来栖の独白 2019.7.15  「古楽の楽しみ」

2019-07-15 | 日録

〈来栖の独白 2019.7.15 Mon〉
 今朝も目覚めると、いつも通り床の中でNHK FM「古楽の楽しみ」。
 まず感じることは「地球や他の生きものに対して邪悪の限りを尽くす人類が、合唱という形をとるとき何故にかくも清い音色(声音)が発せられるのだろう」という、信じられぬ驚きだ。「古楽の楽しみ」は、多くはミサ曲を聴かせてくれる。
 主を賛美する曲で目覚め、日中ほぼ1時間余は「典礼聖歌」「カトリック聖歌」を独り弾き歌う。

     

 来し方を振り返ることの多い日常だが、昔、主が私を教会の早ミサ(修道院のシスターたちが与るミサ)のオルガン弾きにしてくださったこと。これは当時も事あるたびに私を支えてくれたが、いまこそ、日々を益々支えてくれている。もしオルガン弾きという立場、機会がなかったなら、私は「みことば」(聖書)を「読む」だけだったろう。みことばを、「天の声」として「聴く」ことはなかったろう。
 聖歌(ピアノ)を弾く都合上、聖書を「聴く」。そんな日々を神に感謝。

清孝が死刑執行されたとき、私はこの曲を弾いていた。

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古楽の楽しみ FM 毎週月曜~金曜 午前6時

7月15日月曜  NHKFM  午前6時00分~ 午前6時55分 
▽フランドル出身のラ・リューとイザーク(1)
ご案内:今谷和徳/今週は、15~16世紀に活躍した作曲家ラ・リューとイザークの作品をご紹介します。
1日目は、ラ・リュ―のミサ曲やモテトゥス、多声シャンソンなど。
楽曲
・「「ミサ・ロム・アルメ」から キリエ、グロリア、クレド」 ラ・リュ―:作曲
 (合唱)クレマン・ジャヌカン・アンサンブル
・「「ミサ・ロム・アルメ」から サンクトゥス、アニュス・デイ」 ラ・リュ―:作曲
 (合唱)クレマン・ジャヌカン・アンサンブル
・「モテトゥス「天の父なる神よ」」 ラ・リュ―:作曲
 (合唱)ゴシック・ヴォイシズ、(指揮)クリストファー・ペイジ
・「シャンソン「待ち望んだ日がやってくる」」 ラ・リュ―:作曲
 (合唱)クレンデ・コンソート、(合奏)コンチェルト・パラティーノ、(指揮)エリク・ファン・ネーフェル
・「シャンソン「風がすべてを運び去る」」 ラ・リュ―:作曲
 (合唱)クレンデ・コンソート、(合奏)コンチェルト・パラティーノ、(指揮)エリク・ファン・ネーフェル
・「シャンソン「今はもう、ただ死を心待ちにするよりほかに」」 ラ・リュ―:作曲
 (合奏)コンチェルト・パラティーノ、(指揮)エリク・ファン・ネーフェル


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