5月16日15時6分配信 読売新聞
広島少年院(広島県東広島市)で複数の法務教官が、収容されている少年らに暴行を加えていた問題で、広島地検が特別公務員暴行陵虐容疑で捜査を始めたことがわかった。
地検は既に、数人の少年から「繰り返し殴られた」などの暴行の事実を確認しており、今後、暴行にかかわった教官らから事情を聞いて容疑が固まり次第、立件する方針。
捜査関係者によると、内部告発を受けた法務省矯正局が4月下旬、教官4人が暴行に関与したと、地検に報告した。
同少年院では2008年度、主にこの4人が約50人の少年に対して100件前後の暴行を加えていたことが判明。顔を殴るなどの肉体的な暴行や、トイレに行かせず失禁させるなどの虐待とみられる行為が、同省の調査で確認されている。
また、うち1人の少年(17)に強制的にオムツをはかせたことも明らかになった。少年の家族によると、少年は昨年9月に収容された後、トイレを汚したことを教官から指摘され、風呂場でオムツをはくよう命じられた。少年が拒むと腹部を数回けられたうえ、シャワーで水をかけられ、無理やりはかされたという。 最終更新:5月16日15時6分
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〈来栖の独白〉こういうのが一番赦せない!