殺人容疑の名大の女子学生 鑑定留置へ
NHK NEWS WEB 2月12日 13時44分
名古屋市のアパートで77歳の女性を殺害したとして19歳の女子学生が逮捕された事件で、女子学生を医療施設に移して鑑定留置を行い、当時の精神状態を詳しく調べることになりました。
先月27日、名古屋市のアパートの1室で森外茂子さん(77)の遺体が見つかり、この部屋に住む名古屋大学の19歳の女子学生が殺人の疑いで警察に逮捕されました。
調べに対し、女子学生は容疑を認め、「子どものころから人を殺してみたかった」と供述しているということです。
また、森さんを殴るのに使ったとされるおのについて「中学生のころから持っていた」などと供述しているほか、携帯電話に遺体とみられる画像のデータを残すなど、不可解な供述や行動がみられるということです。
このため、女子学生の精神状態を詳しく調べる必要があるとして、検察が裁判所に対し鑑定留置を行うことを求め、認められました。
期間は、12日から3か月間だということです。
鑑定留置は裁判所の許可を受けて容疑者を医療施設に移し、成育の状況や事件当時の精神状態などを詳しく調べるもので、この結果を参考にして刑事責任が問えるかどうか、検察が最終的に判断することになります。
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