林真須美死刑囚側が刑事補償請求=無罪確定の殺人未遂1件

2009-05-27 | 死刑/重刑/生命犯
林死刑囚側が刑事補償請求=無罪確定の殺人未遂1件-毒物カレー事件
 和歌山市の毒物カレーなど一連の事件のうち、一審で無罪が確定した1件の殺人未遂事件について、林真須美死刑囚(47)側が和歌山地裁に刑事補償を請求したことが25日、関係者の話で分かった。死刑確定後の21日に請求したという。
 林死刑囚は、カレー事件のほか、夫らに対するヒ素を使った4件の殺人未遂と3件の保険金詐欺で起訴された。一審和歌山地裁は2002年12月、このうち夫が経営したシロアリ駆除会社の元従業員男性に、ヒ素入りのお好み焼きを食べさせたとされた殺人未遂事件を無罪とした。検察側は控訴せず確定していた。(時事通信2009/05/25-22:13)
【刑事補償】
抑留・拘禁・刑の執行・拘置を受けた者が無罪の裁判(再審も含む)を受けた際に、その被った被害について、請求により国が損害賠償すること。1950年(昭和25)制定の刑事補償法がその要件・手続きを規定する。

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