涯と浄土宗の広がりを枯山水で表したお庭だそうです。



軒下には以前に積もった雪が残っていました。



お庭をとりまく小路の亀のような模様。

意図的にいくつもあって、こういう遊び心がにくいです。



写真では分かりづらいのですが…

庭を歩いていたらいつの間にか雪が本降りになってきて寒かったです。



くつを脱いだり履いたりも手も足もかじかんでいて一苦労!
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金戒光明寺。

2017-01-26 20:21:39 | 旅行・参拝


寒さに震えつつ、妙法院の次に向かったのはくろ谷の金戒光明寺。

ここは法然上人の浄土宗のお寺。
私にとっても思い出のある大好きな寺院です。

前に来たのはちょうどK君と出会う直前、太平記と幕末縁の地を巡って、吉野~京都へのひとり旅の時でした。

山門の額には「浄土真宗最初門」と標されています。

これがあるため、現在の浄土真宗は長く「浄土真宗」とは名乗れず、「一向宗」だったのです。
今でも「浄土真宗」と呼ばれるのは「浄土真宗本願寺派」のみで、「浄土宗」とは線引き(表現が難しい!)されているのですよね。



法然上人の座像のある御影堂。

今回もガイドしてくださいました。

わたしはここの文殊菩薩さんも好きで、七年ぶりに再会できました。

こちらも「京都冬の旅」の対象で、かつて京都守護職の会津藩松平容保や多くの会津藩士が本陣とした巨大な寺院なのです。



三重の塔の方には会津藩士の墓地もあります。



寒さの中にも梅の花。

今回回ったいくつかの寺院のお庭にも、紅梅、白梅が咲き始めていました。
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妙法院。

2017-01-26 07:15:51 | 旅行・参拝


角屋の後に訪れたのは妙法院。

こちらも京都冬の旅13年ぶりの公開だそうです。

妙法院といえば、古典とか歴史文学を読んでいると度々登場するので、ずっと行ってみたかったのですが、通常非公開。

場所的にはよく通る場所なので、いつもそびえ立つ白壁に拒絶された思いをしてきました。

天台宗の門跡寺院で障壁画やお庭なと見所は多いのですが、どこも写真撮影禁止だったので「冬の旅」のパンフレットの写真(´`:)

ボランティアの学生さん?がガイドしてくれますが、彼らも寒くて大変そうでした。

ちなみにここは幕末の「七卿落ち」の出発点?で、ここで計画して七卿が長州へと落ちていったのでした。

その図も公開されています。
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角屋。

2017-01-25 20:19:10 | 旅行・参拝


西本願寺から正面通を歩いて角屋まで行きました。
以外と近いです。

数年前は幕末や新選組の本ばかり読んでいてそれなりに史跡めぐりしましたが、島原だけは行ったことがなかったのです。

今年は大政奉還から150年目というけとで「京都冬の旅」は幕末がテーマだそうです。

角屋も確か通常は予約して見学制だったと思いますが、今回は「京都冬の旅」で13年ぶりの公開だそうです。

ただし1階のみなので、残念ながら2階の「~の間」の数々はまたの機会に。

といっても1階部分だけでもかなり広くて見応えがあります。

入口を入ってまず目に付くのは新選組のつけた刀傷。



中庭を通ってとても広い台所を見学。

刀掛けとか刀箪笥とか…確かに当時ここを訪れるお客さんはみんな刀持っているものね。

説明に「現在のロッカー」と書かれていたのが少し笑えます。

それにしても重要文化財の建物は暖房設備もないのでこの雪のちらつく日の見学は寒さが厳しすぎました。

奥の松の間だけは、以前火事で焼けての再建だそうで、重要文化財ではないそうです。

ちなみに新選組の芹沢局長が酔いつぶされた宴会会場はこの松の間だそうです。
(その後八木邸にて暗殺されました)



松の間から見える臥龍松。

雪がちらちらするのも風情があります。



松の後ろの白い壁に遊び心か石がはめ込まれているのが気に入りました。



床の間。





廊下や中庭。





上の写真の奥の部屋は網代の間。
北山杉もふんだんに使った贅沢な間です。

当時の行灯や蠟燭の煤で天井も壁も黒ずんでいました。



赤い壁が特徴的。

角屋といえば新選組の印象が強いですが、西郷隆盛や久坂玄瑞、坂本龍馬も使っていたのですね。

久坂玄瑞の書状がたくさん残っていて驚きました。
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