舞鶴 高1女子殺害事件 「犯行裏付ける証拠ない」京都地裁 第10回公判

2011-03-24 | 社会

「犯行裏付ける証拠ない」=中被告も「私は無実」と陳述-舞鶴高1殺害・京都地裁
 京都府舞鶴市で高校1年小杉美穂さん=当時(15)=が殺害された事件で、殺人などの罪に問われ、死刑を求刑された無職中勝美被告(62)の第10回公判が23日、京都地裁(笹野明義裁判長)であった。弁護側が最終弁論で「被告の犯行を裏付ける証拠はなく、検察官の立証には合理的疑いを入れる余地がある」と改めて無罪を主張し、結審した。中被告も最終意見陳述で無実を訴えた。判決は5月18日。
 弁護側は、事件直前まで中被告が美穂さんと一緒にいたとする検察側の主張について「遺体発見現場付近の目撃証言などは信用性が低く、人物を中被告と認定することは不可能」と反論。中被告が非公開の美穂さんの所持品の特徴を詳細に供述したとする検察側の主張については、「取調官の誘導があり、供述調書には任意性がない」とした。
 最終意見陳述で、中被告は「私は無実です。審理のやり直しをお願いします」などと、法廷に響き渡る大声で、時折声を震わせながら述べた。
 検察側は18日の論告で、「殺害された被害者の数が1人だとしても、犯行態様が冷酷・残忍で悪質極まりなく、同種の前科があることからすると、極刑をもって臨むしかない」と死刑を求刑した。(時事通信2011/03/23-18:55)
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