ナイフに隠ぺい工作か
NHK NEWS WEB 07月25日19時04分
愛知県日進市の強盗殺人事件で逮捕された17歳の高校生が使ったとされるナイフには、入念に洗ったり研いだりした跡のあることが警察への取材で分かりました。
警察は事件への関与を隠すための工作だった疑いがあるとみて調べています。
高校生は容疑を否認しているということです。
警察によりますと、男子生徒は事件のあと、友人に「緊急の頼みがある」として複数のサバイバルナイフを預けていましたが、このうちの1本から、殺害された川村典道さん(65)のものとみられるDNAの型が検出され、これで刺したことを認めたことから、警察は、このナイフが事件に使われたと見ています。
その後の調べでナイフには、入念に洗ったり研いだりした跡があったことが分かりました。
また、男子生徒はインターネットを使って血の洗い流し方について検索していたということです。
警察は事件への関与を隠す工作だった疑いがあるとみて調べています。
弁護士によりますと、男子生徒は川村さんをナイフで刺して死なせたことは認めていますが「殺すつもりはなく強盗が目的でもなかった」と供述して、強盗殺人の容疑を否認しているということです。
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◇ 日進市 容疑の少年、殺害方法をネット検索 サイトに書かれていたナイフの刺し方と遺体の刺し傷、一致
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