強殺事件で元高校生を家裁送致
NHK NEWS WEB 11月13日 19時19分
ことし７月、愛知県日進市の路上で男性が殺害された事件で逮捕された１７歳の元高校生について、名古屋地方検察庁は殺人と窃盗などの非行の内容で家庭裁判所に送りました。
家庭裁判所に送られたのは、愛知県日進市に住む、当時高校３年生の１７歳の少年です。
名古屋地方検察庁によりますと、少年は、ことし７月、市内の路上で、近くに住む川村典道さん（６５）の首や背中をナイフで刺して殺害し、その後、現金６０００円余りやボイスレコーダーなどの入ったショルダーバッグを盗んだなどとして、殺人と窃盗などの非行の内容だということです。
少年は強盗殺人の疑いで逮捕されましたが、その後の捜査の結果、名古屋地検は殺人と窃盗などにあたると判断しました。
また、少年が「同居している祖父に似ていたので刺した」と供述するなど、動機に不可解な点があったことから、約３か月にわたって鑑定留置が行われ、その結果、刑事責任を問えると判断しました。
これを受けて名古屋家庭裁判所は、少年を１１月２６日まで観護措置にすることを決めて少年鑑別所に移しました。
今後、家庭裁判所が刑事処分が相当と判断すれば検察庁に送り返し、起訴するかどうか検察庁が決めることになります。
◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です *リンクは来栖
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