豪華クルーズ船のバイキングスカイが洋上を漂流したというニュースにびっくりしました。2017年に建造された客船だったからです。建造後2年も経過しないのにエンジントラブルとは恐ろしい話です。
このバイキングスカイを建造した造船会社を調べてみました。
なんと世界で有名なイタリアの造船会社でした。日本の造船会社ではなかったことがなによりでした。
その企業は下記の通りです。
Fincantieri - Cantieri Navali Italiani S.p.A. (フィンカンティエリ) は、Trieste (トリエステ)に本社をおくイタリアの造船会社で設立は1959年。ヨーロッパにおける最大、世界でも最大級の造船会社。商船、客船、艦船の建造に加え、改造や修理等も積極的に行う。一時期は海用ディーゼルエンジンメーカーであるGrandi Motori Triesteも所有していたが、1999年にフィンランドののWartsillaに既に売却。
設立時はイタリア産業復興公社IRI(Istituto per la Ricostruzione Industriale, 1933年に設立されたイタリア国家持株会社)の一部として、Societa Finanziaria Cantieri Navali - Fincantieri S.p.A.の名で誕生したが、1984からは完全に分離を果たす。同社は2012年の時点で10,000名を超える従業員を従える巨大会社でサプライチェーンも含めると関係労働者は20,000人を超すといわれている。[Annual Report 2012]
8メートルの大波に遭遇することを予見し、出航を中止するか近くの港に退避すればこんな事態にはならなかったのではないかと専門家が話しています。運航スケジュールを第一に考えず、乗船客の安全を第一に考えたら大荒れの天候では運航しなかったはずです。この漂流事故は人災かもしれませんね。
日本の船会社によれば8メートルの荒波では運航をしないという社内手順があるとのことです。日本のクルーズ船に乗って、このような大きな事故に遭遇することはめったにないようです。
このバイキングスカイを建造した造船会社を調べてみました。
なんと世界で有名なイタリアの造船会社でした。日本の造船会社ではなかったことがなによりでした。
その企業は下記の通りです。
Fincantieri - Cantieri Navali Italiani S.p.A. (フィンカンティエリ) は、Trieste (トリエステ)に本社をおくイタリアの造船会社で設立は1959年。ヨーロッパにおける最大、世界でも最大級の造船会社。商船、客船、艦船の建造に加え、改造や修理等も積極的に行う。一時期は海用ディーゼルエンジンメーカーであるGrandi Motori Triesteも所有していたが、1999年にフィンランドののWartsillaに既に売却。
設立時はイタリア産業復興公社IRI(Istituto per la Ricostruzione Industriale, 1933年に設立されたイタリア国家持株会社)の一部として、Societa Finanziaria Cantieri Navali - Fincantieri S.p.A.の名で誕生したが、1984からは完全に分離を果たす。同社は2012年の時点で10,000名を超える従業員を従える巨大会社でサプライチェーンも含めると関係労働者は20,000人を超すといわれている。[Annual Report 2012]
8メートルの大波に遭遇することを予見し、出航を中止するか近くの港に退避すればこんな事態にはならなかったのではないかと専門家が話しています。運航スケジュールを第一に考えず、乗船客の安全を第一に考えたら大荒れの天候では運航しなかったはずです。この漂流事故は人災かもしれませんね。
日本の船会社によれば8メートルの荒波では運航をしないという社内手順があるとのことです。日本のクルーズ船に乗って、このような大きな事故に遭遇することはめったにないようです。