自殺の中2作文 公文書で公開

2007-02-05 | 社会

中日新聞2月3日夕刊記事より

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いじめに悩んだ娘の叫び知って

 埼玉県蕨市で2004年に自殺した中学2年の女子生徒が自殺前日に学校に提出した作文が、公文書として情報公開の対象になった。埼玉、両親が要望。

『女子生徒の作文抜粋』表記は原文のまま

 私はどうしてイジメをするんだろうと思います。人にはもちろん好き嫌いがあるから、自分と合う人、合わない人がいるのはあたりまえだと思います。

 こう思うのは私だけかもしれませんが、だったらどうしてイジメなんてするんでしょか?嫌いならば近づかなければ済むことだと思います。

 嫌いな人にその人達同士にしか伝わらないあだ名をつけ、平気で悪口や残酷な言葉を言っている人。それを言っている本人達は楽しいのかもしれない。でも大声で話せば皆に聞こえて周りが嫌な気分になると思います。私も聞いて、「もしかしたらこの人物は私なのかもしれない。」と思い、不安になり恐くなりビクビクしていた事があります。

 誰にだって自分を否定されるのは嫌だと思うし、つらく悲しいと思います。その人に対して、私はもう必要のない人間なのか、もう世界中誰一人と私をこれから必要としてくれないのか、考えてみたらとても胸が痛くなりました。

 イジメは自分をどん底まで沈めます。

 人は一人じゃ生きていけない。だから友達をつくる。一人のさみしさが複数でいることの楽しさへ変わる。

 生活の仕方とか全く同じの友達はいない。だからこそ自分がいろんな感情を知り成長していけるんだと思います。


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