金沢発 あれやこれや

-ヒントをくれる存在に感謝しつつ物語をすすめます-

混乱の増すグリーン調達事情22

2018-10-16 22:07:58 | グリーン調達
≪ケムシェルパの運命≫
このツールどうなっちゃうのかな。

更新が多くて、古い版は
短期間で強制的に使えなくなる。
そのメンテはひたすら面倒。
専任者を置いてひんぱんに
世話しないとすぐにデータ
がゴミ化します。

メーカー間でデータ交換を
可能にするポータル設置をやめた
時点で終わったと思いました。

世界的業界標準制定機関IPCが
IPC1754の提供を開始してます。
航空機と防衛産業向けですが
他製品にも使える汎用性あり。

RoHSの均質材料理解は完璧。
REACH規則の算出単位は最新の
見直し内容になっており
今一番しっかりしてる
FMD管理ツールにみえる。

ケムシェルパは均質材料では
なく均一材料ごとに計算してる
感じ。完成品に近づくにつれ
分母を広げられるよう柔軟に
変更できる機能を追加しないと
世界標準に選ばれるのは
難しいのではと思ってます。

中国RoHS指令は4ミリ立法
未満のパーツは分解可能でも
ひとつの均質材料とみなし
分析するようにした。
ケムシェルパは
これにどう対応するのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする