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福島の誇れるものとは?

写真付きで食べ歩き日記や趣味を書くぐうたらブログ

福島市のざくざく

2012年01月31日 17時46分25秒 | 日記
今日の福島市は朝から小雪が降り始めて止みそうにもありません。午後2時までは気温が0度で日光もありましたので道路の雪はほとんど融けていました。

しかし、夕方5時になりますと外気温はマイナス2度ほどになり、道路の積雪も目だってきました。今晩はかなり積もるかもです。しかも明日午前中の天気予報は雪マークですので通勤、通学が大変だと思います。

ところで道路歩道側の融けず残った雪が硬くしまっています。その雪を踏むとざくざくといい音がします。子供たちは面白いのか楽しみながら家路を急ぎます。お年寄りもこの雪を踏み、ざくざくと音を出しながらゆっくり歩いているのです。実は夕方は融け出した雪が路面でシャーベット状に凍りだしており、凍っている地面なのか普通の路面なのか見分けがつかないのです。

そのためわざわざ積もった雪を踏みしめて歩くのです。これも雪国での生活の知恵でしょう。今日も夕方からざくざくといい音が冬空に響いております。どうぞ転ばぬようお互い気をつけましょう。

さて、この積雪のお陰で福島市、郡山市、飯館村の放射線量数値が急激にさがりました。積雪は地面の放射能を遮断する効果があるのです。嫌がられる大雪も福島県にとっては天からの贈り物かもしれません。除染の進まない地域からは被曝が少なくなるので大雪を歓迎する声も聞きます。しかし、雪が融けるまで本格的な除染が出来ないのですから、やはり大雪は両刃の剣ということでしょうか?












花見山公園と渡利地区

2012年01月30日 13時46分38秒 | 日記
2,3日前の地元紙に花見山の観光事業復活のことが掲載されていました。昨年は原発事故の影響で中止されてしまいました。しかし今年は4月7日から22日まで16日間開催されるそうです。観光案内所や地元物産展示会を開設し、シャトルバスも運行するとのことです。福島市のホームページに近々発表されるようです。しかし、安全に見物できるのかどうかは偏に放射能除染にかかっています。現在も公園地表では2マイクロシーベルトもする地点が存在すると他人のブログに記載されていました。

花見山公園の除染をする前に近所の渡利地区の除染が優先されなければなりません。しかし地元観光案内所代表の方はボランティアにより除染をして、観光客を呼び込みたいと発表していました。当然、渡利地区住民の方からは反発がありました。「生活をしている住民の安全のため渡利地区除染を優先すべきであり、地元から避難している方が帰宅できるようになるまで観光客を呼ぶべきではない」という意見です。

現在、積雪のため除染活動はできておりません。このまま積雪が長引けば3月末までに渡利地区、花見山公園の除染はともに実施は困難だと推察しております。

2マイクロシーベルトも計測される汚染地域の除染に完全防備のボランティアが必要です。彼らの被曝を抑える手段なども充分配慮する必要があるのです。

まず、観光客を召集しようと考えている方々が自ら除染活動をすべきであり、他県からのボランティアに頼ることは最後の手段と考えるべきです。

渡利地区の除染を優先すべきであるという住民の意見はもっともだと賛同いたします。多分、4月の開園を迎えても放射線量を低減できるのかどうかは渡利地区の除染を完了後、多くの市民が花見山公園除染のために集まるかどうかにかかっています。しかし、福島市内の住宅除染も進んでいない現状で花見山公園除染のために市民ボランティアが集まるとは到底考えられません。渡利地区住民の安全のためならと応募するボランティア集団は沢山いるとは思いますが。

さて観光客が被曝しないよう0.2マイクロシーベルト以内に3月末まで除染できるのでしょうか?もし除染が出来なかった場合も観光事業を決行するのでしょうか?

花見を考えている全国の皆さんは福島市ホームページで発表する渡利地区の放射線量を参照し、来園を検討して欲しいと願っています。








昨年の素晴らしい景観の花見山です。




生産者よ!自分の都合だけ考えてはいけない。

2012年01月26日 03時01分10秒 | 日記
福島県人として実に嘆かわしいと感ずる記事が福島民報に掲載されました。 
掲載内容は下記の通りです。

「厳しくされたら農家をやめるしかない」。食品中の放射性セシウムの新基準値について、厚生労働省と内閣府食品安全委員会による説明会が24日、福島市で開かれ、出席した県内の農家らから怒りの声が相次いだ。東京以外で初めて開催されたが、国の方針に納得しない生産者の姿が目立った。一方、消費者は基準の一層の厳格化を求めている。県は放射性物質検査態勢の確立に不安を抱える。

 「毎日食べるわけではない、あんぽ柿やブルーベリーなどの嗜好(しこう)品まで100ベクレルとすべきではない」。説明会で二本松市の農家男性は、国が農家の窮状を反映せず基準値を厳しくしたことに憤り、見直しを求めた。「一律の厳格化により農家は生産できなくなり、特産品が消えてしまう」と訴えた。(省略)

消費者の安全を守るため国は食品基準値を500から100へ下げます。基準を厳しくし消費者を放射能被曝から避けようとしているのが農家には理解できないのでしょうか?まず守るのは農家ではなく消費者なのです。生活ができないなどの苦情は自分ひとりよがりにしか聞こえません。あなた方ばかりが被害者ではないのです。放射能の高い食品を食べる県内の消費者をいかにして救済できるかという発想がないではありませんか?
残念ながら自分さえ良ければよいと考えているさもしい人間が生産するものを私は食するつもりはありません。

もし私が生産者ならば「もっと基準を厳しくしてもらってよい。放射能ゼロとなる土壌を国の力で提供して欲しい。そうすればより安全安心な生産物を消費者へ供給できるのだから」
と訴えます。前述の厳しくされたらやめるなどは本当にさもしい話です。しかし多くの生産者がそうではないと知り安心しました。

会津地方の生産者からはより厳しい基準に賛成であるという話を聞きました。消費者を大事にする生産者からは購入したいと考えるのは当たり前ではないでしょうか?。

同じ二本松市にある道の駅「ふくしま東和」は旧東和町の農家が中心となりNPO法人を立ち上げ設立されました。この道の駅の農産物は毎日放射能検査をされています。しかも放射能検査値を表示しているのです。「人の健康・土の健康」をコンセプトに安心安全な生産物のみ消費者に提供することを心がけているのです。きびしくなったら止める生産者と対比される生産者集団です。


もうこのような恥ずかしい内容の記事は掲載して欲しくありません。

除染業務講習会の終了

2012年01月25日 14時11分55秒 | 日記
本日(1/25)除染業務講習会の実習課程を修了しました。防塵マスクの装着方法、放射能の表面汚染密度を計測するGMサーベイメーターの使い方、γ線の空間線量率を測定するNaIシンチレーション式サーベイメーターの使い方を専門家から3人1組単位で丁寧に教えてもらいました。

外に出て実際に3人一組で空間線量、汚染密度などを実測しました。正確な計測方法を習得できたと思います。帰る際、上代価格3000円の防塵マスク1式戴きました。

実際の線量の高い地域での本格的除染活動には各人ごとの高額な装備一式が必要なのです。時間と経費を節約したのでしょうか、今回は実際の除染実習は省かれたようです。確かに一度だけの除染では完全に放射能を除去できません。何度も実地で経験すれば学べるということのようです。習うより慣れろということでしょうか。今回の講習会はほんの初級コースということです。

福島市が求める除染ボランティア活動は草を刈る、袋に汚染した瓦礫を詰めるなどだそうです。屋根に登り高圧洗浄をするなどの作業は除染作業専門家が行うそうです。命綱をつなげて落下防止策を講じないと作業はできません。

これから春先以降は山中に入り、斜面での除染作業も増加します。作業困難な場所でも除染できる身体能力に優れた専門家を育成することが急務なのでしょう。



実際に使用した計測器です。大阪大学の計測器のようです。

外で計測する際、胸に着ける個人用線量計です。

防塵マスクです。3M製です。

頂いた終了証書です。

癒しの光

2012年01月23日 18時26分36秒 | 日記
福島市の四季の里は21日、「ニューイヤーイルミネーション」の点灯式を行い、雪に覆われた園内がイルミネーションの幻想的な光に包まれたという記事を読みました。

福島競馬場の協力を受けて、今年で3回目。約7万5000球の発光ダイオード(LED)を飾り付けたそうです。それで大きなペガサスがある理由がわかりました。

2月19日までの開催だそうです。点灯は午後5~9時。2月11日には「バレンタインキャンドルナイト」を初開催する予定なので是非ご来場ください。ちなみに入場料は無料です。

トイレも会場奥に備えてありますので心配いりません。早速、本夕見に行ってきました。広大な敷地にLEDがきらめいており目を楽しませてくれます。雪原の上に光っていますので確かに幻想的です。

夕方5時過ぎです。日が伸びました。

広いのでいい運動になります。雪道で転ばぬよう気をつけてください。

ペガサスが夕闇に飛び立つように見えますよ。

この近くに清潔で立派なトイレがあります。

被災地で亡くなられた方を淡いブルーの光が鎮魂してるように見えました。