金沢発 あれやこれや

-ヒントをくれる存在に感謝しつつ物語をすすめます-

ラムサと共にその2

2023-09-12 19:57:52 | アセンション
私が定年を迎える前はちょうどコロナの真っ最中でして
滋賀県に転勤してアパートで単身生活してるときに
リモート勤務に突入しました。
週3日はリモートとなり、アパートに昼間とじ
こもる生活に突入しました。

会社にいるとデスクワークしててもけっこう動き回っている
ものですが、アパートだといすに縛り付けられてるごとく
まったく動くことがなくなるのがボディブローのように
心を重たくしてきます。

そんななか、癒し休憩としてしてたのが、あまがえる
とタンポポの世話でした。

あまがえるは玄関横に置いたエアコン室外機まわりに
よくきてて、多くは室外機上や窓枠やかべなどにいますが、
一定のかえるは困ったことに室外機中にはいりこみます。
私はエアコンを動かす前に必ず、中をチェックして
発見したら外に出すようしてました。
この作業は結構難しく、100円ショップのパーティ用具
コーナーにあるフサフサの毛をつけた針金モールを
曲げて使うのですが、正面からいくとすぐあらぬ方向に
ジャンプするので、後ろから毛で触るようにしてました。
夜は片手にライトを持ってしました。

アマガエルは昼はあまり移動せず、じっとしてます。
とても暑い日は乾燥で身体がしぼむくらいなるので、
リモート勤務では2時間おきにカエルに水鉄砲で水をかけて
あげ、タンポポにも水をまいてました。

タンポポはアスファルトのすきまから生えてたのですが
管理者が鎌で刈り取っても、ひと月あれば根っこから
元通りになる姿に感動して世話してました。いろんな
虫もいて水があると乾燥するよりよさそうでした。
そこに住むダンゴムシがめちゃくちゃ元気よくて
ダントツなやつはアパートの壁を落ちたらヤバイ高さ
まで登ってました。

夕方になり、リモート勤務が終わると、玄関まわりに
水を巻きます。これは熱くなったコンクリートを冷やすのと
夜になってアパートの街灯にくる虫を食べにやってくる
アマガエルが近づきやすくするためです。

夜はときどき玄関ドアをあけて、どんなカエルがどこに
きてるかなとそっと覗いてました。

これが数年も続いた結果、相変わらず自分の姿を見ると
飛んで逃げてくカエルもいますが、逃げないカエルも
出てきました。顔見知りです。

アマガエルは冬は冬眠して、次の年、春一番が吹いて
のちだいぶ暖かくなるとふたたびでてきますが、
玄関前に現れて、私を見て飛びつくようなことをする
カエルもでてきたのです。うれしかったのかな。

そのころは、朝、玄関ドアを開けて、窓わくや室外機、
壁と近くの金網をざっと見て、どこにカエルがいるか
見回る習慣さえできていました。

私がカエルの面倒をみてたのではなく、逆に面倒みて
もらってたようでした。殺伐となりがちなリモート
勤務に潤いが加わり感謝しています。


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