福島の誇れるものとは?

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宮嶋泰子氏に対する違和感?

2018年09月01日 22時28分46秒 | 日記
体操協会具志堅副会長のアスリートを大事に思う発言には感服しました。やはり金メダリストは素晴らしい人格者でもあると納得した次第です。

さて体罰を理由にコーチが処分された宮川紗江選手(18)が逆に日本体操協会を「パワハラ告発」した問題で、元テレビ朝日アナウンサー宮嶋泰子氏の発言に批判が集まっています。

30日朝、テレビ朝日では『モーニングショー』に同局のスポーツコメンテーター・宮嶋泰子氏が登場。日本体操界を40年取材してきたという見地から、今回の騒動を解説した。宮嶋氏は協会の副会長・塚原光男氏が自宅前で語った「なぜ彼女があんなウソを言うのか。ウソが多いから今日プレスリリースをします。会見は必要だったらします」との発言を紹介。その上で「(宮川選手のコメントは)外にアピールするための発言です。私が見てもこれ違う、誤解だと分かる内容だった」と終始、協会側を擁護しました。

そして、宮川選手の「私を朝日生命に入れる上でコーチの存在が邪魔だった。塚原千恵子強化本部長が関わったことは間違いない」とする声明にも、宮嶋氏は「朝日生命クラブの体育館はナショナルトレーニングセンターの代わりに指定されている。朝日生命クラブでいつでも練習していいのよという意味だったのを誤解した」と説明した。

この塚原夫妻を全力でかばう姿に、ネットSNSメディアからは違和感が続出。「たしかに協会を悪者にするのは早い」という賛同も少数見られたものの、多くの視聴者から、どこの世界にも協会ベッタリの取材記者っているんだななどといった批判コメントが拡散されました。

宮川選手にインタビューもせず、自分の意見をテレビで垂れ流す彼女には呆れるばかりです。また塚原夫妻が宮川選手に同意も得ずにICコーダーに録音したのも論外です。宮川選手はこう云ったという証拠を残すために録音したのでしょうか?自分たちにプラスになるよう録音したのでは?と考えられます。なにか別の魂胆があったのでしょうか?「あの時、あなたはこう述べたじゃない。今更否定できないわよ。」など?

ところで宮嶋氏は第三者どころが利害関係者なのです。彼女は日本体操協会の下部組織である「公益社団法人日本新体操連盟」の理事でもあるのです。塚原夫妻とは親しい存在ですから、かばっているのでは?という疑問が投げかけられています。宮川選手をミヤカワと呼び捨てにしているのはあまりにも上から目線ですね。

テレビ朝日は体操中継の権利をフジテレビから今年初めて奪回したこともあり、元テレビ朝日社員である彼女は協会幹部を批判することができないのかもしれません。でも宮川選手からの話も聞かずに、TVで自分の意見だけ述べる姿勢は批判されるべきでしょう。


PS:塚原夫妻が提出した録音は7月16日のものでした。宮川選手がパワハラと訴えた7月15日のものではありませんでした。自分たちに都合が悪いので提出しないのか、第三者委員会の真相解明に期待しましょう。18歳の選手に「オリンピックに行けなくなるわよ」と本人も言ったと認めました。その話した前後関係は別にして若い選手に強化本部長が話した時点でパワハラ認定でしょうね。被害者がパワハラと認識したら加害者がいくら弁明しても無実の訴えは通りません。オリンピックに行けなくなるといった恐怖を相手に植えつけたのですから。

体操協会に夫婦で君臨していることにも違和感を感じます。70歳、71歳で20歳前後の若い女性を指導できるものでしょうか?老害の典型でしょう。後進に道を譲るべきと断じます。私的体操クラブを運営してきた経営者が体操協会に入り込み、人事まで牛耳っていたことのツケが二人に回ってきたのでしょう。



馬刺しは美味しいのに欧米では残酷?

2018年09月01日 10時13分57秒 | 日記
熊本県八代市を30数年前に訪れて、馬刺しをご馳走になりました。ショウガ醤油、ニンニクで口の中が匂いましたが、そのお肉の美味しさに病みつきになった思い出が蘇りました。しかし、欧米では馬は友達の存在ですから、その馬肉を生で食するなどとと欧米人に話した場合、露骨に嫌な顔をされます。昔から米国では輸送や交通手段としての大切な存在でしたから大事に扱っていたのです。イギリスでは貴族のペットやキツネ狩りに使用してきたので食するなどもってのほかだったのでしょう。

ところで最近、競走馬についてもイギリス流の考え方が浸透してきました。馬は動物愛護の対象だということですね。

英国遠征中(9月3日まで)の川田将雅騎手(32)=栗・フリー=が、25日に英チェルムスフォード競馬場の3Rでピケッツチャージに騎乗(1着)した際、決勝線手前で馬に反応の時間を与えずに鞭を使用したことにより、ブリティッシュ・ホースレーシング・オーソリティー裁決委員から29日及び9月10日から12日まで騎乗停止処分を受けたと発表されました。

馬に反応の時間を与えず、鞭打ちをしたことが動物を虐待したという判定なのでしょう。日本だったら問題なしの騎乗で通ったはずです。追わずに1着になれなかったら過怠金を課せられたかもしれません(横山騎手はかってゴール前で追わずに4着に後退し、過怠金を課せられました)。

さてムチの使用制限も、競馬発祥の地・英国の強い影響で、日本の競馬にも浸透してきています。英国では、動物愛護団体との取り決めにより、1レースで一人の騎手が打てるムチは7回までと厳しく制限されています。日本の競馬にも回数制限(1レース10回程度)はすでに設けられていると言っても過言ではなく、回数オーバー等(その他にもムチを当てる部位や連打の禁止がある)の違反があると、初期のうちは戒告。それが同一騎手によって繰り返されると過怠金となり、積み重なるごとに金額が増えていくそうです。


動物虐待の観点から競走馬への鞭打ちを禁止すれば問題ないのでは?騎手のテクニックの見せ所かもしれませんね。2000mも全力で疾走させてゴール前では鞭を打つなど動物虐待ではないのか?という声が動物愛護団体からあがらないのは幸いです。減少傾向の競馬ファンを失望させないためにも、鞭打ち禁止がベストではないでしょうか?

馬刺しの話が動物虐待の話へすり替わってしまったようです。ところで、会津若松の桜肉も美味しいですよ。一度ご賞味あれ!やはり馬肉よりは桜肉と言ったほうが響きが良いですね。