典礼聖歌

2007-10-02 | 日録
 長江恵氏は典礼憲章を引用しながら、次のように言う。  典礼聖歌の唱和は祭儀を美しく感動的なものにするための飾りではなく、典礼行為そのものですから、「聖なるものがより明白に表現されるよう、またキリストを信じる民が(中略)・・・それにふさわしい旋律で歌おうと試みた勇気と熱意が、グレゴリオ聖歌というすぐれた教会音楽を産み出したのです。    典礼聖歌は、主に詩編にメロディをつけたものだ . . . 本文を読む

手紙でしか言えないことがある

2007-10-02 | 社会
中日春秋2007年10月2日  谷川俊太郎さんの『手紙』という詩の一節。<電話のすぐあとで手紙が着いた/あなたは電話ではふざけていて/手紙では生真面目だった> ▼のちに同名の詩集に収められるが、最初は郵政省の職員向け冊子『郵政』の一九八二年七月号に載った。きのう日本郵政公社が民営化された。四九年八月創刊の『郵政』も九月号を最後に半世紀を超える歴史に幕を下ろしたが、この機に消えたものは少なくない . . . 本文を読む