土浦連続殺傷事件 金川真大被告 死刑が確定

2010-01-05 | 死刑/重刑/生命犯

【土浦8人殺傷】金川被告の死刑が確定
産経ニュース2010.1.5 00:18
  茨城県土浦市で平成20年3月、9人を殺傷して殺人罪などに問われた金川真大被告(26)の死刑判決が5日午前0時、控訴期限を迎え、死刑が確定した。
 水戸地裁は昨年12月18日、金川被告に死刑を言い渡し、弁護側は即日控訴。金川被告は同月28日午前、水戸拘置支所に書面で控訴取り下げ書を提出、同地裁が受理した。
 刑事訴訟法によると、上訴(控訴)を取り下げた被告は再び上訴できない。
 判決によると、金川被告は平成20年3月19日午前、同市中村南の無職、三浦芳一さん=当時(72)=方に侵入し、玄関付近にいた三浦さんを文化包丁で刺殺。指名手配中の同23日午前には、JR荒川沖駅構内などで、文化包丁などを振り回し、阿見町うずら野、会社員、山上高広さん=当時(27)=を刺殺、警戒中の警察官ら7人に重軽傷を負わせた。
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土浦事件の金川被告、死刑確定 心境語る被害者遺族
朝日新聞2010年1月5日0時19分
 2008年3月に茨城県土浦市で起きた連続殺傷事件で殺人罪などに問われた金川真大(まさひろ)被告(26)の死刑が、5日午前0時に確定した。昨年12月18日に水戸地裁で死刑判決を言い渡された直後、弁護人が東京高裁に控訴したが、金川被告が同月28日に自ら取り下げていた。
 金川被告は公判中、9人を殺傷した動機を「死刑になりたかったから」と説明していた。次男の高広さん(当時27)を亡くした山上明雄さん(64)は4日、取材に対して「できるだけ刑の執行を遅らせ、彼に少しでも考える時間を与えてほしい」と話した。

土浦連続殺傷事件 相談できる家族や友達が傍らにいても、彼は事件を起こしたのだろうか
「死刑で然るべきだと思います」と「人の道に外れたのなら、どうか天罰を下してやってください」との間


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