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暴力を許せないと思ったら?(追記あり)

2018年09月06日 18時50分15秒 | 日記
速見コーチの暴力映像がTVで放送されていました。この映像を撮影したのは同じクラブに通っていた関係者だそうです。3年半前の出来事だそうです。この関係者が真摯に「暴力撲滅」を願っていたなら、体操協会に訴えていたなら、もっと早い時期にコーチに対する処分が科せられたと思います。

何故、今になって隠し撮りをこの関係者は公開したのでしょうか?速見コーチの暴力を許せないとは当時考えなかったのでしょうか?疑問が残ります。しかも、この関係者は「反省しているようなコーチの態度だが、暴力に至った詳細を語らなかったことに誠意を感じられない」と述べています。

私はこの関係者こそ、幼い少女が殴られているのを見逃した偽善者だと思っています。後出しジャンケンは誰でもできます。罪を自白した人間にさらに追い打ちをかけるような行為を望ましいとはどうしても考えられません。

速見コーチは自分の暴力行為の数々を糊塗せず淡々と述べました。そこに自分の言葉で話す悔悟者の悲哀を感じたのは私だけでしょうか?幼い時に親や年長者から暴力を受けた子供は、大人になると同様に暴力をふるうそうです。これは暴力の連鎖というそうです。コーチも同様な暴力を受けた子供いや競技者だったのでしょう。しかし、反省して国民の前で二度と暴力をふるわないと誓ったことに偽りはないと信じています。

テレビを見ている大勢の人々に嘘偽りを述べているとは露ほどにも感じられませんでした。それにしても18歳、34歳の人間がTVの前で堂々と真剣に話すのを見ていると、70歳にもなった夫婦が二人してTVに出演できないのには呆れるばかりです。パワハラをしなかったならば堂々と自分たちの思う所を報道陣の前で話してほしいものです。第三者の判定に待つという姿勢に変わりました。以前の強気から後退したのも解せません。

ところで明日、宮川さんは高須クリニックとスポンサー契約を締結するそうです。素晴らしい後援者に恵まれましたね。


9月7日追記:

やはり強化本部長の付き人は朝日体操クラブの人間でした。給料は体操クラブから得ているのなら体操協会は個人秘書を自費で賄うことを問題なしとしているのでしょうか?体操協会のガバナンスが疑われます。

さて塚原副会長の個人インタビューで強化本部長とコーチ陣、選手のとコミュニケーションは良くとれている。いつも話し合いをしているのを確認していると回答していました。ところが数日前には、その当人強化本部長は「私はコーチ、選手とは話しないようにしている。公平に自分で判断したいので。」とあまりコミュニケーションを自らとらないことをモットーにしていると証言していました。副会長の証言とは大きく食い違います。やはり二人で報道陣からの質問に答えるべきでしょうね。

本日、グッデイの女性司会者が木村太郎から叱られていたのは当然でした。パワハラを受けたと感じた被害者が訴えたならパワハラなのです。それを塚原副会長へ指摘せずインタビューを進めたことは間違いであると。塚原副会長は「小学校で教師が教えている際、声を荒げて小学生を指導したらパワハラなのでしょうか?それを認めたら大変なことになりますよ。」と答弁した際に、女性司会者がうなずいたことに木村氏が怒ったのです。

小学校で幼い被害者がパワハラと感じたら、パワハラがあったことを前提に教育委員会は調査するのです。加害者側に立って判断はしません。何故そのように感じたのか原因を調査します。加害者側に落ち度があったのかどうかです。パワハラって加害者は決してそのような意図はないと説明します。でも被害者がそのように感じたならばパワハラなのです。


木村太郎は司会者にも物言うジジイ評論家ですね。老害なんてちっとも感じません(笑)!