福島の誇れるものとは?

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文化財を盗む国とは?

2013年01月30日 19時07分13秒 | 日記
対馬の寺院に安置していた8世紀末朝鮮で作られた仏像2体が韓国人より盗まれたことがわかりました。犯人は韓国で逮捕されて仏像も発見されました。これからが問題です。仏像の返却でもめそうなのです。普通他国のものからの盗品はすぐ返却すべきですが、韓国ではこの常識が欠けているように思われます。韓国税関がこの盗難品を模造品として認定して、持ち込みを認めたのですから日本に謝罪をすべきです。審美眼のないだらしない税関です。

しかし、今現在も謝罪はありません。案の定、この朝鮮仏像がいかにして対馬に渡ったか調査するとの関係者コメントが韓国中央日報に掲載されています。題名は「日本から盗んだ国宝級仏像、誰のもの?」というのです。仏教伝来のため朝鮮から渡ったのでは?という有識者の意見と倭寇によって対馬に略奪されたのではという仏像専門家の意見を掲載しています。

多分、韓国では国宝級なのですから日本に難癖をつけて返却しない運動が始まるのではないでしょうか?今後の展開を注視しています。日本から盗まれたものを返却するのは当たり前という考えは日本では至極当然なことです。

ところで、近年朝鮮から渡った書物や仏像を韓国へ返還して欲しいと韓国政府は要求しています。何世紀前に渡来した経典も返して欲しいとのことです。なぜなら韓国には朝鮮戦争の影響でそれらの文化財が消失してしまい、今や日本が多量の朝鮮文化財を持つ国になっているからなのです。本国で韓国の文化財と言われるものは複製が多いそうです。

でも考えてみてください。外国人の描いた有名な絵画はどの国の美術館にもあります。その外国人の生まれた国が他国の美術館へその絵画を無償で返却して欲しいなどと要求したならば抱腹絶倒です。例えば浮世絵の版画や原版などは明治時代に欧米人に安く買い叩かれ、海を渡っていきました。日本はこれらの美術品を返却して欲しいなどと言ったことはありません。正当な価格で買い戻しています。韓国政府も国内世論に迎合して、もともとは朝鮮仏像なのだから日本へ返却しないなどという決定を下したら「法律のない国家」という汚名を浴びることでしょう。そんなに欲しければ対馬の寺院から購入すれば良いことなのです。

ところで韓国は食品やスポーツの源を自国にあると良く喧伝しています。そうそう韓国人に言わせれば寿司、剣道、柔道、日本刀ももともとは韓国が発祥地だそうです。朝鮮伝来(?)と言われる弥勒菩薩が京都広隆寺に安置してあるのも韓国人には不名誉なことだそうです。だから返して欲しいのか?でもこれは日本国宝ですのでお金を積んでもお渡しできません。この仏像は6世紀中頃の作品ですので豊臣秀吉が略奪したものではありませんよ(笑)。

この弥勒菩薩が韓国へ盗難品として渡ったならば返却されるのでしょうか?多分国民運動が起こり返却しないと推測します。対馬の仏像で返す返さないか検討しているのですから、弥勒菩薩はまず戻ってこないでしょう。

ところで中央日報はこのような記事も掲載しています。

関連法令によると、大韓民国に搬入された外国文化財が該当国から不法に流出したことが証明され、搬出国が正当な手続きを踏んで返還を要求する場合、韓国政府は手続きに基づいて返還措置を取らなければならない。

しかし仏像が過去に韓半島から日本へ渡った経緯に対する徹底した検証が必要だという主張もある。仏像をすぐに日本に返すのではなく、略奪文化財かどうか確認されるまで返還を猶予すべきだということだ。

韓国文化遺産政策研究所のファン・ピョンウ所長は「盗難犯は法に基づいて厳正に処理するものの、仏像の過去の流出経路が明らかになるまで日本に返還してはならない」とし「韓日両国の共同調査を通じて仏像の伝来過程を明らかにし、調査期間中はユネスコの仲裁を経て第3国に遺物を預ける案などを検討してみる必要がある」と述べた。

問題はこれを立証する資料が残っているかどうかだ。文化財庁は1980年代から収集した資料をもとに計14万9126件(2013年1月基準)の海外にある韓国文化財を把握しているが、今回日本で盗難された仏像はこの目録に載っていないという。
                              (完)

資料がないなら早く返還すべきでしょう。盗品と知ったうえで返さないのは泥棒の肩を持つことに等しい犯罪行為です。20万人の売春婦を世界中に派遣する国(私が呼称したのではありません。オーストラリア、米国の新聞記事が特集しています。)というレッテルに追加して「泥棒国家」と呼称されますよ。

日本全国の寺院から相当量の仏像が盗難されています。本物の文化財を模造品と判断する韓国税関ですから、多くの日本の仏像が韓国に輸入されたと推測します。これは氷山の一角でしょう。





福島市内の賃貸物件状況について

2013年01月30日 15時44分48秒 | 日記
興味深い内容のブログ記事がありましたので紹介します。高橋不動産鑑定事務所の所長ブログですが市内の賃貸住宅について書いています。私は浪江町から避難され、仮設住宅に住まわれていたご夫婦が福島市内の中古住宅を購入されたという毎日新聞記事を読みました。仮設住宅から脱出し、終の棲家を福島市に求める方もおられるのです。福島市近郊の中古住宅事情も今年から激変するのではないでしょうか?

高橋様の「本音のコラム」ブログ記事は下記の通りです。

不動産業界、特にアパートやマンションを貸したり、借りたりする不動産賃貸の世界は不思議な世界です。

 月額賃料(家賃)が5万円のアパートを借りる場合、前家賃1ヶ月、敷金2ヶ月、礼金1ヶ月、仲介手数料1ヶ月、合計5万円×5ヶ月=25万円が必要となります。

 敷金の2ヶ月分10万円は、退出する時には、原則として戻ってくることになっているので、保証金としての意味で納得できます。

 問題は礼金を1ヶ月分払わなければならないケースが増えていることです。

 戦後の極端な住宅不足の時であれば、大家さんの好意で貸していただけたことに対する感謝の意味で、「礼金」をお支払いするということもある程度理解できます。

 今は、住宅過剰の時代です。アパートやマンション、戸建貸家などの賃貸住宅は全国に約1,800万戸あります。そのうち空室、つまり空家になっているのが約400万戸、率にして22%が空家なわけです。

 福島県内に限っていえば、東日本大震災前の2010年の統計では、賃貸住宅は206,900戸、空室は60,000戸、空室率は29%でした。その結果として、「礼金」という意味不明の金銭支払いも激減していました。

 津波と原発事故で多くの県民が被災し、福島市にも約1万人の方々が避難してきています。

 応急仮設住宅が福島市内に956戸建設されていますが、これでは足りないので、民間のアパート等約3,500戸を借り上げ住宅として活用しているわけです。

 この影響で、福島市内では賃貸物件が極端に不足しています。例年ですと、常に5,000戸程度の賃貸物件が空いているわけですが、現在は300戸~500戸程度です。

 マーケットの力関係でいえば、完全な貸し手市場となっています。

 それに便乗して「礼金」などという説明のつかない「悪慣習」が復活してきました。

家賃をしっかり受け取った上に、「礼金」という相手の弱味につけ入った金銭を求めることは、どう説明しても借りる側、払う側には納得してもらえないのではないでしょうか。

当社が1月25日現在で取り扱っている賃貸物件はファミリータイプ、シングルタイプ合わせて45件です。そのうち20件は0.5ヶ月~1ヶ月の「礼金」が必要な物件です。

あえて、貸主・大家さんに申し上げます。人の弱味につけ入るようなビジネスは長い目で見れば、決してプラスにならないのではないでしょうか
                           (完)

借りる立場で考えてらっしゃいます。高橋様は大事な顧客を借主と見るのか、貸主と見るのか、ブログを読めば立ち位置が鮮明にわかります。ところで除染作業管理のため駐在する方、行政の応援にやってきて福島市内で住居を求める方もたくさんいらっしゃるので市内賃貸物件の逼迫状況は当分続きそうです。




春はまだまだ。

2013年01月29日 00時59分25秒 | 日記
吾妻小富士にも数日前積雪があり、雪うさぎも姿を隠したようでした。でも今朝は昨日の陽気で再び姿を現しました。裏通りの凍結道路も昨日から融けてなくなったようで少しは歩きやすくなりました。現在真夜中の1時ですが外気温は1.5度です。冷え込みがなくなったような気がします。これからの数日間は最低気温がマイナス1度、最高気温が4度~8度ほどですので道路は凍結しないのではと期待しています。ところで太陽の沈む時間がゆっくりですが延びているようです。夕方5時でも明るくなりました。12月は真っ暗だったのですよ。陽が延びるのは何故か嬉しいのです。春の香りをかぐことができるまで2ケ月ほど待たねばならないようです。その時に本物そっくりの雪うさぎを見ることができるのです(現在の雪うさぎは不完全な形ですね)。

1月23日の吾妻小富士です。

1月28日の吾妻小富士です。

天国と地獄(ちょっと大げさです)。

2013年01月21日 18時53分42秒 | 日記
先週金曜日西白河郡矢吹町の企業を訪問することになりました。午前10時訪問の約束でした。当日朝早く起きるとあたり一面雪で真っ白です。これは早めに出発しないと間に合わないと思い5時から出発の準備を始めました。

東北自動車道路は本宮インターまではチェーン規制ということで一般道路で行くことを選択しました。6時に出発し、到着したのが9時50分でした。4号線を走り、郡山市、安積までは雪が降り続いておりノロノロ運転でした。途中でトイレ休憩をしたかったのですが、コンビニがなかなか見つからず、難儀しました。

しかし、安積を過ぎると雪が降っていないではありませんか。道路はスイスイと走ることができたのです。福島の北、中部と南部の気候の違いに改めて驚きました。企業に到着してから面談者に積雪について質問すると昨日から全然降っていないとの回答です。福島市内が大雪ですよと話してもピンとこないのです。確かに空には太陽が顔を出して道路には雪のかけらもないのですから苦労して到着したことなど理解不能なのでしょう。

帰途は宮城県白石インターまではチェーン規制が解除されましたので高速利用です。1時間半で会社に戻れました。やはり高速道路は快適です。行きはよいよい帰りはこわいの反対でした。

さて本日月曜日の通勤です。福島市内の主要道路の積雪はほぼ解消されましたが、裏通りや陽のあたらない道路は凍結しています。我々歩行者も滑りながら歩いていますので、運転者はさぞや気を使ったことでしょう。歩いていた目の前の年配女性が滑って道路へ飛び出してしまいヒヤッとする経験をしました。運転者は冷や汗を流したと思います。

凍結していない歩道を歩く安心感と凍結道路を歩く緊張感を味わいながら通勤しました。滑るので足の筋肉も痛いのです。これが本当の痛筋でしょうか(笑)。

通勤途中で安心して歩ける長い歩道を見つけると地獄に仏と思うようになります。長い凍結歩道はまるで地獄の一丁目です(大げさですね)。だってスパイク靴も凍結道路には歯が立ちません。つるつるする路面に頭を打たないよう前かがみで歩きます。

雪国の人の姿勢が悪いのは環境のせいだと思います。しっかり背筋を伸ばして前方を見据え大股で歩いていたら間違いなく転んでしまうでしょう(苦笑)。顔を地面に向けゆっくり小股でペンギン歩きが基本ですね。

雪が降ると多くの市内住民は近くの職場まで100円バスを利用するそうです。確かに便利なのですが歩かないとまた体重が増えるのです。私はペンギン歩きを明日も実践します。雪かきをしている歩道を見つけながら歩くのも楽しみのひとつになりました。トド歩きなどと聞こえるのは空耳でしょう!

白い雪の下がくせものなのです。氷の上に少し雪が積もって滑りやすいことがわかりません。


コンビニの駐車場です。凍結しているので車から降りる時に転ぶ人が多いそうです。歩行者の素通り地帯です。


1月21日朝、撮影した福島市役所の北側です。陽が射さない歩道は16日と同じ状態です。

不思議な天候?

2013年01月16日 18時52分15秒 | 日記
2日前、福島市内にあれほど積雪があったのに吾妻小富士付近にはほとんど雪が降らなかったようです。2日間山頂が曇っていたので気がつかなかったのですが、今朝は快晴で遠くまで見渡すことができました。普通、吾妻小富士に雪が降っても市内には降らないのが当たり前でした。逆パターン。珍現象でしょうか?

ところで巳年は波乱の年と言われていますが、福島県民にとっては一昨年の地震と原発問題から長期間ストレスを抱えていますので、これ以上波乱が起きないよう切に願っています。さて過去の巳年で波乱の年と言われた年代を列記してみましょう。

1929年世界大恐慌、1941年太平洋戦争勃発、1977年ベルリンの壁崩壊、2001年貿易センタービルテロなどでしょうか。

なんとかヘビーな1年にならないように努力しなければ。

雪うさぎが残ってますね。今年は積雪が少ないのかな?春先にはもう消えてしまうのでしょうか?

市役所の北側は陽が射さないので雪が融けません。