映画 『楽園』2019/10 『閉鎖病棟―それぞれの朝―』2019/11

2019-09-21 | 本/演劇…など

『楽園』綾野剛×吉田修 

閉鎖病棟―それぞれの朝―

閉鎖病棟―それぞれの朝―』メイキング映像


帚木蓬生著『閉鎖病棟』 
〈来栖の独白 2019.2.11 Mon〉
 今朝、帚木蓬生著『閉鎖病棟』 (新潮文庫–1997/4/25)という本の存在を知り---帚木蓬生さんについては『悲素』という本で好印象を抱いていた---ネットで取り寄せようと思ったが、予約から届くまでに少々日数がかかるようなので、近くの本屋さんへ電話。在庫を確認して、慌てて受け取りに。
 『安楽病棟』も目に付いたので、買った。
 大分、読み進んだ。人間や病気(病棟)を描いて、専門家(精神科医)ならではの内容、読みながらワクワクする。
 このところ、五木寛之さんの本、10年以上も前に読んだものを読み返しているが、愉しめている。明日は、ネットで注文しておいた堀文子さんの著書も届く。  暫く、楽しい時間が過ごせそうだ。

     
『閉鎖病棟』帚木 蓬生 (著)
 とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった……。彼を犯行へと駆り立てたものは何か? その理由を知る者たちは――。現役精神科医の作者が、病院の内部を患者の視点から描く。淡々としつつ優しさに溢れる語り口、感涙を誘う結末が絶賛を浴びた。山本周五郎賞受賞作。

【著者プロフィール】帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)
 1947年福岡県小郡市生まれ。東京大学文学部仏文科卒業後、TBS入社。番組制作に関わるが2年で退社し、九州大学医学部に入学、精神科医に。作家としても活躍し、1992年『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、1995年『閉鎖病棟』で山本周五郎賞、1997年『逃亡』で柴田錬三郎賞、2010年『水神』で新田次郎文学賞、2012年『蠅の帝国』『蛍の航跡』で日本医療小説大賞等。著書は他に『ギャンブル依存とたたかう』等。169cm、68kg、A型。
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帚木蓬生氏の「閉鎖病棟」映画化で、笑福亭鶴瓶が死刑囚役に 綾野剛も出演 2019/11公開 

     

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