金沢発 あれやこれや

-ヒントをくれる存在に感謝しつつ物語をすすめます-

なぜなに草津市

2020-09-20 22:44:25 | 滋賀の日々
草津市のとある町内会で、新規転入者に入会の際に
60万円払うように要求してることが記事になっている。

最初に思ったのは、なぜ京都新聞滋賀版がわざわざ
記事にしたのか。京都から見ても珍しいことなのか。

私が30年ほど前に仕事関係で野洲に転入したとき
野洲はまだ町で、転入用紙の住所記入欄にはまず
大字と印刷されていた。

JRの駅の喧騒から離れると、あとは琵琶湖岸まで
は古くからの農村集落が点在するところでした。

農業共同体として強いくくりで結びついてて
それがあまりにも強すぎて、転入者、特に
一時的に住むだけの者には、交わりたくない
気持ちをおこさせることもありえる。

県会議員に農家の方がいることから、市会、町会
議員にも農業出身が多そうだなと思っている。

地元の人と滋賀にちょいの間だけ住む人が抱く
政治への要望はたぶん全然異なるし、話題も
合わない。

話を最初に戻すが、琵琶湖線沿いは急速に開発
が進み、滋賀県全体でも人口流入が特に多い。
そのため、昔ながらの農村集落の近くで、
宅地開発が行われるケースが増えてるのだろう。
草津市はまさにそのトップ。

     *****

いざ、家を建てるとなったとき、治安の良さ、
警察官が好んで住む地域、住みやすさなど
いろんな情報を調べて場所を選定するが
面倒な町内会ルールを持たないことも当然
含まれている。

町BBSにあげられた情報によると、ニュース
になった町内会は25戸からなるそうだ。
たったそれだけの個数で、2千万円もかけて
集会所を作られたことが、60万円負担の
きっかけになっているらしい。

このことの良しあしについて私は一切言及
しないが、最初に思った感想は、小規模
ながら草津市全体の下げ圧力になるかも。

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