金沢発 あれやこれや

-ヒントをくれる存在に感謝しつつ物語をすすめます-

大学時代の強烈な思い出

2016-03-09 17:53:38 | 滋賀の日々
若い頃は京都の大学に通い、北区の南端に下宿してました。
バイトもいくつか経験しましたが、滋賀で苦い思い出が
あります。

チラシを各家にまくバイトがありました。草津か守山の
駅から琵琶湖の方角にバスで行き、担当する集落を歩いて
玄関の郵便受けにチラシをさしいれるのですが、
ふと気づくとかなり広い庭を持つ豪農の家の脇道にいま
した。そのうち、庭の中央に大きな鉄のおりがあると
わかりました。かなり大きいので、何を飼ってるのか
覗くと、中にシェパードがいました。
ボクサーを飼ってるのは見たことありますが、シェパード
は初めてで、実物を見るのも初めてでした。
番犬にこんな大きな犬がいるのかと眺めました。

犬もこちらに気づいたらしく、私が歩く方向におりの中で
歩きはじめました。それから事件が起こりました。
おりの端に差し掛かったので、犬はそこで止まるはずだっ
たのですが、なんとそこにあった扉に鍵がかかってなかっ
たらしく、ひゅーっと開いたのです。

それを見た瞬間、私は間髪入れずに、人生で最高の早さで
走り始めてました。うしろは全く見てませんが、犬が
追ってきてる様子を背中で感じました。

シェパードは鳴き声ひとつたてませんが、足音がけっこう
します。余裕のリズムで追ってきました。
それが近づいてきて、やがて背中をぽんぽんぽんと踏まれ
ました。たぶんそのあと頭の上に乗られたのでしょう。
加速のついた重量に耐えられず、前方にすっ転びました。

倒された私とシェパードが見詰め合ってると、遠くから
「○○ちゃーん」
と呼び声が聞こえてきて、その犬はもと居た庭に戻って
いきました。

私はところどころ服がこすれて穴があき、頭に犬が乗った
せいで、砂だらけになった状態で放置され、呆然としま
した。(ひとつしかなかったコートがダメになり、卒業
まではスキーウエア上で防寒しました)

シェパードに襲われた経験のある人は恐らくかなり少ない
と思いますが、自分はテレビでシェパードに襲われてる
芸人さんの気持ちがすごくよくわかる者です。

この事件で小さい犬まで怖くなり、三条大橋の歩道とか
逃げ場のない場所で小型犬と交差する場面も努めて避ける
ようになってました。

そういう私が高野山で案内犬ゴンに会ったとき不思議に
怖がりませんでした。すでにお年寄りになられてて、
吠えませんでしたし、まんがの「めぞん一刻」にでて
た惣一郎さんという犬と雰囲気が似てたのも一因でし
た。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自覚の日々1

2016-03-03 01:48:51 | スピリチュアルコラム
≪努めてなんとなく≫
私が知る神様は、人間にはまず関心がありません。
神様が喜ばないことしかしてないからです。

そういうのを横目にみてると、天罰が下るのも当然だな
と身にしみてわかるようになります。霊的に人を見る目
が育つにつれ、向上の可能性が無いこともわかるように
なり人間に全く期待しなくなり、いわゆる時間の無駄で
神様が好む対象にもっぱら関わるようになりました。

最近やっと慣れてきたのは生き物との関わりかた。
本来は神様とのつながりのもとで暮らすもので、なぜ
自分のそばに寄ってくるのか今も全然わかりませんが、
心が通じあってからはお兄さん的にかかわってます。

イメージとしては滋賀県東半分のすべての存在に、
アナハタで心の交流を積んでます。
大きさは大は山から小はウイルスまで。
毎日の挨拶、天気の話、健康かどうかとか。

このところやっと虫のお母さんが自分の子供を全部
ひきつれて自分に見せに来る気持ちが理解できるように
なってきました。

基本「人知れない」。正確に言うと「人だけ知れない」
生活を送ってます。

このあいだ、自分でもびっくりしたのですが、ショッピ
ングセンターで前を歩いてる親子を見て、知らないうち
に、連れてる幼いお子さんの周囲に気で草をビュッと
生やしてました。ディズニー映画の演出のように
ちゃめっけたっぷりに植物たちを動かしてました。

どうやらその子はその草が見えたらしく、
ぎゃっと驚いて、親御さんの足にだきつきつつ、その
足のすきまから花がポンポン咲き出してる気で作った
草を興味深く見てました。

生まれてからあまり時が経ってないとこれが見える
子供も世の中にはいるんだと思いました。
こういういたずらをしたらきまって神様から怒られるの
で普段絶対しないのですが、なにかフィーリングが
合ったのかもしれません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする