日本を発つ前に見たニュースでは、インドとのEPA(経済連携協定)の正式合意の映像が流れていました。12億市場と言われるインドの市場に期待する向きも多い反面、日本の農業政策も関係して、一足飛びに自由貿易とはいかない模様です。そもそも自由貿易になるということは、向こう側の市場にも参入できますが、日本の市場にも安価なものも含めて様々な物品が入ってくるわけで、国際化と言って別に外国に出かけなくても、日本国内にいながら、熾烈な国際競争に巻き込まれる・・・自由とは最大のリスクかも知れません。
また、菅首相は、アメリカにけしかけられたのか、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に前向きとの表明をしていました。シンガポール・ブルネイ・チリ・ニュージーランドの4カ国で発効した経済協定に、オーストラリア・ペルー・アメリカ・ベトナム、さらにはカナダやコロンビアなども参加を要望している経済の枠組みで、あまりにも広すぎる太平洋を囲んだ国々の連携をはかるようです。なんだか地勢学的にとってつけたようなカテゴリーな気がしましたが、中国抜きでいいのかと思いきや、案の定、中国加盟の噂が流れてきたりしました。
いずれの2つのニュースも、日本が中国との関係を悪化させた今日この頃に表舞台に浮上したテーマです。あたかも、問題の多い中国とは付き合わずに、「僕たち日本は、別の世界に目を向けています!」的なPRに感じましたが、さて、そんな悠長な国策で、この国は生き残れるのでしょうか?
まずは、インドです。若年層の多い人口は間違いなく魅力ではありますが、実際には、インフラの不整備、カースト制度の弊害、水・食べ物の問題など、日本企業がそう簡単に切り崩せる市場でもありません。さらに、中国同様に、韓国はじめ世界各国が自由貿易の名の下に虎視眈々と市場を狙っていて、先んじたことで大きなシェアのある日本の自動車メーカーでさえ、市場が拡大する反面、ライバルも台頭が危惧されています。
そもそも、中国はリスクが大きいからと、他の国に逃げたところで、インドにも中国勢が食い込んでいますし、国際都市上海での世界タイトルマッチ的な市場争いは、いずれの国でも繰り広げられるわけです。TPP問題にしても、国内の農政がネックとなって佇んでいる間に、他国に先を越されてしまいます。国の事業計画・・・いつになったら書けるのやら。AKB48の人気投票的な選挙とマスコミ洗脳が存在している限り、日本の未来は暗いです。
私が、ここで焦っても仕方ありませんが、中国で世界のニュースを見ていると、日本は北方領土問題くらいしか取り上げられず、かつて世界を牽引する活躍や開発をしていた頃が懐かしくさえ思います。若い世代に期待する前に、バブル世代の私どもこそ、日本復興のためにできることがあるのではないでしょうか!
また、菅首相は、アメリカにけしかけられたのか、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に前向きとの表明をしていました。シンガポール・ブルネイ・チリ・ニュージーランドの4カ国で発効した経済協定に、オーストラリア・ペルー・アメリカ・ベトナム、さらにはカナダやコロンビアなども参加を要望している経済の枠組みで、あまりにも広すぎる太平洋を囲んだ国々の連携をはかるようです。なんだか地勢学的にとってつけたようなカテゴリーな気がしましたが、中国抜きでいいのかと思いきや、案の定、中国加盟の噂が流れてきたりしました。
いずれの2つのニュースも、日本が中国との関係を悪化させた今日この頃に表舞台に浮上したテーマです。あたかも、問題の多い中国とは付き合わずに、「僕たち日本は、別の世界に目を向けています!」的なPRに感じましたが、さて、そんな悠長な国策で、この国は生き残れるのでしょうか?
まずは、インドです。若年層の多い人口は間違いなく魅力ではありますが、実際には、インフラの不整備、カースト制度の弊害、水・食べ物の問題など、日本企業がそう簡単に切り崩せる市場でもありません。さらに、中国同様に、韓国はじめ世界各国が自由貿易の名の下に虎視眈々と市場を狙っていて、先んじたことで大きなシェアのある日本の自動車メーカーでさえ、市場が拡大する反面、ライバルも台頭が危惧されています。
そもそも、中国はリスクが大きいからと、他の国に逃げたところで、インドにも中国勢が食い込んでいますし、国際都市上海での世界タイトルマッチ的な市場争いは、いずれの国でも繰り広げられるわけです。TPP問題にしても、国内の農政がネックとなって佇んでいる間に、他国に先を越されてしまいます。国の事業計画・・・いつになったら書けるのやら。AKB48の人気投票的な選挙とマスコミ洗脳が存在している限り、日本の未来は暗いです。
私が、ここで焦っても仕方ありませんが、中国で世界のニュースを見ていると、日本は北方領土問題くらいしか取り上げられず、かつて世界を牽引する活躍や開発をしていた頃が懐かしくさえ思います。若い世代に期待する前に、バブル世代の私どもこそ、日本復興のためにできることがあるのではないでしょうか!