秋葉原殺傷、9月に控訴審判決=一審死刑の加藤被告-東京高裁
東京・秋葉原の無差別殺傷事件で殺人罪などに問われ、一審東京地裁で死刑とされた元派遣社員加藤智大被告(29)の控訴審第2回公判が2日、東京高裁(飯田喜信裁判長)で開かれ、被害者遺族が「死をもって償ってほしい」とする意見陳述を行い、結審した。判決は9月12日に言い渡される。加藤被告は出廷しなかった。
意見陳述は殺害された川口隆裕さん=当時(19)=の父親が行い、他に遺族や被害者3人の書面が読み上げられた。
一審判決によると、加藤被告は2008年6月8日、JR秋葉原駅近くの歩行者天国の交差点にトラックで突入。通行人をはねた後、ダガーナイフで刺すなどして7人を殺害、10人に重軽傷を負わせた。(時事通信2012/07/02-15:26)
-------------------------------