「殺人・タリウム事件」元名大生側が控訴 2017/4/5付け 「控訴の理由はコメントを控えたい」主任弁護人 

2017-04-06 | 少年 社会

中日新聞 2017年4月6日 夕刊
元名大生側が控訴 一審は無期
 名古屋市で知人女性を殺害し、仙台市で高校の同級生らに劇物の硫酸タリウムを飲ませたとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われ名古屋地裁の裁判員裁判で無期懲役判決を受けた名古屋大の元女子学生(21)=事件当時十六~十九歳=の弁護側が、判決を不服として名古屋高裁に控訴したことが分かった。控訴は五日付。
 裁判で弁護側は、元学生には重い発達障害と双極性障害(そううつ病)があり、各犯行時は責任能力のない心神喪失状態だったとして無罪を求めていた。
 しかし、判決は各犯行について「状況に応じて冷静に行動しており、障害の影響は限られていた」として完全責任能力を認定。「有期懲役の上限の三十年では軽すぎる」と述べ、検察側の求刑通り無期懲役を言い渡していた。
 一方、元学生の処遇については「障害の状況に応じた適切な療育、治療を最大限講じてほしい」と求め、「有期刑に近い無期懲役。障害の克服状況に照らして、仮釈放の弾力的な運用で、比較的早期の社会復帰を図ることが適切だ」と異例の言及もしていた。
 判決によると、元学生は名大一年で十九歳だった二〇一四年十二月、名古屋市昭和区の自宅アパートで、知人の森外茂子(ともこ)さん=当時(77)=を手おので殴り、マフラーで首を絞めて殺害。仙台市の私立高二年で十六歳の一二年五~七月には、高校の同級生ら二人にタリウムを飲ませるなどした。
 元学生の主任弁護人は「本人と相談した結果だが、控訴の理由はコメントを控えたい」としている。

 ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
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