トヨタ、5年ぶり700万台割れ

2009-04-22 | 社会
トヨタ、世界生産650万台 単体ベース09年計画、5年ぶり700万台割れ
 トヨタ自動車は2009年の世界生産(単体ベース)を650万台前後とする計画をまとめた。08年の実績を約2割下回り、5年ぶりに700万台を割り込む。新車販売は昨秋以降、北米を中心に世界で減少し、09年も低迷が続いている。トヨタは今年に入り生産を大幅に減らしており、部品や素材など幅広い産業の収益に影響が出ている。在庫圧縮の進展で5月以降は生産台数を増やす方針だが通年では低水準にとどまる。
 09年の世界販売計画は前年比約1割減の700万台前後に設定する見通し。生産が販売を50万台程度下回る計画になる。近く同計画を取引先の部品・素材メーカーなどに伝える。自動車業界では国内他社や米ビッグスリー(米自動車大手3社)も世界的な販売低迷に苦しむなか、情勢次第では数字を見直す可能性もあり、関連業界への影響は続きそうだ。(日経07:00)

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