「平和的な解決は」北朝鮮問題で首相を追及
日テレNEWS24 2017年4月13日 15:30
北朝鮮問題をめぐり、日本維新の会の浅田均政調会長は13日の国会で安倍首相に平和的な方法での解決を目指すのかただした。
安倍首相は「平和的に解決していくのは当然だ」とする一方で、軍事的な圧力も含めて「北朝鮮に政策転換を促さなければならない」と強調した。
維新・浅田議員「平和的な方法での解決という習(近平国家)主席の考え方と安倍総理の考え方も同じでしょうか」
安倍首相「平和的に解決をしていくということは当然のことであろうと思います。ただ残念ながら、北朝鮮自体はそういうこと(核ミサイル開発)やめなさいと、こう国際社会から言い続けてきても彼らの能力を引き上げてきたという現実があるわけでございます。北朝鮮が現在取っている政策、大きく転換するように促していかなければならないと」
また安倍首相は、北朝鮮が神経ガス・サリンをミサイルに搭載する能力を「保有している可能性がある」として、日本政府が何をすべきか「様々な検討を行うべきだ」と強調した。
また共産党の井上議員は、アメリカによるシリア軍への攻撃について「国際法上の根拠も不明なまま、なぜ支持をしたのか」と追及した。
安倍首相は「化学兵器の使用は許さないという決意を支持した」とした上で、「イギリスやドイツなど多くの国も支持、または理解を示している」と説明した。
◎上記事は[日テレNEWS24]からの転載・引用です
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安倍首相 .「北朝鮮、サリン弾の能力持つ可能性」
毎日新聞2017年4月13日 19時03分(最終更新 4月13日 19時26分)
安倍晋三首相は13日の参院外交防衛委員会で、北朝鮮の核・ミサイル開発問題について「北朝鮮は(有毒ガス)サリンを(ミサイルの)弾頭に付けて着弾させる能力を保有している可能性がある」と述べた。そのうえで「抑止力をしっかり持つべきだという議論は当然だ」と語り、日米同盟による抑止力強化の必要性を訴えた。
一方で「平和的な解決を求めていくという立場については共有している」と述べ、米国など関係国と平和裏に緊張緩和を目指す考えを強調した。「朝鮮半島の非核化は我が国にとって絶対に実現させるべき課題」とも述べた。日本維新の会の浅田均氏への答弁。
これに関連し、首相は国家安全保障会議(NSC)の関係閣僚会合を首相官邸で開き、北朝鮮情勢について協議した。
菅義偉官房長官はその後の記者会見で、北朝鮮の状況について「化学兵器を生産できる複数の施設を維持し、既に相当量の化学兵器を保有しているとみられている」と説明。「北朝鮮の挑発行為に備え情報収集、警戒監視に当たっている。米国、韓国とも緊密に連携し、必要な情報収集に努める」と述べた。【古本陽荘、田中裕之】
◎上記事は[毎日新聞]からの転載・引用です
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