対馬の寺院に安置していた8世紀末朝鮮で作られた仏像2体が韓国人より盗まれたことがわかりました。犯人は韓国で逮捕されて仏像も発見されました。これからが問題です。仏像の返却でもめそうなのです。普通他国のものからの盗品はすぐ返却すべきですが、韓国ではこの常識が欠けているように思われます。韓国税関がこの盗難品を模造品として認定して、持ち込みを認めたのですから日本に謝罪をすべきです。審美眼のないだらしない税関です。
しかし、今現在も謝罪はありません。案の定、この朝鮮仏像がいかにして対馬に渡ったか調査するとの関係者コメントが韓国中央日報に掲載されています。題名は「日本から盗んだ国宝級仏像、誰のもの?」というのです。仏教伝来のため朝鮮から渡ったのでは?という有識者の意見と倭寇によって対馬に略奪されたのではという仏像専門家の意見を掲載しています。
多分、韓国では国宝級なのですから日本に難癖をつけて返却しない運動が始まるのではないでしょうか?今後の展開を注視しています。日本から盗まれたものを返却するのは当たり前という考えは日本では至極当然なことです。
ところで、近年朝鮮から渡った書物や仏像を韓国へ返還して欲しいと韓国政府は要求しています。何世紀前に渡来した経典も返して欲しいとのことです。なぜなら韓国には朝鮮戦争の影響でそれらの文化財が消失してしまい、今や日本が多量の朝鮮文化財を持つ国になっているからなのです。本国で韓国の文化財と言われるものは複製が多いそうです。
でも考えてみてください。外国人の描いた有名な絵画はどの国の美術館にもあります。その外国人の生まれた国が他国の美術館へその絵画を無償で返却して欲しいなどと要求したならば抱腹絶倒です。例えば浮世絵の版画や原版などは明治時代に欧米人に安く買い叩かれ、海を渡っていきました。日本はこれらの美術品を返却して欲しいなどと言ったことはありません。正当な価格で買い戻しています。韓国政府も国内世論に迎合して、もともとは朝鮮仏像なのだから日本へ返却しないなどという決定を下したら「法律のない国家」という汚名を浴びることでしょう。そんなに欲しければ対馬の寺院から購入すれば良いことなのです。
ところで韓国は食品やスポーツの源を自国にあると良く喧伝しています。そうそう韓国人に言わせれば寿司、剣道、柔道、日本刀ももともとは韓国が発祥地だそうです。朝鮮伝来(?)と言われる弥勒菩薩が京都広隆寺に安置してあるのも韓国人には不名誉なことだそうです。だから返して欲しいのか?でもこれは日本国宝ですのでお金を積んでもお渡しできません。この仏像は6世紀中頃の作品ですので豊臣秀吉が略奪したものではありませんよ(笑)。
この弥勒菩薩が韓国へ盗難品として渡ったならば返却されるのでしょうか?多分国民運動が起こり返却しないと推測します。対馬の仏像で返す返さないか検討しているのですから、弥勒菩薩はまず戻ってこないでしょう。
ところで中央日報はこのような記事も掲載しています。
関連法令によると、大韓民国に搬入された外国文化財が該当国から不法に流出したことが証明され、搬出国が正当な手続きを踏んで返還を要求する場合、韓国政府は手続きに基づいて返還措置を取らなければならない。
しかし仏像が過去に韓半島から日本へ渡った経緯に対する徹底した検証が必要だという主張もある。仏像をすぐに日本に返すのではなく、略奪文化財かどうか確認されるまで返還を猶予すべきだということだ。
韓国文化遺産政策研究所のファン・ピョンウ所長は「盗難犯は法に基づいて厳正に処理するものの、仏像の過去の流出経路が明らかになるまで日本に返還してはならない」とし「韓日両国の共同調査を通じて仏像の伝来過程を明らかにし、調査期間中はユネスコの仲裁を経て第3国に遺物を預ける案などを検討してみる必要がある」と述べた。
問題はこれを立証する資料が残っているかどうかだ。文化財庁は1980年代から収集した資料をもとに計14万9126件(2013年1月基準)の海外にある韓国文化財を把握しているが、今回日本で盗難された仏像はこの目録に載っていないという。
(完)
資料がないなら早く返還すべきでしょう。盗品と知ったうえで返さないのは泥棒の肩を持つことに等しい犯罪行為です。20万人の売春婦を世界中に派遣する国(私が呼称したのではありません。オーストラリア、米国の新聞記事が特集しています。)というレッテルに追加して「泥棒国家」と呼称されますよ。
日本全国の寺院から相当量の仏像が盗難されています。本物の文化財を模造品と判断する韓国税関ですから、多くの日本の仏像が韓国に輸入されたと推測します。これは氷山の一角でしょう。
しかし、今現在も謝罪はありません。案の定、この朝鮮仏像がいかにして対馬に渡ったか調査するとの関係者コメントが韓国中央日報に掲載されています。題名は「日本から盗んだ国宝級仏像、誰のもの?」というのです。仏教伝来のため朝鮮から渡ったのでは?という有識者の意見と倭寇によって対馬に略奪されたのではという仏像専門家の意見を掲載しています。
多分、韓国では国宝級なのですから日本に難癖をつけて返却しない運動が始まるのではないでしょうか?今後の展開を注視しています。日本から盗まれたものを返却するのは当たり前という考えは日本では至極当然なことです。
ところで、近年朝鮮から渡った書物や仏像を韓国へ返還して欲しいと韓国政府は要求しています。何世紀前に渡来した経典も返して欲しいとのことです。なぜなら韓国には朝鮮戦争の影響でそれらの文化財が消失してしまい、今や日本が多量の朝鮮文化財を持つ国になっているからなのです。本国で韓国の文化財と言われるものは複製が多いそうです。
でも考えてみてください。外国人の描いた有名な絵画はどの国の美術館にもあります。その外国人の生まれた国が他国の美術館へその絵画を無償で返却して欲しいなどと要求したならば抱腹絶倒です。例えば浮世絵の版画や原版などは明治時代に欧米人に安く買い叩かれ、海を渡っていきました。日本はこれらの美術品を返却して欲しいなどと言ったことはありません。正当な価格で買い戻しています。韓国政府も国内世論に迎合して、もともとは朝鮮仏像なのだから日本へ返却しないなどという決定を下したら「法律のない国家」という汚名を浴びることでしょう。そんなに欲しければ対馬の寺院から購入すれば良いことなのです。
ところで韓国は食品やスポーツの源を自国にあると良く喧伝しています。そうそう韓国人に言わせれば寿司、剣道、柔道、日本刀ももともとは韓国が発祥地だそうです。朝鮮伝来(?)と言われる弥勒菩薩が京都広隆寺に安置してあるのも韓国人には不名誉なことだそうです。だから返して欲しいのか?でもこれは日本国宝ですのでお金を積んでもお渡しできません。この仏像は6世紀中頃の作品ですので豊臣秀吉が略奪したものではありませんよ(笑)。
この弥勒菩薩が韓国へ盗難品として渡ったならば返却されるのでしょうか?多分国民運動が起こり返却しないと推測します。対馬の仏像で返す返さないか検討しているのですから、弥勒菩薩はまず戻ってこないでしょう。
ところで中央日報はこのような記事も掲載しています。
関連法令によると、大韓民国に搬入された外国文化財が該当国から不法に流出したことが証明され、搬出国が正当な手続きを踏んで返還を要求する場合、韓国政府は手続きに基づいて返還措置を取らなければならない。
しかし仏像が過去に韓半島から日本へ渡った経緯に対する徹底した検証が必要だという主張もある。仏像をすぐに日本に返すのではなく、略奪文化財かどうか確認されるまで返還を猶予すべきだということだ。
韓国文化遺産政策研究所のファン・ピョンウ所長は「盗難犯は法に基づいて厳正に処理するものの、仏像の過去の流出経路が明らかになるまで日本に返還してはならない」とし「韓日両国の共同調査を通じて仏像の伝来過程を明らかにし、調査期間中はユネスコの仲裁を経て第3国に遺物を預ける案などを検討してみる必要がある」と述べた。
問題はこれを立証する資料が残っているかどうかだ。文化財庁は1980年代から収集した資料をもとに計14万9126件(2013年1月基準)の海外にある韓国文化財を把握しているが、今回日本で盗難された仏像はこの目録に載っていないという。
(完)
資料がないなら早く返還すべきでしょう。盗品と知ったうえで返さないのは泥棒の肩を持つことに等しい犯罪行為です。20万人の売春婦を世界中に派遣する国(私が呼称したのではありません。オーストラリア、米国の新聞記事が特集しています。)というレッテルに追加して「泥棒国家」と呼称されますよ。
日本全国の寺院から相当量の仏像が盗難されています。本物の文化財を模造品と判断する韓国税関ですから、多くの日本の仏像が韓国に輸入されたと推測します。これは氷山の一角でしょう。