死刑執行の停止決議を初採択=深刻な懸念表明、日米中は反対-国連総会

2007-12-19 | 死刑/重刑/生命犯

死刑執行の停止決議を初採択=深刻な懸念表明、日米中は反対-国連総会
(時事通信社 - 12月19日 07:02)
 【ニューヨーク18日時事】国連総会は18日、死刑制度の廃止を視野に死刑執行を一時停止するよう加盟各国に求めた決議案を賛成104、反対54、棄権29で採択した。執行停止をうたった総会決議は初めてで、死刑反対の国際世論が広まっている現状を浮き彫りにした。日米中3カ国などは反対票を投じた。
 決議は死刑存続に「深刻な懸念」を表明し、執行の一時停止や、死刑の適用漸減を求めた。また、国連事務総長に死刑の適用状況に関する情報を提供するよう各国に要請した。ただ、決議に法的拘束力はない。


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