北朝鮮、「処刑」説の対米特別代表も拘束下で生存か
2019/6/4(火) 16:47配信 CNN.co.jp
北朝鮮の対米特別代表で、米朝首脳会談決裂の責任を問われ処刑されたと伝えられた金赫哲(キムヒョクチョル)氏について、事情に詳しい複数の関係者は3日までに、拘束下で生存しているとの見方を示した。
情報筋によると、赫哲氏は首脳会談が失敗に終わった責任をめぐって取り調べを受けている。首脳会談で金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の通訳を務めた人物も同様に拘束され、取り調べられているという。
関係者によると、赫哲氏の処分はまだ決まっていないが、厳しい罰が下される可能性もある。
韓国の有力紙、朝鮮日報は5月31日、匿名の情報筋の話として、北朝鮮の対米交渉責任者、金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長が粛清され、赫哲氏が銃殺されたと伝えていた。
しかし2日付の北朝鮮メディアは、英哲氏が正恩氏とともに芸術公演を鑑賞したと伝えた。朝鮮日報の記事について、情報筋の一人はCNNに「間違いだった」と語った。
北朝鮮は先月、1年5カ月ぶりに弾道ミサイルの発射実験を実施した。だが英哲氏を公の場に出すことで、米国との非核化交渉を拒否しない意向を示した可能性も指摘されている。
最終更新:6/4(火) 16:48 CNN.co.jp
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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謹慎説の妹・金与正氏も・・正恩氏夫妻と公の場に
2019/6/4(火) 17:10配信 テレ朝 news
北朝鮮のメディアが金正恩委員長が3日から平壌で開幕したマスゲームを鑑賞したと伝えた。処分されたとの報道があった妹の金与正氏(キム・ヨジョン)も同行している。
マスゲームなどを鑑賞する金委員長。隣には李雪主(リ・ソルジュ)夫人の隣には妹の与正氏だ。一部、韓国メディアに米朝首脳会談の責任を問われて謹慎していると報じられていた。与正氏が公の場に姿を現したのは4月の最高人民会議以来、約50日ぶりのことだ。
そういえば4月、金委員長がロシアを訪問した際には姿を見掛けなかった。韓国メディアは、与正氏がいない影響で金委員長がミスを連発したと指摘している。そんな与正氏は健在のようだ。ちなみに強制労働中と報じられた金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長もこの場にいて、また、処刑されたとされたキム・ヒョクチョル氏について、4日にCNNが拘束状態で取り調べを受けていると報じた。
一方、この日、金委員長はマスゲームなどを鑑賞後に公演のメンバーを集めて作品の流れや無責任な仕事ぶりについて叱責(しっせき)したという。外国人観光客を集めるマスゲームは大事な外貨獲得手段。北朝鮮への旅行を扱う会社によると、VIP席は800ユーロ、約9万7000円にもなるという。3日に開幕したこの公演は10月まで行われる。
最終更新:6/4(火) 22:04 テレビ朝日系(ANN)
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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◇ 「北朝鮮特別代表を処刑」 米朝首脳会談物別れの責任で 韓国メディア 2019/5/31
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