中日ガックリ「手を付ける前に引かれた」
▼中日・西川順之助球団社長 (菊池の抽選が外れ)残念。手を付ける前に引かれてしまった。ただ、高校出でいい素質の左投手が今回の狙い。菊池に次ぐいいピッチャーを取れた。
[スポニチ 2009年10月29日 17:50〕
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中日、外れ1位も高校生左腕!智弁和歌山・岡田を指名
10月29日17時23分配信 サンケイスポーツ
プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が29日、午後4時から東京都内のホテルで行われ、花巻東高・菊池雄星投手(18)は抽選の末に西武が交渉権を獲得。菊池の交渉権を逃した中日は外れ1位でも高校生左腕の智弁和歌山・岡田俊哉投手を指名し交渉権を獲得した。
中日は28日に東京都内でスカウト会議を開き、中田スカウト部長は「どんなことがあっても菊池でいく。(抽選で)外れた場合は将来性のある左ピッチャーが最有力」と話していたが、言葉のとおり、今年の夏の甲子園で活躍した左腕の智弁和歌山・岡田を指名した。
岡田は智弁和歌山で1年からベンチ入りし、春夏合わせて4度甲子園に出場した。今年の夏は和歌山大会準決勝から甲子園の初戦まで3試合連続完封勝利を達成し、3回戦まで進んだ。
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智弁和歌山・岡田 将来は「侍」の一員に
今年で45回目を迎えるドラフト会議は29日、史上初めてファン1000人を招待する前で行われる。最大の注目は25日に国内志望を表明した花巻東の155キロ左腕、菊池雄星投手(18)。史上最多の9球団指名の可能性もある中、交渉権を獲得できなかった球団が頭を悩ますのが外れ1位だ。上位指名候補として浮上してくる左腕3投手の一人として注目を浴びるのが智弁和歌山の岡田俊哉投手(17)だ。
春夏3度の全国優勝を誇る智弁和歌山だが、不思議とプロで大活躍する選手は出していない。岡田がそのジンクスに挑むことになる。
「その言葉は知っています。だから智弁を出てもプロで活躍するところを見せたい」と岡田は意気込む。実績は申し分ない。強豪校に入学直後からベンチ入り。1年夏から4度甲子園のマウンドを経験している。武器はクロスファイアで右打者の胸元を突く直球と鋭い縦のスライダーだ。今夏は和歌山大会準々決勝から甲子園1回戦まで4試合連続完封を成し遂げた。細身だがスタミナもある。内外角に投げ分ける投球術は高校生では群を抜き、剛腕でならす花巻東・菊池とはまた違った輝きを放っている。いわば玄人好み。岡田自身もそれを心得ており「自分は自分」と勝てる投手を目指してきた。
菊池が国内志望を表明したことで、各球団はあらためて29日のドラフト戦略を練り直している。岡田は阪神、ロッテなどが外れ1位候補としてリストアップしている。最速144キロ左腕はプロ入り後について「体をつくってから。2、3年は経験」と現実的に自分の力を見ている。
その先に大きな目標がある。「何年後になるか分かりませんが日の丸を背負いたい」。智弁のために、自分のために、プロで結果を残す。[スポニチ2009年10月27日〕
▼中日・西川順之助球団社長 (菊池の抽選が外れ)残念。手を付ける前に引かれてしまった。ただ、高校出でいい素質の左投手が今回の狙い。菊池に次ぐいいピッチャーを取れた。
[スポニチ 2009年10月29日 17:50〕
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中日、外れ1位も高校生左腕!智弁和歌山・岡田を指名
10月29日17時23分配信 サンケイスポーツ
プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が29日、午後4時から東京都内のホテルで行われ、花巻東高・菊池雄星投手(18)は抽選の末に西武が交渉権を獲得。菊池の交渉権を逃した中日は外れ1位でも高校生左腕の智弁和歌山・岡田俊哉投手を指名し交渉権を獲得した。
中日は28日に東京都内でスカウト会議を開き、中田スカウト部長は「どんなことがあっても菊池でいく。(抽選で)外れた場合は将来性のある左ピッチャーが最有力」と話していたが、言葉のとおり、今年の夏の甲子園で活躍した左腕の智弁和歌山・岡田を指名した。
岡田は智弁和歌山で1年からベンチ入りし、春夏合わせて4度甲子園に出場した。今年の夏は和歌山大会準決勝から甲子園の初戦まで3試合連続完封勝利を達成し、3回戦まで進んだ。
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智弁和歌山・岡田 将来は「侍」の一員に
今年で45回目を迎えるドラフト会議は29日、史上初めてファン1000人を招待する前で行われる。最大の注目は25日に国内志望を表明した花巻東の155キロ左腕、菊池雄星投手(18)。史上最多の9球団指名の可能性もある中、交渉権を獲得できなかった球団が頭を悩ますのが外れ1位だ。上位指名候補として浮上してくる左腕3投手の一人として注目を浴びるのが智弁和歌山の岡田俊哉投手(17)だ。
春夏3度の全国優勝を誇る智弁和歌山だが、不思議とプロで大活躍する選手は出していない。岡田がそのジンクスに挑むことになる。
「その言葉は知っています。だから智弁を出てもプロで活躍するところを見せたい」と岡田は意気込む。実績は申し分ない。強豪校に入学直後からベンチ入り。1年夏から4度甲子園のマウンドを経験している。武器はクロスファイアで右打者の胸元を突く直球と鋭い縦のスライダーだ。今夏は和歌山大会準々決勝から甲子園1回戦まで4試合連続完封を成し遂げた。細身だがスタミナもある。内外角に投げ分ける投球術は高校生では群を抜き、剛腕でならす花巻東・菊池とはまた違った輝きを放っている。いわば玄人好み。岡田自身もそれを心得ており「自分は自分」と勝てる投手を目指してきた。
菊池が国内志望を表明したことで、各球団はあらためて29日のドラフト戦略を練り直している。岡田は阪神、ロッテなどが外れ1位候補としてリストアップしている。最速144キロ左腕はプロ入り後について「体をつくってから。2、3年は経験」と現実的に自分の力を見ている。
その先に大きな目標がある。「何年後になるか分かりませんが日の丸を背負いたい」。智弁のために、自分のために、プロで結果を残す。[スポニチ2009年10月27日〕